突然ですが、
新コーナーを立ち上げることにしました。
またいつもの気まぐれかと思われるかもしれませんが、
実は切実な理由がありまして。
いや、
このコーナーをわざわざ立ち上げる必要はなかったのですが、
水耕栽培を本格的に始める理由ができまして。
このブログの前身、
「俺の食卓」に、
ちょっとだけ出てきたことがあるのですが、
我が家にはギリシャリクガメというカメがおります。
草食性で陸上適応種、
なので肉類や昆虫は食べれず、
しかもまったく泳げません。
よく見かけるミドリガメとは、
全然別の生態です。
正確な年齢は不明ですが、
我が家に来た子ガメの時を1歳だとすると、
来年でもう14歳になる、
立派な大人のリクガメです。
と言っても、
小型のカメの仲間なので、
成長しても、
てのひらよりちょっと大きいかな程度で、
子ガメの時のやんちゃっぷりと素早さは変わっていません。
だからあまり年月を感じないんですよね。
でも、
寝るときの姿勢と、
エサをもらうときの態度はもう立派なおっさんですが。
画像は去年の夏なんですが、
よく考えたら、
なんとこのブログ8年目にして、
初登場なんですね。
当時からブログを見てくださった方が、
もしまだいらっしゃったら、
奇跡ですよマジで。
で、
そのカメなのですが、
夏場は庭に放し飼いで、
カメラに気づくと突進してくるので、
正面からのまともな写真が一枚もありません。
カメを写真に撮ることはまずないのですが、
じいちゃん用に撮影したのが残ってました。
じいちゃんは花咲かじじいと呼ばれるほど、
植物の扱いがうまく、
盆栽から洋ラン、
野菜や果物まで、
なんでも立派に育てます。
親戚一同を見ても、
植物に興味があるのは私だけなので、
じいちゃんの血を継いだのかなと思ってます。
そのじいちゃんが、
カメ用にエサガーデンを作ってくれまして。
ガーデンと言っても、
盆栽鉢に、
カメの好物の植物を育てたやつですが、
その様子を見せるために撮影したやつですね、
確か。
エサガーデンをセットすると、
すぐに気づいてやってきます。
最初は登れなかったのですが、
一度登ると、
コツを掴んで、
次からは普通に登れるようになります。
写真にはうつっていませんが、
横着ものなので、
後ろ足はめんどくさがって鉢に上げず、
ぶらぶらさせながら食ってます。
夏場ですぐ雑草が生えてくるのですが、
好みに超うるさいので、
ちゃんと選り分けて食べます。
ちなみに、
子ガメの時は甘やかして育てたので、
人の手から直接もらうものしか食べようとせず、
しかも気に入らないものをあげると、
手で払いのけます。
ある意味、
すごいカメです。
で、
エサガーデンでたらふく食い終わったら、
この体勢で前足をぶらぶらさせて昼寝です。
おっさんの遺伝子でも組み込まれてるのか、
すごいカメですよほんと。
ちなみに、
ちょっと画ヅラがあれで申し訳ありませんが、
庭に足を踏み入れると、
猛ダッシュで飛びついてきます。
えー、
それでですね、
今回の新コーナーと、
うちのカメが、
なんの関係があるかと言いますと、
先ほど申し上げました、
リクガメの食性に関係がありまして。
夏場は勝手に草が生えてくるからいいんですが、
問題は冬場。
そう、
冬場のエサ問題なのです。
カメによって、
冬眠できるタイプとできないタイプがあるらしく、
うちのカメがどっちのタイプかは不明です。
なので、
怖いので、
冬眠させずに加温して越冬させます。
保温球や紫外線ライトも、
電気切れ関係なく毎年買い替えます。
あ、
ちなみに、
カメは紫外線、
つまり太陽光がないと死にます。
甲羅が日光からエネルギーを吸収し、
形成する仕組みだからです。
と言うわけで、
冬も関係なくガンガン動き回り、
バクバクとエサを食べるのですが、
うちでは毎日、
小松菜を与えてるんですね。
私は勝手に、
小松菜が完全栄養食だと思っており、
これだけ与えていれば大丈夫だということで、
今まで育てていたのですが、
自然界のリクガメは、
無数にある植物をちょっとずつ食べ、
栄養バランスを摂ってるとのこと。
そういうことは何となく知りながらも、
さすがにいろんな種類を調達するのも難しいので、
取り敢えず小松菜でいいやと、
思っていたわけですよ、
今までは。
で、
忙しさにかまけて、
あまり見てやれてなかったんですが、
先日、
毎朝の日課の、
カメ用の風呂に入れてあげてた時、
気づいてしまったんですよ。
顔と首回りがなんだかおかしいと。
いや、
こんなもんかと言われればそういう気もしますが、
なんとなく、
なんとなくですが、
