多分私のブログでマーラーを取り上げるのは初めてだろう。
理由はいろいろあるが、基本的には曲の長さだろうか?コンサートでもない限り交響曲を一曲聞きとおす時間は中々生み出せないでいる。さらに、自宅書斎のコンポの具合が悪く、ここ何年も音を出せていない。古くても「名機」ならば修理もできようが、いわゆるシステムコンポなのでメーカーはもちろん受け付けてくれないが、修理の達人に出せるようなものでもないので、やむを得ずiPhoneや数年前に買って寝室に置いてあるAurexのラジカセで聞いているような状態なので、腰の座ったクラシックファンには何も言えない。
それに!マーラーやその演奏者を語らせたら何時間も止まらないコアなファンもまた多いから、正直ビビってしまう。
所属していたアマオケもブラームスやチャイコフスキーが限界でマーラーもブルックナーも演奏曲候補になったこともないのが実情。
という訳で、蘊蓄を傾けることはしないが、マーラーによる第1楽章の表題をWikipediaから引用しよう。
『私の第1交響曲での英雄を墓に横たえ、その生涯を曇りのない鏡で、いわば高められた位置から映すのである。同時に、この楽章は、大きな問題を表明している。すなわち、いかなる目的のために汝は生まれてきたかということである。……この解答を私は終楽章で与える。』
Gustav Mahler: Symphony No. 2 "Resurrection" (Lucerne Festival Orchestra, Claudio Abbado)