君子は争う所無し
「子曰わく、君子は争う所無し。必ずや射か。揖譲(ゆうじょう)して升下(しょうか)し、而(しか)して飲ましむ。其の争いや君子なり。 」
■その意味は?
教養人は角突き合わせて競争するようなことはしない。強いていえば射の試合のときぐらいか。礼儀を守って昇り降りし、(負けたほうが)酒を飲まさせられる。(すなわち)その試合は(優雅に楽しむのが目的であり)いかにも教養人のものらしい。
教養人は角突き合わせて競争するようなことはしない。強いていえば射の試合のときぐらいか。礼儀を守って昇り降りし、(負けたほうが)酒を飲まさせられる。(すなわち)その試合は(優雅に楽しむのが目的であり)いかにも教養人のものらしい。
(加地伸行全訳注「論語」より)
( 射礼の様子 )

■なぜ好きか?
決して争わない、それは何事においても争わない"術"を知ることである。
( 射礼の様子 )

■なぜ好きか?
決して争わない、それは何事においても争わない"術"を知ることである。