和貴の『 以 和 為 貴 』

論語:178日目 愛して能く労する


愛して能く労する


「子 曰(のたま)わく、之を愛して能(よ)く労(ろう)せしむること勿(なか)らんや。忠にして能く誨(おし)うること勿らんや。」


■その意味は?

孔子(先生)が言われた。

『わが子を可愛がるばかりで、苦労をさせないということがあろうか。まごころを尽くすばかりで、道理を説くことがなくてよいものか。』
  

■感想

「ゆとり」の意味を履き違え、こどもたちから「学問の自由」を奪い、「知識の押し込み」に躍起となることが本当にわが子を愛していることに繋がるだろうか?

いつまでも好景気な世が続くはずもなく、いつまでも平和な世が続くはずもない。

その世代その世代の人々が、自らの頭で考え、自らの手で拵えていくものであり、憲法にも明記されているが如き、教育の根幹ともいえる「学問の自由」を奪うことは、決してあってはならない。


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コメント一覧

ゆぅすけです。
尊徳さん!コメント有難うございます。
http://blog.goo.ne.jp/yusuke1012/e/022c47596a264b0b067d7176c21f9a93#comment-list
本学と末学・・・

尊徳さんが以前、私に教えてくださったことを思い出しました。

本学どころか末学さえもままならない状態の私でしたが、とにもかくにも本末転倒に陥らないことを肝に命じ、今後も反省と感謝に努めてまいりたいと思います。

有難うございました(^O^)
尊徳
そうですね!
学問は何のために行うのか? 教師はもちろん親もこのことを子に教えていないように思います。
僕にとっての学問は「人生の艱難辛苦を乗り越えるため」この一点です。
もちろん、それぞれ学問に対しての考え方があっていいと思いますが、立身出世のためだけでないことは確かですね。
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