中日は今季最終戦となった2日の広島戦(マツダ)に3―0と完封勝利で締めくくった。プロ初先発した根尾が、3回1安打無失点と好投を披露。2番手・柳が4回2安打無失点の力投で、今季9勝目をマークした。打線は13安打で6回にビシエド、高橋周の連続適時打で2点を先制すると、9回は溝脇の適時打で追加点を奪い、そのまま逃げ切った。 以下は今季66勝75敗2分けでリーグ最下位となった立浪和義監督(53)との主な一問一答。
――プロ初先発の根尾は落ち着いていた 立浪監督 そうですね。変化球で空振りが取れていたが、これから徐々にいろんな真っすぐの精度であったり、変化球の切れとか、もっと(課題が)出てくると思う。これからフェニックス(リーグ)も行くが、秋とこのオフは根尾にとっても成長する過程の中で、非常に大きいと思う。もちろん、そう焦らず、まだ(投手に)代わったばかりなので、期待はしている。
――根尾の一番の課題は 立浪監督 今日は球数、イニングというよりも50、60球をメドにしていたので、これからは投げるスタミナも含めて真っすぐのキレも含めてたくさん課題はある。これで満足してもらっては困る。もっと安定感が当然出てくると思うので、もちろん期待はしている。