実際のドラマのラストシーンを利用して
創作でラストを考えてみました。
妄想の世界を
お楽しみ下さい。
******************************
(前回の続き…ゴヌクを衝動的に撃ってしまったモネは
ゴヌクの部屋を飛び出ていき,ゴヌクもまたモネが罪に
問われないようにと部屋を後にする。しかし,撃たれた
傷のせいで道ばたで倒れてしまう。)
ホン会長宅にて
「ソダム…?何…?まだ起きていたの?」
ホン会長の 就寝前の マッサージに 付き添っていた テラの もとへ
ソダムがやって来た。
「…ママ。」
ソダムはお気に入りのぬいぐるみを抱え目を擦りながら
テラのもとへ歩み寄る。
「だめよ。 夜更かししちゃ… 部屋へ行きなさい。」
振り返り 誰かを呼ぼうとテラが口を開き掛けたとき
ソダムが小さな声で呟いた。
「…ママ…。天使のおじちゃんが
ごめんって いったの。
もう 会えないって…。」
「…え? ソダム…?」
最初 ゴヌクに出会ったとき ソダムが 「天使のおじちゃん」と
呼んでいたことを思い出す。テラ。
何事か不安な気持ちが広がる。
ホン会長も起き上がってじっとソダムに目を注いでいる。
テラは我が子の腕をとる。
「…ソダム?」
そこへ ばたばたとウン部長が 電話の子機を手に入ってくる。
かなり険しい顔つき。
「テラお嬢様…モネお嬢様が…」
テラは電話を受け取る。
「モネ?」
全神経を集中させる。
電話の向こうでモネが泣いている。
「モネ? どうしたの? 今 どこにいるの?」
「…お…ねえ…ちゃん…どうしよう。」
「なにか…あったの?」
「どうしよう…おねえちゃん…ゴヌクさんがいなくなっちゃったの。」
「ゴヌクさんのところにいるの?」
モネ テラの質問には 返事をせずに うわごとのようにつぶやく。
「いなくなっちゃったの…私が 撃ったから…
拳銃で…撃っちゃったから…お腹から 血が 滲んで…
私…逃げたの…でも…やっぱり…心配で…戻ってきたら…
いないの…どこにもいないの…。」
(モネがゴヌクを撃った?)
(ゴヌクが怪我をしたたまま消えた?)
「モネ? そこにゴヌクさんはいないのね?
ゴヌクさんは 怪我をしてるのね?」
テラの問いかけには 返事をせず
モネは泣きながらうわごとのように
繰り返していた。
「…私…行かなくっちゃ…ゴヌクさんを探しに…きっとまだ
近くにいるわ…きっと…私には分かる…
まだ 近くにいる。」
ツーツーツー
電話が一方的に切れる。
「モネ?モネ?」
テラは涙をこらえて顔をあげた。
「ウンさん 力を貸してくれる?」
テラは目に涙をいっぱい溜めて ウン部長を見る。
「はい お嬢様。」
「モネも… ゴヌクさんも…いえ,テソンも助けなくっちゃ。
私は二人の姉だから…家族だから…。
もう2度お父様に息子を失わせるわけには いかないの。」
テラは ホン会長を振り返った。 以前のような目の輝きを
取り戻したホン会長が 深くうなずく。
************************************
勝手気ままに妄想していますが
できるだけ ドラマのラストシーンを
生かして行こうと考えています。
次回をお楽しみに~(^_^)
創作でラストを考えてみました。
妄想の世界を
お楽しみ下さい。
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(前回の続き…ゴヌクを衝動的に撃ってしまったモネは
ゴヌクの部屋を飛び出ていき,ゴヌクもまたモネが罪に
問われないようにと部屋を後にする。しかし,撃たれた
傷のせいで道ばたで倒れてしまう。)
ホン会長宅にて
「ソダム…?何…?まだ起きていたの?」
ホン会長の 就寝前の マッサージに 付き添っていた テラの もとへ
ソダムがやって来た。
「…ママ。」
ソダムはお気に入りのぬいぐるみを抱え目を擦りながら
テラのもとへ歩み寄る。
「だめよ。 夜更かししちゃ… 部屋へ行きなさい。」
振り返り 誰かを呼ぼうとテラが口を開き掛けたとき
ソダムが小さな声で呟いた。
「…ママ…。天使のおじちゃんが
ごめんって いったの。
もう 会えないって…。」
「…え? ソダム…?」
最初 ゴヌクに出会ったとき ソダムが 「天使のおじちゃん」と
呼んでいたことを思い出す。テラ。
何事か不安な気持ちが広がる。
ホン会長も起き上がってじっとソダムに目を注いでいる。
テラは我が子の腕をとる。
「…ソダム?」
そこへ ばたばたとウン部長が 電話の子機を手に入ってくる。
かなり険しい顔つき。
「テラお嬢様…モネお嬢様が…」
テラは電話を受け取る。
「モネ?」
全神経を集中させる。
電話の向こうでモネが泣いている。
「モネ? どうしたの? 今 どこにいるの?」
「…お…ねえ…ちゃん…どうしよう。」
「なにか…あったの?」
「どうしよう…おねえちゃん…ゴヌクさんがいなくなっちゃったの。」
「ゴヌクさんのところにいるの?」
モネ テラの質問には 返事をせずに うわごとのようにつぶやく。
「いなくなっちゃったの…私が 撃ったから…
拳銃で…撃っちゃったから…お腹から 血が 滲んで…
私…逃げたの…でも…やっぱり…心配で…戻ってきたら…
いないの…どこにもいないの…。」
(モネがゴヌクを撃った?)
(ゴヌクが怪我をしたたまま消えた?)
「モネ? そこにゴヌクさんはいないのね?
ゴヌクさんは 怪我をしてるのね?」
テラの問いかけには 返事をせず
モネは泣きながらうわごとのように
繰り返していた。
「…私…行かなくっちゃ…ゴヌクさんを探しに…きっとまだ
近くにいるわ…きっと…私には分かる…
まだ 近くにいる。」
ツーツーツー
電話が一方的に切れる。
「モネ?モネ?」
テラは涙をこらえて顔をあげた。
「ウンさん 力を貸してくれる?」
テラは目に涙をいっぱい溜めて ウン部長を見る。
「はい お嬢様。」
「モネも… ゴヌクさんも…いえ,テソンも助けなくっちゃ。
私は二人の姉だから…家族だから…。
もう2度お父様に息子を失わせるわけには いかないの。」
テラは ホン会長を振り返った。 以前のような目の輝きを
取り戻したホン会長が 深くうなずく。
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勝手気ままに妄想していますが
できるだけ ドラマのラストシーンを
生かして行こうと考えています。
次回をお楽しみに~(^_^)