2018.5.1 産経ニュース
東京MXテレビ(MX)の情報バラエティー番組「ニュース女子」の放送が先月末で終了した。同番組をめぐっては、沖縄基地反対運動に関する内容について、放送倫理・番組向上機構(BPO)が放送倫理違反と人権侵害を指摘したことが記憶に新しい。放送終了の背景に何があったのか。番組制作を担ったディーエイチシー(DHC)グループ会長、吉田嘉明氏がついに沈黙を破り、iRONNAに独占手記を寄せた。
問題となったのは、沖縄の米軍基地反対運動を取り上げた昨年1月2日放送の「ニュース女子」だった。沖縄・高江の米軍ヘリパッド建設をめぐり先鋭化する反対運動の特集で、VTRで「(運動参加者が)日当を貰ってる!?」などと表現、反対派による救急車の運行妨害などを伝えた。
これについて、BPOの放送倫理検証委員会は昨年12月、事実に基づかないとして「重大な放送倫理違反があった」との意見書を公表した。また、3月8日には、BPOの放送人権委員会が、市民団体「のりこえねっと」の辛淑玉(シン・スゴ)共同代表について「基地反対運動の黒幕」と受け取れる内容になっていたとして、名誉を毀損(きそん)する人権侵害があったと認定した。
吉田氏は手記の中で、BPOについて「委員のほとんどが反日、左翼という極端に偏った組織」と痛烈に批判。「私どもはわが同胞、沖縄県民の惨状を見て、止むに止まれぬ気持ちから放映に踏み切ったのです。これこそが善意ある正義の行動ではないでしょうか」と綴り、BPOの勧告に真っ向から反論した。
以下省略
【 所 感 】
「倫理」と名のつく団体だから・・・
「平和」と名のつく団体だから・・・
「経済」と名のつく団体だから・・・
もうそろそろ、こうした団体のほとんどが、マガイモノだということを認識していかなければなりませんね。
そして左・右関係もなく、さらには日の丸や皇室を利用する団体もあったりしますからね。
どのみち、ほとんどのものは、わが国にとって無益なものだと思われますが、今回のDXテレビに対する放送倫理・番組向上機構(BPO)の決定においては、その理事会・委員会の顔ぶれからみてもすぐに、「既存メディアとの癒着だな」と認識することができると思います。
「癒着」というのは、本来結び合うことがない双方が、倫理に反することだと分かっていながら、互いの利害のために結びつき合うことをいいますから、まさに
「BPOは正気か!」
のDHC会長の発言に、頷いちゃいました。
【ニュース女子〜沖縄取材第2弾〜】#101
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