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ラヂオ惑星モルファス

ユーグ・オーフレ②・・・Dès que le Printemps revient(また春が来たら)

9月20日のブログで、ユーロビジョン・ソング・コンテストに入賞したフランスやフランス語圏の歌を一覧的に取り上げました。
それなりの順番?で紹介してきましたが、今回は1964年の入賞曲(4位)の「Dès que le Printemps revient」(邦題:また春が来たら)を取り上げました。

ユーグ・オーフレについては、一度「Adieu monsieur le professeur」(さようなら、先生)を取り上げました。とても美しいうたでしたが、あまり、ユーグ・オーフレについては説明していませんでした・・・といっても、ちゃんと解説できるほどの知識はないのですけれど。
ユーグ・オーフレは1929年8月、ヌイイ・シュル・セーヌ(Neuilly-sur-Seine)の生まれです。
話題はそれますが、ヨーロッパの地名ではこうした「~川の・・・」という表記が多いですね。直訳すると英語でもフランス語でも、「~川の上の・・・」になるのですがこうした文化のありようはどういう発想なのでしょうか?
で、オーフレは基本的にはシンガーソングライターです、同時に話題のボブ・ディランをフランスに紹介した歌手でもあります。ディランの曲の多くをフランス語でカヴァーしています。
デビューは1959年ではありますが、オーフレが世に知られるようになったきっかけは、やはり1964年のユーロビジョン・ソング・コンテストでルクセンブルグの代表として歌った「Dès que le Printemps revient」(邦題:また春が来たら)がきっかけであったと思います。
1960年代のフランスの音楽シーンについて詳しいことは分かりませんが、当時はアメリカの音楽もフランス語でカヴァーすることが普通であったかもしれません。それがまたフランスの音楽を豊かなものにしていった側面もあると思います。

さて、Dès que le Printemps revient(邦題:また春が来たら)は1964年のコンテストの参加曲ですが・・・1964年といえば、優勝曲はジリオラ・チンクェッティの「夢見る想い」です。強力でしたね~やはりこの曲は時代を画した曲の一つです・・・日本でのレコード発売状況(バークレーの所属当時ですから発売元はキングレコードのはず?)やヒットの状況なとは全く分かりません。
作詞はJacques Plante、作曲はユーグ・オーフレ自身です。



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