ラヂオ惑星モルファス

俳句・・・季語「元日」(西嶋先生の句)

元日の太白月に従へり 西嶋あさ子

西嶋先生の静かな句です。ごく当たり前のことを当たり前のように詠んでいます。が、冬は他の地方に比べて晴れる日が圧倒的に多い関東地方だから「ごく当たり前」といえるのかもしれませんね。

今週も11日に冷たい雨が降りましたが、他の日は晴れていましたし、今日も冷たい風は強いものの良く晴れています。その11日は定例の高齢者サロンの日。今回はお汁粉でした、スタッフが小豆を3kgほど煮込んで持って来てくれました。雨の中参加した方達から「おいしいね~」の声。私は何もしないスタッフですが、やはり嬉しいものです。

翌12日は定例の句会、メンバーの一人から前日にLINEが来て「兼題は何だっけ?」・・・一晩で作った句が披露されましたが、結構良い出来でしたね。そんなことの多い方なんですが、ある意味では才能のある人なのかもしれません。

閑話休題、先生の句に戻りましょう。「太白」は金星ですが、そもそもは古代中国の呼称です。Wikipediaから引用させて貰いますと『中国では、古くは、宵の明星と暁の明星とを別々の星と考えており、明けの明星を「啓明」(けいめい)、宵の明星を「長庚」(ちょうこう)、と呼び分けていた。「太白」は金星そのものの他に、宵の明星=「長庚」を指す。』ということです。元日の夕方空を見上げたのでしょうか?でも、何となく新年になったばかりの深夜か或いは初日の出の前か・・・そんな時間の金星と月のような気もしますね。


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