変形してんじゃないこれ。
骨か何かに異常があるんじゃないこれ。
あばばば、
なにこれなにこれ。
ただちょっと腫れてるだけならいいのですが、
なんかちょっとおかしい。
見た目はまったく普通なのですが、
私的には何か違う。
で、
色々調べました。
結論としては、
今できることは、
食事療法しかないと。
14年も一緒ですから、
一人暮らしの時は、
当然のように連れていき(夏場は庭)、
旅行の時はリュックに背負って、
あちこちを旅してまわり、
机とイスがなかったころは、
小説を書いてる私の膝の上によじ登って眠り、
いつも私の傍にいたカメ。
もうね、
家族ですよ家族。
そんなカメのために、
今までの植物を育ててきた経験が生かせるなんて、
もうこりゃ運命ですよ。
こっから本題に戻るのですが、
冬場だけの栽培とはいえ、
これが逆にネックでして、
外は土までカッチカチに凍る氷点下の状況で、
定期的に植え付けや植え替えなんて、
とてもじゃないけど無理。
まして室内で土をぶちまけようものなら、
ネペンテスごと全撤去は必至。
そこで目を付けたのが、
そう、
水耕栽培ですよ。
なんせ、
熱帯植物のネペンテスを育てる環境が、
もうすでにあるわけですから、
そこにちょっとした野菜や野草を足すなんて、
朝飯前もいいところ、
むしろ逆に、
そこらへんのやつより立派に育つんじゃないか逆に。
逆になんで今までやらなかったのか逆に。
まぁでも、
その土問題が今までありましたからね。
水耕栽培なんて未知の領域でしたし。
じゃあ、
その実績もなんもない状態で、
実際に栽培ができるのか。
けっこうな出費ですが、
水耕栽培機でも買うのか。
いやいやいや、
何を言っているのやら。
そんな問題、
私はとうにネペンテスで直面済み。
そして一つの回答も出しているではないか。
そう、
あれですよ、
そう!
ネペンテス専用普及決戦鉢、
アクア・フォレストだよキミィ!
そう、
あのノウハウこそまさに、
水耕栽培そのものじゃないですか。
というわけで、
長くなりましたが、
今日から水耕栽培の実験を始めていきたいと思います。
この成果を、
ネペンテスにフィードバックできれば最高ですね。
ではでは、
次回にまたお会いしましょう。
新コーナーを立ち上げることにしました。
またいつもの気まぐれかと思われるかもしれませんが、
実は切実な理由がありまして。
いや、
このコーナーをわざわざ立ち上げる必要はなかったのですが、
水耕栽培を本格的に始める理由ができまして。
このブログの前身、
「俺の食卓」に、
ちょっとだけ出てきたことがあるのですが、
我が家にはギリシャリクガメというカメがおります。
草食性で陸上適応種、
なので肉類や昆虫は食べれず、
しかもまったく泳げません。
よく見かけるミドリガメとは、
全然別の生態です。
正確な年齢は不明ですが、
我が家に来た子ガメの時を1歳だとすると、
来年でもう14歳になる、
立派な大人のリクガメです。
と言っても、
小型のカメの仲間なので、
成長しても、
てのひらよりちょっと大きいかな程度で、
子ガメの時のやんちゃっぷりと素早さは変わっていません。
だからあまり年月を感じないんですよね。
でも、
寝るときの姿勢と、
エサをもらうときの態度はもう立派なおっさんですが。
画像は去年の夏なんですが、
よく考えたら、
なんとこのブログ8年目にして、
初登場なんですね。
当時からブログを見てくださった方が、
もしまだいらっしゃったら、
奇跡ですよマジで。
で、
そのカメなのですが、
夏場は庭に放し飼いで、
カメラに気づくと突進してくるので、
正面からのまともな写真が一枚もありません。
カメを写真に撮ることはまずないのですが、
じいちゃん用に撮影したのが残ってました。
じいちゃんは花咲かじじいと呼ばれるほど、
植物の扱いがうまく、
盆栽から洋ラン、
野菜や果物まで、
なんでも立派に育てます。
親戚一同を見ても、
植物に興味があるのは私だけなので、
じいちゃんの血を継いだのかなと思ってます。
そのじいちゃんが、
カメ用にエサガーデンを作ってくれまして。
ガーデンと言っても、
盆栽鉢に、
カメの好物の植物を育てたやつですが、
その様子を見せるために撮影したやつですね、
確か。
エサガーデンをセットすると、
すぐに気づいてやってきます。
最初は登れなかったのですが、
一度登ると、
コツを掴んで、
次からは普通に登れるようになります。
写真にはうつっていませんが、
横着ものなので、
後ろ足はめんどくさがって鉢に上げず、
ぶらぶらさせながら食ってます。
夏場ですぐ雑草が生えてくるのですが、
