てんもく日記

ヒゲ親父が独特の感性で記録する日記。このブログがずっと未来に残るなら、子孫に体験と思いを伝えたい。

ブラオイラ#15(倶利伽羅峠編)

2015年05月06日 21時00分00秒 | 【ヒゲ親父】ブラオイラ
倶利伽羅峠は何かと深い・・・。
深いんだよな~。

まずは石川県側の竹橋口にある源平の郷に


有名な火牛ですね。


資料展示物を見学

このジオラマを見ていつも疑問に思う

この加賀越中境の北国街道は
なぜわざわざ道険しい峠越えとなったのだろうか?
比較的平地の下に道が出来てもよかったはずなのに。
(ふ・し・ぎ

さて、峠道を登りますか。

ん!?こんなのあったっけ?

棚田ビュースポット?

日本の棚田百選でここは奥山田だって。

・・・・・・・・

さらに車で登ると、

出ました倶利伽羅不動寺です。
今から約1,300年前の養老二年(718)に中国から渡来したインドの高僧が彫刻された尊像を、元正天皇の勅願により奉安された事が始まり。

古いお寺なんですね。


「煙を頭に頭に!」って子供か!(頭がよくなる言い伝え)



100円払って線香のでかいのを。


おみくじは・・・・

吉!2番目にいいんだぞ!

お参りもして
不動寺をあとにした。

そして
倶利伽羅古戦場が出てくる。





もっと倶利伽羅合戦のことを詳しく知りたいと思っている。

そしてこれが・・・、
おそらく県内で唯一現存する
昔のままの北国街道の姿です。

これは貴重です!
この場所は貴重ですぞ!

戦場の方をもう少し進むと
立派な石が横たわっていた

平氏側の本陣跡か。

こういう案内板を興味津々で全部読んじゃう


とにかく関ヶ原古戦場などと違って
この倶利伽羅古戦場の戦場はとにかく狭い。

この狭い場所で両軍併せて10万以上が戦ったのだから驚きだ。


有名な火牛の計が本当にあったかどうかは
オイラは怪しいと思ってるけどね。


しばらくいくと

松尾芭蕉の奥の細道で詠んだ句一覧が。



芭蕉が石川県内で詠んだ中でオイラが好きなのは、
「むざんやな 甲の下の きりぎりす」です。(甲=かぶと)

さて富山県側に入りもっと進むと・・・、

一里塚跡(へいへい、なんでもあるね

さらに進むと、道路から脇に延びる古道が、
ここは峠茶屋があった道だって。
(ここは初めてだ

進んでみる


これが峠茶屋があった場所

おおおぉ~(感動している)

その横に建物があって


中にパネルや写真が

(昭和34年までやってたとのこと)

この茶屋は参勤交代の頃からはじまり、かの十辺舎一九がここを訪れ、
東海道の茶屋と変わらぬ良き茶屋なりと褒めている。
(すげー!)


感動していると、そこにノートが・・・

あぁ、訪れた人が記念に書くやつか・・・


オイラ書いたぞ!

H27.5.6 くりから峠はまことに奥が深い (ヒゲ親父)
誰か確かめておいで


しかし昼間とはいえ、誰もいないこういう場所は、
なんか気味が悪いものだ。

早々に退散した。


車で富山県へ小矢部市に下りてきました。


近くに埴生口の源平の郷があったので入ってみる。


小矢部市は
どうやら義仲と巴を推しているらしい。


ほらね。

もう少し上手な方が書けばよかったような・・・

でも・・・

大河になっても小矢部が絡むのは一瞬だけのような・・・イヤっ何でもありません!


そして駐車場にあるこれに驚いた!


えぇ~!!!


まじか!


で報告終わり。(唐突


さて、
長々と倶利伽羅峠の事を書いてまいりました。

さらにいろいろと知りたいことが出てきました。
・義仲と巴の事
・倶利伽羅の合戦のより詳しい事(流れ、特定の場所)
・あの峠茶屋の事
・不動寺の事、等々

それにしても、
ここには好奇心をそそるものがいろいろとある。
深~い場所です。


あ~疲れた
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コメント (2)
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ブラオイラ#14(津幡・小矢部トンネル編)

2015年05月06日 17時40分03秒 | 【ヒゲ親父】ブラオイラ
GW最終日、
今日も出掛けたオイラ一人で車でブラブラ・・・ブラオイラ!


