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和貴の『 以 和 為 貴 』

【論語 二十九日目】 温 故 知 新


温 故 知 新

 
「子 曰(のたま)わく、古きを温(たず)ねて新しきを知る、以て師と為るべし。」


■その意味は?

①古人の書物に習熟して、そこから現代に応用できるものを知る。そういう人こそ人々の師となる資格がある。

(加地伸行全訳注 「論語」より)

②古いことを尋ねてそこから新しいことを知る者は、人の指導者となることができる。

(「論語」一日一言より)


■感想


この句の意味するところは、永い歴史を有するわが国にとっては非常に大きい意味合いを含んでいる。これまでの私は、"古き"といえば戦後間もない(昭和20年以降)日本のことのように思ってきた。またそういう教育環境で育ってきたともいえる。杜撰な歴史教育、そして杜撰な国語・道徳教育と、これらのことを自分なりに深く考えてみた結果、聖徳太子の「和ヲ以テ貴シト為ス」という句にたどりつくことになる。

さらに "和の心" を形成するもっとも大切な三つの要素といわれる、神道・仏教・儒教の精神は、憲法十七条冠位十二階によって初めて名文化されることになり、先人先祖たちは永い歳月を我々子々孫々に遺してくださったのだ。

温故知新とは、ただ書物を読む、また古の歴史を知ることではなく、深く先人先祖の気持ちを知ることが何よりも大切であるのだと、痛切に感じさせて頂いた。

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