ラヂオ惑星モルファス

アンヌ・ロリック(Anne Lorric)①・・・Ma maison

何度かフレンチポップスやシャンソンについて取り上げてきましたが、日本でシャンソンというと何となく1950年代までのジュリエット・グレコやイブ・モンタンが代表選手で、1960年代でもジルベール・ベコー、バルバラ、ジョルジュ・ムスタキなどは「シャンソン」扱いですが、いわゆる「イエ・イエ」以来のポップス系の音楽は「シャンソン」の範疇に入っていないようですね。
まあ、これは日本ならではの感覚でしょうから、シャンソンとは普通名詞の「歌」でしょう・・・などと言っても仕方のないことですね。私もカテゴリーの部分では表記の通りにシャンソンを括弧書きにしていますが、気持ちはどちらも何の区別もするつもりがない・・・と言う気持ちなんです。

さて、今日取り上げるのはアンヌ・ロリック(Anne Lorric)です。フランスのレコジャケで見る限りちょっとナイーブな感じの美人ですね。1959年の生まれですから、「フレンチロリータ」などと言われる1960年代後半から70年代前半の若い娘全盛期からは少し後になります。
フランスのサイトにも余り情報がないので詳しくは紹介できませんが、1981年「En prenant Julien par la main」という曲でデビューしています。この曲はとてもビートのきいたポップな曲ですが、今日紹介する1982年の「Ma maison」はしっとりした優しい曲です。歌詞をみるとなんとなく小坂明子も「あなた」を彷彿とさせるような気がしますが、如何でしょう?見た目とは違って、こうしたスローな曲は余り多くないようですが、私から見ればこうした曲の方が雰囲気に合っているように思います。


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