幼少の時、
親がよくドライブに連れていってくれた。

そんな中、富山との県境の倶利伽羅峠にも何度か行ったと思う。

倶利伽羅峠口あたりに
国鉄北陸本線がトンネルに入る場所があった。

正直言うと、子供の頃この場所が恐かった。


不気味なトンネルで
なにか、その暗闇に吸い込まれそうな感じがした。

イメージとしてこんな感じ

(出発前に描いておいた)


そのうち富山へは新しい道路もできて、
この風景を見ることもなくなった・・・・・・・・・・。



今日は津幡から小矢部までドライブしたのだ。


では前編分(トンネル編)をGO!

まずは、東インターチェンジ付近の
トラックステーション


チェッカーズが来た場所→若かりし日の出来事


森本である。
ここの陸橋もずい分変わったなぁ~。

昔は車がすれ違うのにギリギリの陸橋だったのに。

さらに、進むと、
旧北国街道の面影が残る金沢下口往還

いいね

どんどん進んで、
こっち方面に来たら思わず寄っちゃう定番のここ


開業からもう2か月になろうとしてるのに・・・

みんな新幹線が大好きです。

このトンネルもかっこいいね。


きたきたー!

新幹線の見える丘公園を後にして

問題の場所に近づいてきた。

なんとなく記憶にある風景。

ここか・・・。


これだね。

相変わらず不気味なトンネルだ。

しばしオイラはこの場にたたずんで
2つのトンネルの穴を眺めていた。
(通りかかった車の運転手、変に思ったかな?)



手前の倒れかった構造物、
あの頃からあったものだろうか・・・

しばらくして倶利伽羅峠に向かう

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(倶利伽羅での話は次回報告)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



倶利伽羅峠から小矢部に出た。

行かねばならないトンネルがある。


これを見てくれ。


北陸新幹線が当初のルート通りだったら、
東京-金沢間は2分くらい短縮できたんじゃないだろうか。


わざわざ大きく蛇行したのはいろいろ理由があるらしい。
(理由は省略)

その為、無駄になったトンネルがある。

小矢部の宮島渓に向かってどんどん進み。


わお~宮島渓

・・・を横目で見ながら
まだまだ進むと、

その問題のトンネルはここにある。



でたー!加越トンネルだ。


もっと近くで見たかったが、
近づく勇気がないヘビ系がいそう・・・


<ウィキより>
加越トンネル(かえつトンネル)は北陸新幹線の新高岡駅 - 金沢駅間に建設中だったトンネルである。ルート変更により営業に使用されることなく放棄された。
既に建設に投入された8.8億円は、富山県が負担することが決定された。
(あ~もったいない

今回はトンネルに注目してみました。

(次は倶利伽羅峠編
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ブラオイラ#13(山中温泉編)

2015年05月06日 00時10分00秒 | 【ヒゲ親父】ブラオイラ
続いて山中温泉にやってきた。

温泉街の道路は
車窓から見る限りお客さんで大混雑って程でもなかった。

新幹線効果も
さすがにここまでは、
ある程度というとこであろう。


山中温泉。

あの松尾芭蕉が奥の細道で
わざわざ加賀路から逸れてまでも来た場所である。

しかも7月27日から8月5日までという長い滞在。

そこで詠んだ一句
「山中や 菊は手折らじ 湯の匂ひ」

その意味は、
「山中の湯に浴せば中国の菊茲童が集めた不老長寿の菊の露を飲むまでもない」
という長寿を得るという意味です。

オイラ達は
まずは道の駅に入った。


いきなり目に飛び込んできたのはこの電車


知らなかったな~。
昭和46年まで大聖寺駅~山中温泉間に電車が通ってたなんて


隣接するゆーゆー館で遅めのお昼を食べました。

おろし蕎麦とおにぎり

昼食後しばらく歩くと、
おそろしい階段が・・・、

危なすぎるやろ!高さ3mくらい

上からの角度で

(おいおい

まっそれは置いといて、
もう少し進んで

この地のメイン名所、こおろぎ橋をめざします。


この坂を下りるとあります。



新緑と木造の橋がなんとも映える


鶴仙渓


実にいい場所です。
松尾芭蕉の長期滞在もわかるような気がしました。

温泉旅館は、この川沿いに建っており、
窓越しから見る風景は格別なものがあろうと思われます。

一度泊まってみたいな~
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