まだ興奮が続いてるのかそれとも時差ぼけか
朝4時前に目が覚めました。
今日も晴れてでっかい朝日が昇って来ました。
思い切って下に降りて紅茶を飲みながら、いっぱい撮った写真の整理を
今回はツアーなので予定がぎっしり詰まっていてゆっくり写真を撮る暇もないので
一眼レフは持っていきませんでした。
コンパクトカメラは主人に任せて、私は大きな建物を撮るために
この前買ったなんちゃって超広角レンズをiphoneに取り付けて写してきました。
今回の旅行第1日目は朝10時25分 KLMオランダ航空でまずはアムステルダムへ
長旅なので通路側を取るべきだったのに、スタッフの方が窓側から二席にしましたよって
すぐハイって言ってしまってちょっと後悔していました。
飛行機に乗り込むといつもは私を窓際に座らせるのに、主人は私がトイレに行きやすいようにと
自分が奥に座りました。
すると私の隣通路側に外国人の青年がやってきました。
わあ、ラッキー
何かしゃべりかけようかどうしようか
でも変にしゃべりかけて相手の話していることが理解できなかったら
10時間の長旅なのでと躊躇してしまいました。
出発すると彼は電子ブックを読んでいるようです。
高度を上げて安定したところで機内食が配られました。
そこで食べ終わったころを見計らって
勇気を出して彼に話しかけてみました。
「すいません。ちょっと質問していいですか?」
「you は何しに日本へ」
はい、あのテレビ番組のフレーズです。
私は日本のどこそこを観光してきたよという答えを期待していましたが
めっちゃ早口でべらべらべらべら、、、、、、。
エンジンの音もうるさくて、まったく何を言っているか分かりません。
私の勝手な解釈では日本で買った何かの具合が悪くなって
3週間のバケーションを兼ねて修理に持ってきたんだよ。
というような???
スイスのベルンに住んでいるアメリカ人で仕事はバイオテクノロジーの技術者
日本には何度も来ていて、友だちも東京や神戸にいるそうです。
仕事の時はビジネスクラスで来れるんだけど
今日は個人で来ているのでエコノミーなんだよと。
私はスイスのベルンにも行ったことがあるので、その話や今まで行ったところの国の話をすると
ほぼすべて彼も行ったことがあって、どこもいいところですよねって。
彼は休みはいつも3週間あって、世界中30~40か国は旅行しているそうです。
最初、よくトイレに立っていくなと思って
そのうち私もついてトイレの方へ向かうと
じっと座っていると腰が疲れるので、ここで立っているんだよと。
ああ、なるほどね。旅慣れていますね。
それからは彼が立ち上がると私もついて行って
そこで腰を伸ばしたり腕を上げてストレッチしたり
ほんとだいぶ腰が楽になりました。
私は今英会話を勉強中でもっと流暢に話したいんですよねと言うと
いやいや、君は英語じょうずだよって
僕の東京の友達の英語はまったくだめだよと。
わあ、舞い上がるほどうれしかったです。
そろそろ彼が眠たそうなので、私も静かに映画を見たり音楽を聴いたり
前日も興奮してあまり眠れなかったのに
さらに頭フル回転でしゃべったので余計にエキサイト‼
アムステルダムに着くまでまったく眠れませんでした。
目の前のモニターを見ていたら
地図をぐるっと回して、今までに行ったところやこれから行きたいところ
さらに青年の両親が住んでいる海沿いの街など教えてくれました。
そういう訳で着くまでの10時間時々おしゃべりして退屈せず過ごせましたよ。
飛行機を降りる時にこちらの乗り継ぎ時間を聞かれ、2時間弱と答えると
いいね、僕は6時間もあるから今からズボンをはき替えて
アムステルダムに住んでいる友達と街歩きをするよと。
見ると下はユニクロのジャージみたいなリラックスウエアで
ああ、それではちょっと街には出れないよね(笑)
別れ際に一緒におしゃべりできて楽しかったです。
そしてもう会うこともないのに
つい英会話の先生に最後に言っていたセリフ
See you!
まったね!
と言っちゃいました。
すると彼も楽しかったよ。まったねって!
この長いフライトで私が楽しんでいる間
主人はずっと数独のパズルを延々と、、、。
皆さん、長い話に付き合ってもらってすみません。
無事乗り継いでマドリッドのホテルに着いたのは
日本時間の深夜3時半。
そしてそのホテルで最初のハプニングが!!
続きはまた明日