私の記憶では、学校科学部をメインに据えたテレビドラマや映画は、
多分、史上始めてだと思います。
さらに、設定が定時制高校の科学部であることが、ドラマの深みを増してくれてます。
現職時代に感動した定時制高校の多様な生徒たちの成長を扱った、
山田洋次監督、西田敏行主演の
映画「学校」を思い出しました。
私は、中学の理科教師として30年間、ずっと科学系部活の顧問をしてきました。
退職しても科学教員センターの仕事なので、胸躍らせて視聴しています。
このドラマは、第4話を終えました。
全く同じ体験ではありませんが、科学系部活に共通するところを感じ、
感動し目頭を熱くして視聴しています。
私の教え子の顔が浮びます。
精神的不安定なのですが、
放課後は科学部に来て、
三年間ずっとカルメ焼きに熱中して取り組んだ女子生徒。
場面緘黙ですが、
科学が好きで部活に熱中して、
部長になり、部員を前に話をするようになった男子生徒。
集団になじめず、学級生活がうまくいかず、
放課後になると走って理科室に来て、生き生きと活動する生徒。
などなど
科学部にあまり感心の無い方でも、
教育ドラマとして、
子どもたちは、どのようにして困難を乗り越えて成長することができるのかを考えさせられる感動的なドラマです。
ぜひ、ご覧ください。
過去放送分も、再放送、NHKブラス、NHKオンデマンドなどで視聴できます。
番組ホームぺージは下記サイトです。
次回以降の紹介が載ってます。
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https://www.nhk.jp/p/ts/11GMGMRG5V/
スタート前のドラマ情報。
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