オイラは今上天皇である平成天皇は、
尊敬もするし、親しみを持つが、
昭和天皇については、
どうしても違う感覚を持っている。
8月に入ると、
急に戦争の話題が流れてくる。
広島・長崎の原爆投下、
終戦記念日と続くからだ。
テレビのそういう番組を見ると、
またいろいろと考えさせられるのである。
先の太平洋戦争。
昭和天皇に戦争責任は
あったのか、なかったのか?
オイラはあったと思う。
確かに開戦期は、ハルノート等で
日本が戦争しか進む道は無いと
実質追い込まれたようであり、
国民の多くが戦争突入を支持したらしい。
しかし、中盤、終盤では
日本の負けは確定したので、
できるだけ犠牲を払わずに
天皇は強行に戦争終結を
宣託すべきであった。
ミッドウェー海戦終了時が妥当である。
それが、絶対防衛圏内の海戦、
沖縄戦、本土空襲、原爆投下と
ズルズル引きずり、
本当に多くの国民が
死んでしまったのである。
本当か嘘かわからんが、
その時、天皇は最後まで
国体固持を中心に考えてたと
言われている。
国体維持とは、
天皇制の維持のことであり、
三種の神器を守ることである。
そう、先の天皇は本土決戦において、
国民よりも、
むしろ伊勢神宮や熱田神宮に
納められている神器を
心配したらしいのだ。
それらの一つでも
アメリカに奪われれば、
2000年続いた天皇制は終わりだからだ。
それでは天照大神をはじめ、
神武天皇以下の祖先に申し訳が立たないと、
こればかり考えてたとも言われている。
(あくまでも言われているということにしよう)
つまり、その時の天皇は、
極端な言い方をすれば、
ご自身の命よりも、
その三種の神器の方が大切だと
思ったに違いない。
とにかく自分の代で
長年続いた次期天皇につなげる
神器を無くすことは、
何よりも恐れたのである。
それほど固執する三種の神器は
源平合戦の壇ノ浦の戦いで
その二つが安徳天皇と共に
海に消えてしまっているのだが・・・
当時の昭和天皇は、
国民よりも祖先をみていた・・・
そう考えると、
多くの犠牲者が
あまりにも可哀想ではないか!
天皇には実質、事を動かす力は無かった
と言う人もいるが、
そうは思わない。
226事件の時の天皇の強行な姿勢にも
あるように、可能だったはずである。
昭和天皇の決断次第で
もう少し早く戦争を終結させる
ことができたのだ。
統帥権を悪用した陸海軍の
責任は特に大きいが、
国体固持に固執した昭和天皇の責任も
重いとしかいいようがないのである。
【ヒゲ親父】
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尊敬もするし、親しみを持つが、
昭和天皇については、
どうしても違う感覚を持っている。
8月に入ると、
急に戦争の話題が流れてくる。
広島・長崎の原爆投下、
終戦記念日と続くからだ。
テレビのそういう番組を見ると、
またいろいろと考えさせられるのである。
先の太平洋戦争。
昭和天皇に戦争責任は
あったのか、なかったのか?
オイラはあったと思う。
確かに開戦期は、ハルノート等で
日本が戦争しか進む道は無いと
実質追い込まれたようであり、
国民の多くが戦争突入を支持したらしい。
しかし、中盤、終盤では
日本の負けは確定したので、
できるだけ犠牲を払わずに
天皇は強行に戦争終結を
宣託すべきであった。
ミッドウェー海戦終了時が妥当である。
それが、絶対防衛圏内の海戦、
沖縄戦、本土空襲、原爆投下と
ズルズル引きずり、
本当に多くの国民が
死んでしまったのである。
本当か嘘かわからんが、
その時、天皇は最後まで
国体固持を中心に考えてたと
言われている。
国体維持とは、
天皇制の維持のことであり、
三種の神器を守ることである。
そう、先の天皇は本土決戦において、
国民よりも、
むしろ伊勢神宮や熱田神宮に
納められている神器を
心配したらしいのだ。
それらの一つでも
アメリカに奪われれば、
2000年続いた天皇制は終わりだからだ。
それでは天照大神をはじめ、
神武天皇以下の祖先に申し訳が立たないと、
こればかり考えてたとも言われている。
(あくまでも言われているということにしよう)
つまり、その時の天皇は、
極端な言い方をすれば、
ご自身の命よりも、
その三種の神器の方が大切だと
思ったに違いない。
とにかく自分の代で
長年続いた次期天皇につなげる
神器を無くすことは、
何よりも恐れたのである。
それほど固執する三種の神器は
源平合戦の壇ノ浦の戦いで
その二つが安徳天皇と共に
海に消えてしまっているのだが・・・
当時の昭和天皇は、
国民よりも祖先をみていた・・・
そう考えると、
多くの犠牲者が
あまりにも可哀想ではないか!
天皇には実質、事を動かす力は無かった
と言う人もいるが、
そうは思わない。
226事件の時の天皇の強行な姿勢にも
あるように、可能だったはずである。
昭和天皇の決断次第で
もう少し早く戦争を終結させる
ことができたのだ。
統帥権を悪用した陸海軍の
責任は特に大きいが、
国体固持に固執した昭和天皇の責任も
重いとしかいいようがないのである。
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