色々と回り道をしてきましたが、
今日からまた執筆活動に戻ろうと思います。
仕事を理由に、
なんか生きがいまでも放棄したような、
そんなただ毎日を潰すだけの日々を送ってきましたが、
それが逆に雑多な欲を薄める結果となり、
ようやく、
環境も含めた、
心身ともに小説を書く環境が整ってきたのかなと思います。
久々の休みで、
頭を空っぽにする時間ができ、
それでも仕事のことしか頭に思い浮かんでこず、
休みの日ですら早く一日終わらないかななんて、
もう何をすればいいかもわからくなっていましたが、
ふとですね、
なんの脈絡もなく、
小説書こうかなと思ったんですね。
そうすると、
不思議ですね、
頭の中でするすると物語ができて、
その物語をさらにどう変化させるか考えていた時、
気が付いたらもう夕方になってるんですよね。
でも頭の中は変なくらいクリアで、
今までの無意味と思われてた経験やアイディア、
そして知識をどう生かしていくか、
それを考えただけで、
今まで忘れていたようなことも次々と思い出せるし、
パズルのように言葉が組みあがっていきます。
だから、
妙にドキドキするし、
意味もなくワクワクするんですよね。
で、
突然、
本当にふと、
ある物語が浮かんできまして。
それで自然に、
ああこれだなと思ったのですが、
なにせ今まで、
そうやって考えることはあっても、
それを描き切るまでの技術も情熱も、
今までの私にはありませんでした。
そうやってまた、
書こうか、
いやどうせまた投げ出すから、
時間の無駄だなと自問自答して、
時間ばかり潰していましたが、
書こうと思った決定打は、
昔の私が書いた小説のようなものでした。
このブログを始める前に書き出したものですから、
もう7年以上も前になるんですね。
私は一度書いたものは、
執筆中の見直しや修正以外では、
どうしても駄作に思えて二度と読み返さないのですが、
なぜかですね、
これも運命なんですかね、
私のすぐ傍の本棚、
そこのファイルにきれいに保管されていたんですね。
ファイルが守っててくれたんでしょう、
なんかさっき印刷したかのような状態で、
紙の色変化が一切なく、
本当にきれいな状態でした。
で、
読み返してみたんですよ。
そこで、
ようやくわかりました。
書かなかった、
書かなくなった理由が。
答えは至って単純で、
早すぎた、
ということでしょうね。
今なら客観的に読めますから、
当時の自分が、
どれほど凄い書き方に挑戦していたか、
すぐにわかりました。
若かった自分は、
まだまだ、
もっといい表現と描写ができると信じていましたが、
それがいかに困難なことであるか、
理解していなかったし、
わかろうとしなかったんですね。
今ならはっきりと言えます。
当時の私は、
素晴らしい技術と才能を持っていると。
そして、
圧倒的に足りなかったのは、
自分には才能があると思っていた、
物語をつくるという部分だったんですね。
もう本当に、
読んでみての感想は、
その一言でした。
表現はあるけど、
物語がないなと。
比ゆ的な言い方になるかもしれませんが、
私が書いた小説は、
ドラマがないんですね。
だからおもしろくない。
やたら内容を重く見せて、
重厚感を演出するけど、
中身がないから薄っぺらで、
ただ紙に文字が書いてあるなという印象でした。
でも描写が妙に凝ってるから、
なんかよくわからないというイメージしか残らない。
そして、
その結論に達したとき、
これだなと思いました。
今の自分だったら、
これを十分に生かせることができると。
ま、
そんなわけでして、
また執筆活動に戻ろうかと思います。
過去の轍を踏まぬよう、
今度は物語の基盤をしっかり作ったあとに、
書き出しを決める予定です。
もうぶっちゃけちゃいますが、
このネペンテス栽培記を題材にしようと思ってます。
ファンタジー仕立てなので、
内容は全然違いますけどね。
でもテーマは同じといいますか。
さ、
長くなりましたが、
ここから栽培記のお時間です。
本日はですね、
前に作成した、
ネペンテス専用自作鉢も交えて書きます。
というわけで、
今日はスタジオで、
原種の、
アンプラリア・ダークスポットを撮ってきました。
たぶん、
普及委員会の中でも最大サイズだと思われます。
他の小さなネペンテス達に比べると、
圧巻の大きさですね。
原種は極力導入しない主義だったのですが、
まぁやっぱり、
アンプの魔性の魅力にやられてしまったと言いますか。
