11月も中旬を過ぎてしまいましたね。10月末、アマチュアオーケストラを退団したのでかなり時間の余裕が出来たはずなのですが、日記代わりにしている手帳を見ると、句会の締め切りや福祉団体の仕事、地域自治会の仕事でかなり追われていました。一息ついてかつてのフレンチポップスのカセットテープを聴いていましたら、すっかり忘れていた曲が・・・
まさに11月に相応しい曲ですね?アンヌ・ヴァンデルローヴは名前から解るとおり、1943年オランダ出身のシンガーソングライターです。当時(今でもウィキでは)「フランスのジョーンバエズ」という触れ込みでした。この曲は1967年のディスク大賞を取った曲ですが、1968年のいわゆる「5月革命」やそれに続く若者を中心とした反戦運動の中でしきりに歌われ、ちょうど声の質も含めて、ジョーンバエズに擬せられたのでしょう。
しかし、直ぐにパテ・マルコニーと別れブルターニュ(彼女の母親はブルトン人)で活動し自主制作をするようになったとのこと。ヒット曲という点から見れば、この一曲でフランスのポピュラーソング史に名を連ねていると言っても過言ではないでしょう。2019年6月に亡くなっています。
ANNE VANDERLOVE:Ballade en novembre(1966)