9月5日(土)は、立川市科学教育センターの今年度2回目の講座でした。
コロナ禍、科学センター開講と重なる各校の土曜登校の増加、応募者の増加、「ヤリクリ」の大変さ・・・・などありますが、
知恵と工夫とフルパワーでがんばってます。
センター員2年目のコース「アドバンスコース」は、今回が初日
東海大学菅生高校の柳原俊郎先生による「動物の体のしくみ」
アジを解剖して内臓を観察し、さらに平衡感覚を司る「耳石(じせき)」を探すという発展的な内容です。
耳石は、美しい形をしています。
普段食べている魚は、調理の感覚で解剖ができます。
詳しく観察するといつものハラワタもいろいろな内臓でできていることがわかります。
「これ、心臓?!?」
とか、
「あ!肝臓だ。」
など、目を輝かせて、ていねいに解剖を進めていました。
そして、耳石の発見はとても難しく、ようやく見つけると感動して、宝物のように扱っていました。
こんな体験をした子どもたちは、これから生き物の見方が変わると思いました。
また、センター員1年目のコース「ベーシック コース」は
「半田付け電子工作」として、光センサーで、明るくなると鳴る電子オルゴールを作りました。
半田付けという人類の大切な技術を体験し、電子機器を自作する喜びを味わいました。
講師の奥門三千男さんは、オルゴールの歴史にも触れてくれました。
もう一人の講師堀野卓磨さんは、教師をめざす大学生で、若々しく意欲的に進めてくれました。
堀野さんは、この科学センターのOB であり、私の教え子なのです。
感無量です。
さらに、同時平行して「ロボットプログラミングコース」も、全国大会がコロナ禍で中止にもかかわらず、
30人定員に対し、96人の応募があり活発に進められています。
斉藤巧講師、今年もがんばってくれています。
立川市立小学校科学教育センターは
コロナ禍に負けず
コロナと共存して
楽しく深い科学の学びを止めず
知恵と工夫とフルパワーで
推進していきます!