こんばんは。
エルです。
図書館から借りた本は、ついつい自分の後に予約待ちの人がいる本から読んでしまいます。
自分が本を待つ気持を考えると当然ですが。
というわけで、今日読み終えたのが
前川ほまれ『シークレット・ペイン』
医療刑務所に精神科医として着任した30代はじめの男性が主人公です。
以前TVで医師のおおたわ史江さんが
やはり週に何回か刑務所で診療しているというのを見ました。
おおたわさんはフレンドリーに(勿論私語は厳禁)受刑者に接しておられましたが、
この主人公は、殺人などの重い罪を犯している受刑者に対して、国民の税金で医療が施されていることに納得がいかず、上からの命令で来たということもあり(志願したわけではない)
どうしても診療自体が強いストレスとなっています。
そこでまさかの出会いがあり、
ラストに向かって行くにつれ、主人公の抱える闇も明かされます。
う~ん、精神疾患の受刑者も出て来るけれど、そこじゃなくて、全体的にエルは
疲弊しました。
キャラクターはそれぞれ良いと思うのだけど、
重い罪を犯した受刑者しかいないというのも、感情を何処へ持っていくべきか定まらない感じでした。
今日の良いこと・頭痛や胃痛に悩まされなかったこと。
今日はいつも通りの時間で帰ることが出来たこと。
母の友人に御歳暮を渡すことが出来たこと。
皆様に幸運を!