後回しにしてしまった1968年第10位入賞のリトル・トニーです。2020年の5月にこのブログで、Cuore Matto(狂ったハート)を取り上げました。かなり前ですのでもう一度記事を・・・『本名は、アントニオ・チャッチで1941年2月生れです。両親がサンマリノ人だったのでリトル・トニーもサンマリノの市民権を持っていたんだそうです。2013年5月にローマで亡くなっています。
イタリアでは、ロック歌手として大変に高名だったようですが、日本でのレコード盤発売はサンレモの出場曲だけだったのかもしれません。
日本で知られるきっかけは、1961年、アドリアーノ・チェレンターノの曲 「24 mila baci」(2万4千回のキッス)で、チェレンターノと組んでサン・レモに出場し、2位になったことでしょう。』
いずれにしても、日本では彼の曲がヒットすることも、カンツォーネファンに知られることも少なく、どうやら日本でのアルバムはベスト盤だけのようですね。それも「24,000回のキッス」のヒットがあったからかもしれません。
Little Tony - Un Uomo Piange Solo Per Amore - 1968