好みに超うるさいので、
ちゃんと選り分けて食べます。
ちなみに、
子ガメの時は甘やかして育てたので、
人の手から直接もらうものしか食べようとせず、
しかも気に入らないものをあげると、
手で払いのけます。
ある意味、
すごいカメです。
で、
エサガーデンでたらふく食い終わったら、
この体勢で前足をぶらぶらさせて昼寝です。
おっさんの遺伝子でも組み込まれてるのか、
すごいカメですよほんと。
ちなみに、
ちょっと画ヅラがあれで申し訳ありませんが、
庭に足を踏み入れると、
猛ダッシュで飛びついてきます。
えー、
それでですね、
今回の新コーナーと、
うちのカメが、
なんの関係があるかと言いますと、
先ほど申し上げました、
リクガメの食性に関係がありまして。
夏場は勝手に草が生えてくるからいいんですが、
問題は冬場。
そう、
冬場のエサ問題なのです。
カメによって、
冬眠できるタイプとできないタイプがあるらしく、
うちのカメがどっちのタイプかは不明です。
なので、
怖いので、
冬眠させずに加温して越冬させます。
保温球や紫外線ライトも、
電気切れ関係なく毎年買い替えます。
あ、
ちなみに、
カメは紫外線、
つまり太陽光がないと死にます。
甲羅が日光からエネルギーを吸収し、
形成する仕組みだからです。
と言うわけで、
冬も関係なくガンガン動き回り、
バクバクとエサを食べるのですが、
うちでは毎日、
小松菜を与えてるんですね。
私は勝手に、
小松菜が完全栄養食だと思っており、
これだけ与えていれば大丈夫だということで、
今まで育てていたのですが、
自然界のリクガメは、
無数にある植物をちょっとずつ食べ、
栄養バランスを摂ってるとのこと。
そういうことは何となく知りながらも、
さすがにいろんな種類を調達するのも難しいので、
取り敢えず小松菜でいいやと、
思っていたわけですよ、
今までは。
で、
忙しさにかまけて、
あまり見てやれてなかったんですが、
先日、
毎朝の日課の、
カメ用の風呂に入れてあげてた時、
気づいてしまったんですよ。
顔と首回りがなんだかおかしいと。
いや、
こんなもんかと言われればそういう気もしますが、
なんとなく、
なんとなくですが、
変形してんじゃないこれ。
骨か何かに異常があるんじゃないこれ。
あばばば、
なにこれなにこれ。
ただちょっと腫れてるだけならいいのですが、
なんかちょっとおかしい。
見た目はまったく普通なのですが、
私的には何か違う。
で、
色々調べました。
結論としては、
今できることは、
食事療法しかないと。
14年も一緒ですから、
一人暮らしの時は、
当然のように連れていき(夏場は庭)、
旅行の時はリュックに背負って、
あちこちを旅してまわり、
机とイスがなかったころは、
小説を書いてる私の膝の上によじ登って眠り、
いつも私の傍にいたカメ。
もうね、
家族ですよ家族。
そんなカメのために、
今までの植物を育ててきた経験が生かせるなんて、
もうこりゃ運命ですよ。
こっから本題に戻るのですが、
冬場だけの栽培とはいえ、
これが逆にネックでして、
外は土までカッチカチに凍る氷点下の状況で、
定期的に植え付けや植え替えなんて、
とてもじゃないけど無理。
まして室内で土をぶちまけようものなら、
ネペンテスごと全撤去は必至。
そこで目を付けたのが、
そう、
水耕栽培ですよ。
なんせ、
熱帯植物のネペンテスを育てる環境が、
もうすでにあるわけですから、
そこにちょっとした野菜や野草を足すなんて、
朝飯前もいいところ、
むしろ逆に、
そこらへんのやつより立派に育つんじゃないか逆に。
逆になんで今までやらなかったのか逆に。
まぁでも、
その土問題が今までありましたからね。
水耕栽培なんて未知の領域でしたし。
じゃあ、
その実績もなんもない状態で、
実際に栽培ができるのか。
けっこうな出費ですが、
水耕栽培機でも買うのか。
いやいやいや、
何を言っているのやら。
そんな問題、
私はとうにネペンテスで直面済み。
そして一つの回答も出しているではないか。
そう、
あれですよ、
そう!
ネペンテス専用普及決戦鉢、
アクア・フォレストだよキミィ!
そう、
あのノウハウこそまさに、
水耕栽培そのものじゃないですか。
というわけで、
長くなりましたが、
今日から水耕栽培の実験を始めていきたいと思います。
この成果を、
ネペンテスにフィードバックできれば最高ですね。
ではでは、
次回にまたお会いしましょう。
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