見た目は良くないが、美味しい越前の蕎麦粉で打った。右端の小さな束は油で素揚げして、酒のつまみにする為の切れ端。ただ、これがなかなか美味しいので、ほとんど相方に食べられてしまう。
水回しと練りは比較的具合良く出来た。
二八で600g、水は275g位かな?という先輩の指示だが、私はいつも少し多め。掌の体温が高いので、10g程度多く準備して練り具合をみて加減している。
伸ばしも均等に伸ばせたが、最近の課題は切り!なかなかリズム良く切れないし同じ細さにならない。
月に2回だけしか打たないし、前回までの反省点を忘れたりするから、先月の方が美味しかった、などと言われるのはザラ。
それでも、今回はかなり美味しく打てたし、茹でた蕎麦に山葵を乗せて食べるのもマイ・ブームであるが、蕎麦の香りと甘味、山葵の香りと甘みが合わさり実に旨し。
美味いものに蘊蓄は要らない。自分が美味いと思ったものを心置きなく楽しめるのはなんと幸せか!