その時の記事に『今、いろいろ聞き比べてみると、若々しいラニエリよりも少しベテランに入りかけの頃のオリエッタ・ベルティはとても味が合って素敵です。』と書きましたが、もちろんその気持ちは変わらないのですが、トニー・デル・モナコを紹介している中で、マッシーモ・ラニエリに触れなくては・・・という思いが強くなってきました。
1969年のサン・レモ音楽祭で歌われた「Quando l'amore diventa poesia」(邦題:愛の詩)ですが、日本ではマッシモ・ラニエリが歌ったこの曲が、ジリオラ・チックエッティの「 La pioggia 」とのカップリングで発売されました。(かなり売れたレコードだそうで、私も持っていますしカンツォーネのお好きな方なら皆さん持っているでしょうね。)と書いたのですが、あるブログには・・・・・「『雨 / 愛の詩』のシングルレコードは、日本で一番売れたカンツォーネのレコードだと言われています。」・・・・・という記事がありました。やはりそうだったのですね。
今回は、きっかけがトニー・デル・モナコなので今年の8月に彼の曲として取り上げた「Parla tu,Cuore mio」(邦題:最後の恋)を聞いて頂きたいと思います。トニー・デル・モナコの回にも触れましたが、この曲はそもそもトム・ジョーンズの1967年の曲「I'll never fall in love agein」のカヴァー曲です。
聞き比べてみると、ラニエリのドラマティックな熱唱がこの曲にはぴったりです。モナコはやや無骨な印象ですがラニエリの方はやや都会的というかスマートな歌唱だと思いますがいかがでしょうか。
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