悠の食虫植物 ネペンテス普及委員会 (和名 ウツボカヅラを世に広める会)

食虫植物のネペンテスを広めていくためのブログ。

ネペンテス栽培記 484 新章 ユグドラシル肥料編 その5 「場の清め」 その4

2018年11月14日 02時13分46秒 | 悠のネペンテス栽培記
なんか長引きすぎて、
何を書いていたかわからなくなってきた今日この頃、
いかがお過ごしでしょうか。

こんばんは、
悠です。

今日も時間がまったくないので、
本題から入りますよ。

前回、
どこまで話したか。

えーと、
ていうか、
思い出す作業を毎回して、
時間が結局なくなるので、
今日はもう話を進めてしまいましょう。

次は、
ユグドラソイルフルパワー化についてです。

で、
そのフルパワー化について書こうと思ったのですが、
よく考えたら、
そもそも、
なぜ用土リフレッシュが必要になってくるのか、
そこをもうちょっと理解しておかないと、
ほーん、
そうなんだー、
で終わってしまう可能性が高いので、
もう少しだけ書きます。

ちゃんと植物を育ててみたいという方は、
フルパワー化は上級技なので、
その辺の基礎知識を、
しっかり頭に叩き込んでおきましょう。

なので、
今日は活着について書くことにします。

あ、
すみません、
寝落ちを繰り返しながら、
文章を適当につなぎ合わせて書いてますので、
前後のつながりに違和感があるかもしれません。


あと、
ここからは本当に上級編に入っていきますので、
時間的にも体力的にも、
初級者に配慮した書き方は書けませんので、
そこをご理解頂ける方だけこの先をお読みください。





ちょっとマジで時間がないので、
今日は「活着」について勉強しましょう。


活着とは、
超簡単に言えば、
根が用土に馴染む、
ということです。



聞いたことがない方が多いかもしれませんが、
そうなんですよ、
この活着ですが、
植物の育て方の本や、
説明しているサイトでも、
あんまり詳しく書いてないことが多いんですね。


用土や肥料と比べて、
そんなに気にしなくてもいいのかな、
という印象を与えがちですが、
とんでもない、
めちゃくちゃ重要と言いますか、
活着を制する者は、
根腐れも制す、
と言えるくらい、
超重要事項なのです。


そもそも、
秘奥義用土リフレッシュは、
この活着のために生み出された、
と言っても過言ではありません。


と言いますのも、
駆け出しの初心者は、
根腐れや場の清めの失敗を回避するために、
用土リフレッシュを行いがちですが、
本来は、
活着を促進させ、
いち早く状態を整えて生長させるための、
いわば「緑の手の神髄」と呼べる崇高な技なのです。


どういうことかと言いますと、
まずこの活着がない限り、
鉢植えの植物は生長できません。

生長しないということは、
維持もできない、
ということになります。

つまり、
水をやれば根腐れ、
用土を乾かせば枯死、
肥料をやれば肥料負け、
日照を増やせば蒸散過多、
何をやっても枯れてしまう、
それが活着不全なのです。

これが怖いところは、
症状が根腐れに近いということです。

育てていても、
まったく大きくならず、
動きもないけど、
葉だけはあって、
取り敢えず生きてるっぽい、
初心者の方は、
植物を育てていると、
そういう状態に陥ることがよくあります。

症状だけを見ると、
根腐れ気味で生長が止まってる、
という判断もできますが、
実際には、
根がまったく伸びていない、
ただの活着不全だった、
ということがよくあります。

あ、
活着不全は、
説明の便宜上、
このブログ内の意味でそう言ってるだけで、
実際にそういうふうに表現するかはわかりません。

不活着の方が意味が通りやすいかな。

私は正式な表現を知らないので、
「浮いてる」と言っています。

なので、
ここから先は、
植物が活着していないことを、
浮いていると書くことにします。


で、
その浮きですが、
これがですね、
凄くやっかいなんですよ。


特に植え込み時は、
手順一つで、
浮きが決まってしまうわけですから、
こればっかりは何度も繰り返して、
経験を積んでいくしかありません。


育て方の説明でよくある、
植え替え時期とか、
その植物に対しての適した用土とか、
鉢増しや根洗いなどの植え込み方法、
鉢上げの注意点などは、
すべて、
この活着を上手く決めるための注意事項であり、
記載はないですが、
守らないと、
暗に、
植物が浮く可能性がありますよ、
と示している、
ということになります。

特に植え込みに関しては
植物の種類ごとに、
根鉢は崩さない、
逆にちょっと根鉢を崩す、
根を切って整理する、
根の間に用土を押し込んで、
株がぐらつかないようにするなど、
それぞれ手順がきっちりと明記されていることが多く、
これもすべて、
初心者が植物を浮かせないための、
親切な注意事項ということになります。


さらに、
この浮きのやっかいな点は、
それまで順調に活着していた植物が、
生長のバランスが崩れ、
何かの拍子に突然浮いてくる、
というところにあります。


これが本当にやっかいなところでして、
わかりやすく言えば、
植物を鉢で育てるためには、
活着させなければならない、
という表現は不適で、
正確には、
活着させ続けなければならない、
ということになります。



活着させ続けるということは、
適した環境、
適した用土、
適した潅水、
適した日照、
適した肥料、
など、
すべて植物に合わせてあげなければなりません。

そして、
それだけ手を尽くしても、
植物はある日突然浮いてくるので、
鉢植えという、
偉大な大地のパワーから切り離す行為は、
それほど大変なことだ、
ということです。




じゃあ初心者は、
正しい知識のもと、
時間をかけてコツを掴むか、
鉢数を無駄に増やして当たるまで乱れうちするか、
植物によくわからない奇跡がおこるかしない限り、
いつまでたっても、
植物を上手に育てられない、
ということになるのではないか。

植物を育てるのは、
難しいからやっぱり無理ではないか。


まぁ、
そう思われるのも無理もありません。

そしてその発想こそ、
初心者そのものだということです。



あのね、
いま西暦何年ですか。


もうとっくの昔に、
その解決策が出され、
誰もが超簡単に植物を育てられる時代に、
すでになっているわけですよ、
とっくの昔に。

2回言ってみました。


それが、
って、
うっひょー、
もう寝る時間を過ぎてます。



ではでは、
また次回、
お会いしましょう。



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2 コメント

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まさに浮いてる (そん知る)
2018-12-13 21:04:41
悠師匠、まさにそれです。そうなんです。成長している株はすごい安定しているのですが、
調子を崩して、このままではいかんと
下手に植え替えに挑戦したりした株は根が結局
成長していかず 緩やかな死を迎えいく。
活着こそがいまの私の命題!
環境うんぬんより植え替えした瞬間に栽培に失敗していたのですね(TT)
返信する
そん知るさんへ ()
2018-12-14 23:58:28
こんばんは!

コメントありがとうございます(^^)

活着は鉢植えの永遠のテーマなので、
正直、
これが正解というのはないのが現状です(;'∀')

調子を崩している時点で、
何をやってもダメな場合も多いですし(;´∀`)

なので、
あれこれしてみるのは非常にいいことですし、
この場合はこれ!
と決めつけてしまうと、
貴重な発見の機会損失をしてしまうことになるので、
植え替えに着手し、
環境にも気を配るというのは、
素晴らしい対応ですし、
行動するということが本当に大事です(*'▽')

せっかくですから、
我々素人にしかできないようなことをして、
楽しみましょうよ(*´▽`*)
返信する

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