中日は支配下で広島と並んで最多となる7人を指名した。立浪監督は「描いていた選手がたくさん指名できた。内藤選手(日本航空石川)が3位で獲れなかったのは残念だったが、楽しみな選手が獲れた。きょうは100点でした」と満点をつけた。
内訳は内野手4人、投手2人、捕手1人。
1位は予定通り、公表していた沖縄大・仲地礼亜投手の一本釣りに成功し、
2位には自ら球場で視察した明大・村松開人内野手を指名。
5位の独立リーグ福井・浜将乃介内野手、
6位の亜大・田中幹也内野手と二遊間を守れる即戦力を3人指名するなど、今季固定できなかったセンターラインの強化に乗り出した。
3位の阿南光・森山暁生投手、
4位の聖光学院・山浅龍之介捕手と将来性のある高校生の指名にも成功。
育成でも狙い通り3選手を指名した。
指揮官は二遊間を守れる3選手の指名について「二遊間は豊作の時にしっかりとっておかないと、なかなか中々良い選手が出てこないので」と説明。
初出席のドラフトを「競合でクジを引くことがなくてよかった。ひそかに疲れました」と振り返った。