袋はけっこう丈夫で、
半年以上は普通にもちます。
単純な丸い袋に見えますが、
やはり食虫植物、
獲物を捕らえて逃がさない機能美がしっかりとあります。
リップ部分は虫がストンと落ちるようなデザインで、
袋の中から見るとしっかり返しになっているようです。
もうほんと、
罠って感じ。
色付きはやはり日光が必要なようで、
室内ですとかなり薄くなります。
そしてなんと言っても最大の特徴は、
グランドピッチャーですよね。
地面からポコポコと出てくるピッチャー、
初めて見ると、
けっこう感動するんですよね。
で、
そんなアンプラリアですが、
本日注目していただきたいのは、
特徴的な丸いコロコロとした袋や、
グランドピッチャーではなく、
植物としての特色、
そう、
根張りがとてもいいというところなのです。
もともと、
ネペンテス専用鉢、
プロトタイプシリーズは、
ネペンテスの根の成長具合を観察するためという、
重大な使命のもとに作り出されました。
そういう意味では、
根の成長が早いアンプラリアは、
実験にうってつけなわけです。
さっそく、
根の様子を見てみましょう。
ちょっとわかりづらいですが、
白い支持棒からひょいひょいとはみ出てる、
黒い糸みたいなのが根です。
根は光を避けるように伸びると、
どこかで聞いたことがありますが、
これを見ますと、
特にそんな様子はなく、
ただ下に伸びていっているという印象です。
あ、
ちなみに、
容器は特に覆いもなく、
常に透明な状態なので、
陽の光とか当たりまくりということも、
参考までに付け加えておきます。
一応、
新鮮かどうかは別として、
常に根に空気が当たってる状態なので、
まぁ気のせいか、
生育がいいような気がしなくもないです。
現に、
グランドピッチャーが出てきたのも、
この鉢に植え替えて、
根が下から見え始めてからですし。
まぁまだ、
観察途中なので、
はっきりとしたことは何も言えません。
今後は、
この見えてる根が分岐していくのか、
それともただ伸びていくだけなのかを、
注目していきたいと思います。
ではでは、
また次回にお会いしましょう。
って、
もう小説書く時間ないみたいな。
今日からまた執筆活動に戻ろうと思います。
仕事を理由に、
なんか生きがいまでも放棄したような、
そんなただ毎日を潰すだけの日々を送ってきましたが、
それが逆に雑多な欲を薄める結果となり、
ようやく、
環境も含めた、
心身ともに小説を書く環境が整ってきたのかなと思います。
久々の休みで、
頭を空っぽにする時間ができ、
それでも仕事のことしか頭に思い浮かんでこず、
休みの日ですら早く一日終わらないかななんて、
もう何をすればいいかもわからくなっていましたが、
ふとですね、
なんの脈絡もなく、
小説書こうかなと思ったんですね。
そうすると、
不思議ですね、
頭の中でするすると物語ができて、
その物語をさらにどう変化させるか考えていた時、
気が付いたらもう夕方になってるんですよね。
でも頭の中は変なくらいクリアで、
今までの無意味と思われてた経験やアイディア、
そして知識をどう生かしていくか、
それを考えただけで、
今まで忘れていたようなことも次々と思い出せるし、
パズルのように言葉が組みあがっていきます。
だから、
妙にドキドキするし、
意味もなくワクワクするんですよね。
で、
突然、
本当にふと、
ある物語が浮かんできまして。
それで自然に、
ああこれだなと思ったのですが、
なにせ今まで、
そうやって考えることはあっても、
それを描き切るまでの技術も情熱も、
今までの私にはありませんでした。
そうやってまた、
書こうか、
いやどうせまた投げ出すから、
時間の無駄だなと自問自答して、
時間ばかり潰していましたが、
書こうと思った決定打は、
昔の私が書いた小説のようなものでした。
このブログを始める前に書き出したものですから、
もう7年以上も前になるんですね。
私は一度書いたものは、
執筆中の見直しや修正以外では、
どうしても駄作に思えて二度と読み返さないのですが、
なぜかですね、
これも運命なんですかね、
私のすぐ傍の本棚、
そこのファイルにきれいに保管されていたんですね。
ファイルが守っててくれたんでしょう、
なんかさっき印刷したかのような状態で、
紙の色変化が一切なく、
本当にきれいな状態でした。
で、
読み返してみたんですよ。
そこで、
ようやくわかりました。
書かなかった、
書かなくなった理由が。
