前回の記事、教育ニ関スル勅語(教育勅語)のつづきであります。
⇒テレビ東京 『園児に「教育勅語」 安倍政権の支持勢力が…』
と題した番組が、8月25日に放送されました。その番組内では、教育勅語の全文や現代語訳を紹介するわけでもなく、いつものことながら、テレビ局の主観に基づいた番組構成となっており、視聴する側に考える余地を与えようとしない内容だと感じました。
番組内で、「教育勅語は軍国主義の根幹」と言っていますが、そのようにしか捉えることができないのは、現代わが国における"教育制度"において、「子供の教育に政治が深く関与しなければならないのだ」というイメージが焼きついているからではないでしょうか。
教育勅語が公布された明治期から、廃止された昭和23年までを考えますと、子供教育に政府が深く関与していたということは、あまり考えにくいものです。その理由としましては、各地域において大人たちや親御さんたちが、子供の教育をきちんと支えてきたからだと思うのです。いじめがあったからといって現代のように教育委員会がしゃしゃり出てくることもありません。
簡単にいえば、現代目線で当時を振り返ろうとしても、それは"暗闇の中の出来事"と、捉えることしかできないということであります。
ですから、当時を生きた人々の気持ちというものを深く知ることから始めないといけないわけでありますが、戦時中と現代とでは時代背景というものがかけ離れすぎていて、なかなか当時を"知る"というのは難しいことだと思います。
しかしながら、この教育勅語を深く読むことによって、当時の情景や風景というものが脳裏に浮かんでくるのです。当時は現代よりも何倍も何十倍も貧しかったはずなのに、学校へ通う子供たち(われわれのお爺ちゃんお婆ちゃん)は、おそらく笑いに満ち溢れていたことでしょうね。
そして長い年月が過ぎ、この塚本幼稚園に通う子供たちも、きっと笑いに満ち溢れていることでしょう。そんな子供たちにとって、明るい世の中でありますように・・・と祈らずにはいられません。
「教育勅語は軍国主義の象徴」という者たちに翻弄されることなく、そして戦争要員でもなく、また経済的奴隷でもなく、真の日本人としてたくましく育ってほしいものであります。
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ゆぅすけです。
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