庭の立浪草
斎藤法務大臣は見知った顔である。所管が異なるので此方を知っている筈もない。ただ、数年彼が副知事だった、というだけ。自分と関わるエピソードは全くない。
思う事はただ一つ。国家権力の下で自由な行動を制限された人は、如何なる人、如何なる理由であれ、命を失うことがあってはならない、ということだ。
国家、国民、どう言い換えてもいいが、正当な法的庇護を受け、正当な司法の判断によらない限り、命を失うことは許されない。例え持病であったとしても。
スリランカの女性が法務省の管轄下で亡くなった。この一点だけで現在の法務省は、日本人、外国人の別なく、人権に関して発言する権利を失った。
我が愛する日本は何処に行くのか?