答えは至って単純で、
早すぎた、
ということでしょうね。
今なら客観的に読めますから、
当時の自分が、
どれほど凄い書き方に挑戦していたか、
すぐにわかりました。
若かった自分は、
まだまだ、
もっといい表現と描写ができると信じていましたが、
それがいかに困難なことであるか、
理解していなかったし、
わかろうとしなかったんですね。
今ならはっきりと言えます。
当時の私は、
素晴らしい技術と才能を持っていると。
そして、
圧倒的に足りなかったのは、
自分には才能があると思っていた、
物語をつくるという部分だったんですね。
もう本当に、
読んでみての感想は、
その一言でした。
表現はあるけど、
物語がないなと。
比ゆ的な言い方になるかもしれませんが、
私が書いた小説は、
ドラマがないんですね。
だからおもしろくない。
やたら内容を重く見せて、
重厚感を演出するけど、
中身がないから薄っぺらで、
ただ紙に文字が書いてあるなという印象でした。
でも描写が妙に凝ってるから、
なんかよくわからないというイメージしか残らない。
そして、
その結論に達したとき、
これだなと思いました。
今の自分だったら、
これを十分に生かせることができると。
ま、
そんなわけでして、
また執筆活動に戻ろうかと思います。
過去の轍を踏まぬよう、
今度は物語の基盤をしっかり作ったあとに、
書き出しを決める予定です。
もうぶっちゃけちゃいますが、
このネペンテス栽培記を題材にしようと思ってます。
ファンタジー仕立てなので、
内容は全然違いますけどね。
でもテーマは同じといいますか。
さ、
長くなりましたが、
ここから栽培記のお時間です。
本日はですね、
前に作成した、
ネペンテス専用自作鉢も交えて書きます。
というわけで、
今日はスタジオで、
原種の、
アンプラリア・ダークスポットを撮ってきました。
たぶん、
普及委員会の中でも最大サイズだと思われます。
他の小さなネペンテス達に比べると、
圧巻の大きさですね。
原種は極力導入しない主義だったのですが、
まぁやっぱり、
アンプの魔性の魅力にやられてしまったと言いますか。
袋はけっこう丈夫で、
半年以上は普通にもちます。
単純な丸い袋に見えますが、
やはり食虫植物、
獲物を捕らえて逃がさない機能美がしっかりとあります。
リップ部分は虫がストンと落ちるようなデザインで、
袋の中から見るとしっかり返しになっているようです。
もうほんと、
罠って感じ。
色付きはやはり日光が必要なようで、
室内ですとかなり薄くなります。
そしてなんと言っても最大の特徴は、
グランドピッチャーですよね。
地面からポコポコと出てくるピッチャー、
初めて見ると、
けっこう感動するんですよね。
で、
そんなアンプラリアですが、
本日注目していただきたいのは、
特徴的な丸いコロコロとした袋や、
グランドピッチャーではなく、
植物としての特色、
そう、
根張りがとてもいいというところなのです。
もともと、
ネペンテス専用鉢、
プロトタイプシリーズは、
ネペンテスの根の成長具合を観察するためという、
重大な使命のもとに作り出されました。
そういう意味では、
根の成長が早いアンプラリアは、
実験にうってつけなわけです。
さっそく、
根の様子を見てみましょう。
ちょっとわかりづらいですが、
白い支持棒からひょいひょいとはみ出てる、
黒い糸みたいなのが根です。
根は光を避けるように伸びると、
どこかで聞いたことがありますが、
これを見ますと、
特にそんな様子はなく、
ただ下に伸びていっているという印象です。
あ、
ちなみに、
容器は特に覆いもなく、
常に透明な状態なので、
陽の光とか当たりまくりということも、
参考までに付け加えておきます。
一応、
新鮮かどうかは別として、
常に根に空気が当たってる状態なので、
まぁ気のせいか、
生育がいいような気がしなくもないです。
現に、
グランドピッチャーが出てきたのも、
この鉢に植え替えて、
根が下から見え始めてからですし。
まぁまだ、
観察途中なので、
はっきりとしたことは何も言えません。
今後は、
この見えてる根が分岐していくのか、
それともただ伸びていくだけなのかを、
注目していきたいと思います。
ではでは、
また次回にお会いしましょう。
って、
もう小説書く時間ないみたいな。
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