あれですよ!あれ!
日常生活における最大の敵。
じょうじ。
一般的には…
昨夜の話である。
最初に見つけたのは次男。
限りなく天井に近い壁の部分に3cm程のチャバネGが…
次男「うわっ!じょうじ!」
まったりしていた一同騒然。
母「ちょっとー!長男、捕まえてよ!」
長男「いやー、俺が捕まえるにはちょっと場所が高過ぎるな」
↑やけに落ち着き払っている
母「新聞紙、新聞紙…いや、でもバシッてやってその後どうする?どうする?」
ちなみにGの下には兵長さん宅が…!
くうぅ…かくなる上は…
コレだぁぁ~!
と先端を外した掃除機を持ち出す母。
次男「おぉ!お母さんが最終兵器を!」
長男「掃除機を近付けてからスイッチを入れるんだ!」
長男「なぜなら!ゴキブリは触角で音を感じるのである!(テラフォーマーズのナレーション調)」
言われた通りにノズルをソロリソロリとGに近付けスイッチオン!
ズォォォオオ~~~~
ヤツも必死に逃げるが
角まで追い詰めて吸引…!
母「…で?この後どうする?」
母「スイッチ切ったら出てくるんじゃないの?」
母「あ!あれだよ。あれ。掃除機のホースに向かってコックローチ噴射して吸わせようぜぇ」
長男に命じて、掃除機のホースに向かって
コックローチ噴射!
あたりまえだが、掃除機の排気からコックローチも排出。
母「うおぉぉ~クセェ!」
長男「毒ガス、毒ガス!」
次男「自分たちも死んじゃう、死んじゃう!」
慌てて換気。
あとは、さっさとこの掃除機のゴミパックを
ビニール袋に詰めて廃棄するんだ!
と、掃除機のホースを根元から外したところ…
この時ほど、掃除機のゴミはもっとマメに捨てとくもんだ、と思ったことはない。
ゴミがギュウギュウ詰めで、
あろうことか、Gは満員電車に無理やり乗ろうとしている最後の人みたいになっている。
すぐそこじゃ~ん…!(T-T)
ちょっとー!これどうする?
よーく見ると、わずかに触角と口が動いている。
ふぉぉぉおお~…
母「虫の息だよ~」
長男「虫だけにね!ア~ハハハハ!」
母「じゃじゃじゃじゃ!なんか棒状の物で突っついて奥に突っ込もう」
長男「棒?割り箸とか?」
母「じゃじゃあ、この広告の紙を細く丸めて…ズボッ」
長男「で?掃除機からなんか生えてるみたいになっちゃったけど?」
母「くぅぅ~!こうしてやる!」
紙の棒を無理やり曲げて丸めて掃除機の中に押し込んだ。
そうして、ようやく紙パックの交換にこぎ着けた。
たかが3cmの虫でこの騒ぎ。
それにしてもGのこの破壊力。
さすが火星に行って進化を遂げる奴らは違う。
敵ながら認めざるを得ない。
わからない方への説明。
「じょうじ」とはテラフォーマーズという漫画に出てくる
Gが進化して人間のようになった生き物がしゃべる言葉。
転じて我が家ではGのことを「じょうじ!」と呼んでいる。
この漫画が大好きな長男と次男は
しょっちゅう2人で
「じょうじ!」「じ じょうじ!」と
謎の言葉でしゃべっている。
画面左から
次男・長男・ゆりぢる
テラフォーマーズより
敬意を表していろいろお借りしました。
長々と騒いでいますが、
結局ゴキブリ退治の話でした。