【中日】20立0浪監督の「8計画」今季は達成者ゼロ 野手陣に奮起促す
愛知県歯科医師会の内堀会長(左)と握手を交わす立浪監督
中日の選手、コーチ、スタッフの計43人が8日、ナゴヤ球場に隣接する屋内練習場で歯科検診を受けた。運送業者になっていた中日・門倉 愛知県歯科医師会が80歳まで20本の歯を保つことを提唱する「8020県民健口(けんこう)大使」を、立浪和義監督(53)が現役引退後から13年間も務めている縁もあり実施。一般の歯科検診だけでなく口腔機能検査も行われ、同会のスタッフ26人が対応した。
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指揮官は「歯は健康と密接につながっているので大事。こうやって厚意で選手にも歯の意識を持ってもらおうと、ボランティアで来てもらって非常にありがたい」と感謝した上で「ドラゴンズの選手がそういう意識を持つということは、名古屋の方々も多少なりとも影響はあると思う」と歯の大切さを訴えた。 現役時代から歯への意識が高かったミスタードラゴンズは「痛みがあるとプレーに集中できない。食べることも消化が悪くなるし、疲労にもつながる。睡眠にもかかわる。痛くなってからでは遅いので、すごく意識するようになった」と明かす。
しかし、開幕前に同会主催のトークショーで80打点20本塁打の達成者が3人ぐらいほしいと目標を掲げていたが、結果は0人。今季最下位から来季V奪取のために「2人ぐらいは80打点、20本ぐらいは打たないと苦しいので、それを目標に頑張っていきたい」と野手陣に奮起を促した。