【ヤクルト】無傷3連勝で29年ぶり2年連続日本S進出 村上ボテボテ打に気迫ヘッスラで逆転劇
ヤクルト対阪神 日本シリーズ進出を決め胴上げされるヤクルト高津監督(撮影・江口和貴)
<セ・CSファイナルステージ:ヤクルト6-3阪神>◇第3戦◇14日◇神宮 ヤクルトが3連勝で、CSファイナルステージを突破した。2年連続日本シリーズ出場は、野村克也監督が率いた92、93年以来、29年ぶりとなった。 【写真】ボテボテの内野安打で浜地の悪送球を誘い、3点が入り、苦笑いする村上 逆転を呼び込んだのは、主砲の気迫だった。阪神青柳の前に、6回まで0行進。3点を追う7回、敵失で2点を返し、なお2死満塁で村上宗隆内野手(22)に打席が回ってきた。だが、浜地にカウント2-2と追い込まれ、6球目の当たりは投前へのボテボテの当たり。村上は懸命に一塁へ滑り込んだ。捕球した浜地はグラブトス。ところが、ボールは一塁マルテの頭上高く浮き、ファウルゾーンを転々。その間に走者一掃、3点が入った。