バレンタインデー

私は義理チョコ反対派なので
最低限のチョコレートしか買わないのだが

金曜日にヨーカ○ーの特設チョコ売り場に行ったところ、
もうほとんどが「ご好評につき完売いたしました」と書いてある。
ほぼ売り切れ状態、というやつだ。

なんで！？
バレンタインデーは日曜日なのに、もう売り切れ？
と憤慨したのだが、日曜日だからこそ、
職場や学校？で義理チョコなり本命チョコなりを渡す人は
もうとっくに買い終わってる、ということだ。

私も以前は一応職場のドクターに義理義理チョコを配っていたのだが、
なんで私より全然給料たくさんもらってる人たちに
チョコ買ってやらなあかんねん！
だいたい、「いつもお世話になってるんで…」って
外来で私が世話してやってるんじゃねぇか！
と思いだしたら
「やってられっか！こっちがもらいたいぐらいだわ！」

ちょうど去年はバレンタインデーが土曜日だったこともあり
すっぱりと義理チョコから撤退してしまった。

そしたらなんとホワイトデーに
チョコをあげていないドクターに
「コレドウゾ」とお返し的な物を渡されてしまった。

「いやいや、私あげてないんで」と言うと

「いえいえ、いつもお世話になってるんで」

出来た人である。
卑屈な私とは大違い。
もしかしたら私の心の叫びが聞こえてしまったのかもしれない。

今でこそ「友チョコ」だの自分への「ご褒美チョコ」だの言われているが
それって結構前からあったよね？

自分が中学生の時にも、チョコは買いたいけど
あげたい男子いないし～という女子からなぜか標的にされ、
これが私のモテ期ですか？ぐらいにチョコをもらったことがある。

そのチョコレートの呪縛だかなんだかわからないが
その先10年以上に渡って女子からしかモテない、という
不遇の時を過ごすことになる…(涙)

エレンくんのお買物。

兵～～～長～～～

















兵長～～～～～～










あぁ～間に合った…


はい、兵長。
バレンタインデーのチョコレートです！


おいおい、どんな嫌がらせだ？これは…
てめぇはいつから乙女になった？
てか、とりあえずカゴをおろせ。


あ、は～い。
今どきは義理チョコの他にも友チョコとかご褒美チョコとか
いろいろあるんですよ～


じゃあこいつは一体、何チョコなんだ？


う～ん…躾チョコ？
はい、どうぞ。

躾られチョコだろ…
立体機動で何買いに行ってんだよ




なぁ、エレンよ。
俺は甘いもんは苦手なんだよ…
まぁせっかくだから1個は頂くが…
クソ甘ぇな。


えぇ！そうだったんですか！(棒)
せっかく王都まで買いに行ってきたのに！
もったいないなぁ～。
もったいないなぁ～。


じゃあ後の残りはてめぇが食え。
ご褒美チョコとやらだ。


えぇ！いいんですか～(棒)
こんな高級品、初めて食べます！
兵長へのおつかいです、って売ってもらったんですよ。


てめぇ、金なんか持ってたのか？

ハンジさんが実験頑張ってるから、ってお駄賃くれました！





こいつ、絶対自分で食うつもりで買ってきたな…

今日も下らない我が家。

長男、来週から期末テストらしいんですけど
全然勉強している気配がないんです。

「ちょっとあんた！来週試験でしょー？」
「う～ん、大丈夫、大丈夫。数学は公式さえ覚えておけば…」

「そんなこと言って、下らない計算間違いとかしてんじゃん！」
「あ～そうなんだよな～ケアレスミスが…エアロスミスが…」

下らない、下らないよ！
あまりに下らな過ぎて、おかーさん大笑いしちゃったよ。

わざわざ言い直してのエアロスミス。

こんな、ところで中学生のダジャレのネタにされるなんて
そりゃスティーヴン・タイラーの口もあんぐりだわ。

風邪ひいちゃったよ

昨日やたらとくしゃみ・鼻水が出てきて
「早速花粉症か？」と思っていたのだが

花粉レーダーとも言うべき旦那さんの鼻はまだ無事であり
コレは一体…？と思っていたら

夜から咳がゴホゴホ出始めて
今日になったら熱が出てきた。
どうやら風邪ひいちゃったよ。

インフルエンザにしては、熱にパンチがなく
ずっと37.5℃。

この間、次男の小学校の係の用事で出掛けた時に
狭い教室に大量の母親たちが一堂に会して
係の引き継ぎなんてやってたのが
どうやら敗因らしい。

病院の百戦錬磨のウィルスには強いのに
一般人の普通の風邪ウィルスには勝てなかったようだ。

今日が休みでよかった。
幸い、風邪薬のストックも充分にあるので
安静という名のプチ引きこもり中。

背中や腰が痛いのは、
ずっと寝ているせいだと思いたい。

米を買うと思い出す

今は亡き、格の進。
なぜかスーパーのビニール袋を噛みちぎるのが趣味で

買い物に行ってきて品物を袋に入れっ放しにしておくと
いろいろ噛まれてモノによっては大変な目にあわされた。

そのひとつが米。

安いときに買っておいて重たいから後で持って行こう
なんてそこいらへんに置いておくと
ネコ故にどこからともなく近付いて
ガブッと噛み付き、そして食いちぎるので
辺り一面米だらけになっていたことも一度や二度ではない。

なので買い置きの米はいつもドアが閉めてある
旦那さんの部屋に一時保存されていた。

そして困るのが詰め替え用洗剤。
あのプニョプニョしたパッケージに入っているやつである。

買ってきてうっかり置いておくと
「ガブリ」
中のパッケージにも穴が開いて中身が
「ジャー」

中身が洗剤なものだから
床にこぼれてヌルヌルのあわあわになってしまった。

これも購入したらさっさと棚の中にしまう、という緊張感があったのだが

昨日、米を買ってきて
「あ、もう隠しておかなくていいんだ～」と
ちょっとおセンチな気分になってしまったでやんす。

寂しいとか、悲しいとかそういうのとはまた違う、
「そういえば、そうだったよなぁ。ふふっ…」
という懐かしい感じ。

私も悲しみから解放されて
カクも苦しみから解放されて…
これがきっと、生きていくということ。
死んでいくということ。
忘れるのではなく、
思い出として昇華されていく。

うちの庭にて、勝手に増えていく花。
最初はどうやら母が植えていったらしい…