ラヂオ惑星モルファス

施餓鬼(施食会)


我が家の墓から寺の屋根越しに、遠くランドマークタワー

7月28日は菩提寺の施餓鬼となっている。この寺では旧暦で物事を進めているから、本来は8月に入ってからこの法要を行うのだろう。ただ、總持寺のごく近くにある寺だから、本山の坊さんも沢山来る関係上、日取りは決まっているのかもしれない。
今年は、母親の新盆なので、欠席はし難いので2時間かけて横浜に行った。
横浜といっても港北ニュータウンに近く、新幹線で行っても田園都市線で行っても5分しか違わない。以前は車で行ったが、首都高に不慣れな頃に一度、向島、江戸橋、新橋、谷町、用賀、環8の全てで渋滞に捕まって5時間かかったことがあった。それに、寺には駐車場がない!
なので、時間が重要な場合には電車にしている。相互乗り入れのおかげで乗り換えは一度で済むせいもある。

かつては本堂に入り切れない程の人が集まり、自分の塔婆を見つけるのにも苦労したが、本堂には空席も目立つし、塔婆も難なく見つかった。墓に行ってみると、案の定夏草がそこそこ蔓延っていたが、軍手、雑巾持参でスイスイと掃除が完了。しかし、見渡すと夏草に覆われた墓の何と多いことか。年一度の施餓鬼はもとより、明らかに彼岸にも全く墓参りをしていないのだろう。
我が家も同じ、既に父が死んだ年齢を越して、我々がいつこの墓の厄介になるだろうか!律儀な息子は寺の言うなりにやるだろう。だが、それで良いのか?多くの土地に死者や死者が残した遺物が溢れる。子等の世代は二家族以上の死者の面倒を観る者も多く、そんな経費で活力を削がれては、いずれ死者となる我々も心苦しい。
樹木葬だの散骨だの、様々な葬い方があるが、少なくとも昔ながらの宗教儀式や多額の金品を求めるやり方は、もう止めるべきだろう、その先にどの様な葬い方があるかは分からないが・・・・・・







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