全日本カウンセラー協会のメールカウンセリング
日本人は、動詞文の言葉をつかうので、初めから空間性の言葉の「音読み」の「概念としての名詞、抽象名詞」を全くの不明としています。ゆえに社会教育の余地が完全に消えて、痴呆症の根本の実体だけをつくる脳の働き方に変化しています。
痴呆症の根本の実体である脳の働き方を改善する方法をメールカウンセリングでお伝えします。
Report of a Case
私は、ミッション系女子高校の2年生です。学校から自主退学をすすめられました。
まだ結婚していないのに妊娠したことがわかったからです。
学校教育法施行規則第26条第3項に規定されている退学処分の基準に該当するそうです。
相手の男性は土木工事に従事する労働者です。彼と結婚して赤ちゃんを産むことにしました。
私の父親は官僚で、内閣を支える裏方の仕事に従事しています。
一つ年上の兄が一人います。現役東大合格を目標にしているので、一日中お勉強をしています。
私はお勉強が好きではありません。家にいてお料理やお掃除をするほうが好きです。
父から「学歴がちゃんとしていない男との結婚は許さない」言うことを聞かない娘は勘当すると罵られました。
兄は、私のことにも母親のことにも家族に対して無関心です。お勉強の邪魔をされたことに腹を立てています。
まもなく私の夫になる男性は、まじめな人で、人間としてまともな言葉を話します。
私の話を真剣に聴いてくれます。まじめに働くので労働賃金も高いのです。
私と生まれてくる赤ちゃんの生活費はなにもかも全部面倒を見ると約束してくれました。
今、私は家出をして、夫になる人の住む社宅に同居しています。
ところが、私の母親が突然死してしまったのです。夜中、ふらふらと歩いていて車にぶつかったのです。
自殺なのか事故なのか不明です。葬儀は家族葬でした。それでも、「思いのほか費用が掛かったな」父親は言いました。
「直葬でもよかったかもしれない」とも言いました。
家族葬と言っても、リビングに棺が置かれただけで、父も兄も、それを無いもののように無視していました。
私の母親は、生きている間、ずっと、父親と兄に精神的な虐待を浴びせられ続けた人生でした。
「どうぞお許しください」というのが口癖でしたし、重度の不眠症で、薬物の摂取量は過剰なほどでした。
私の母親にとって、死は唯一の救いであったと思えるのです。
心ゆくばかり眠りたかったのですから、やっと眠れたことを喜んであげたいのです。
それなのに、今頃になって、私は将来が不安でたまりません。
母親が亡くなって、私には最初から家庭などなかったことを思い知らされ、打ちのめされています。
たしかに、いましばらくは、私でも人格の素晴らしい男性と心の通い合う家庭を持つことが出来るでしょう。
しかし、高校を中途退学して、学歴もなく、働く場所もない、単なるモノとして社会に扱われる日がいつか来るかもしれない。
結婚相手の男性が、いくら高収入でも、永遠に精神面と身体を庇護し続けてくれる保証はないのです。
官僚の父親に勘当され、官僚になるであろう兄にも切り捨てられ、私は単なるモノでしかない。
私は、掃除や整理整頓が好きで得意なので、自分自身がだらしない人間であることをわかりませんでした。
しかし、現実をみることなく、なすがままに転落していった、この現状はやはり自身のだらしなさが招いた結果です。
断崖絶壁の淵に立つ自分が連想されて、身がすくむように、生きていることが怖いのです。
Disease that only speaks in verbs.
「脳の働き方」(言葉の生成のしくみ)では、三つのことが明らかです。
一つは、「言語野」は、空間性と時間性の二つで構成されていることです。
もう一つは、脳は快感原則で働いていて、ノルアドレナリンとドーパミンのセットで快感を志向する言動を生み出す。
これにより、人間は、病気も快感の対象にして、痴呆症をあらわしつづけます。
ここでは、どんな正常な知性も痴呆症によって破壊されます。
もう一つは、日本語(和語)の特質です。
日本語は、動詞文で時間性(自然性)だけの言葉です。
だから、空間性(視覚の対象)から疎外され、そして疎外しています。
これが日本人の病気(痴呆症)の実体なのです。
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