歯科医による治療は一応終了した。
これから、歯科衛生士による
「歯茎の健康チェック」並びに
「歯石取り」が行われるという。
ちなみにご存知の方もいらっしゃるかと思うのだが
「歯茎の健康チェック」とは
歯と歯茎の間に細い器具を差し込んで
歯周ポケットの深さを測る、というものだ。
なので
衛「少しチクチクするかもしれません」
と前置きをし
私の歯の一本一本の根元、裏表も漏れなく
チクチクチクチク…とチェックしていく。
まぁ、針みたいな器具を差し込んでたら
このぐらいはチクチクするよな、と思ってやり過ごしていたが
かつてうちの姉が歯医者に行ったとき
姉「歯医者さんは優しかったんだけどさ~!」
歯科衛生士にやられたコレがめっぽう痛かった!とご立腹であった。
姉「チクチクチクチクやりゃあがって…」
引き続き、歯石取りである。
口の端に「チョイ」と、なにやらこれまた器具を引っ掛け
水を掛けながら「チィ~」という音の出る器具で歯の根元を「チョリンチョリン」と削っているようだ。
(心の声)
ん~、これは超音波で削っているのか?
それにしても歯医者は器具ばっかりだな…
これも別に痛くはないな…
ここでまた姉の登場なのだが
姉は歯石取りがものすごく痛かったんだそうだ。
もしかしたら、彼女は知覚過敏というやつなのかもしれないが、
「終わってうがいしたら血まみれでさ~!」
「また歯科衛生士が感じの悪いBBAでさ~!!」
「もうあの歯医者には二度と行かねぇ!」
とかなりの怒りようであった。
歯医者さんが如何に上手で優しくても
スタッフのせいで患者さんを逃してるとなると
何とも勿体ない話であると同時に
その医療スタッフの一人でもあるゆりぢるとしては
これは心して業務にあたらねばならんな、
と身の引き締まる思いでもあったり、なかったり。
ちなみに姉が行った歯医者は、
今回私が行った所と同じであるのだが
おかげさまで私は痛い思いも、嫌な思いもしないで済んだようだ。
さて、全ての処置が終わり
再度歯医者さん登場。
歯「これだけ期間が空いてた割には、状態はよろしかったです」
歯「ただ、歯医者に来る姿勢としてはよろしくないです」
歯「痛くなったり、トラブルが起こる前に定期的に受診するようにして下さい」
と、まぁ、予想通りの締めのお言葉を頂いた。
歯「目安としては、4ヵ月後ですかね」
私「わかりました~」
返事はよい。
だが、理解は悪い。
うちの患者によくいるタイプだ。
朱に交わって、赤くなってしまったようだ。
だって、何年も行かなかったのに
いい状態を保てていたと誉めてもらったのに
たった4ヵ月後に行くかね?
あの、終始調子のよい、軽~い感じの歯科医の兄ちゃんが
4ヵ月後に治療効果の切れる呪いでもかけてたら
予言通り予約の電話をかける羽目になるのだろうが
私がまた音信不通になっていたら
あなたの治療は上手くいっていた、ということで
自信を持つがいい。
歯医者さんより歯科衛生士さんの方が当たりじゃないと辛いかも。
だって歯医者さんが出張ってくるような治療は痛かったら麻酔という手もあるけど、
歯科衛生士さんがやる作業って痛くても我慢するしかないですもんねー💧
まぁとりあえずは治療が終わってなによりです😁次は4カ月後じゃなくて4年後かな…?
オリンピックか!
これってもしかして看護師にも言えるかも??
採血とか点滴とか、下手な看護師に当たったら
トホホですよね…
しかも「血管が細い」だの、「見えない」だの
「血管に入ったけど血管の壁が脆いから漏れた」だの
「こっち(患者)のせいかよ!」ってツッコまれても仕方がないような言い訳をすることが
あるような、ないような、やっぱりあるような…😅
注射を打つ前から「キライなのよね~!だって痛いじゃない」とキレ気味におっしゃられるお婆さまもよくいらっしゃいますが
そう言われた時には
「そうですよね~私も注射するのは嫌いですよ~。だって、痛いって言われて嫌われるじゃないですかwww」
と返すと大体黙ってしまわれます。