今日取り上げる曲は「Toi que je veux」 (邦題:私の好きな人)です。日本では1968年6月に発売された「フランス・ギャル/恋のシャンソンアルバム」というLPに収められています。フランスのオリジナルは「1968」というそのまんまのタイトルのアルバムに収められています。
日本でのディスコグラフィを見るとシングルカットはされなかったようですね。この頃はあまりシングル盤に目が行かなくなって・・・バイト収入が入るようになって・・・いたので、給料を貰うとほとんどをレコードやエアチェック(懐かしい言葉でしょう?)用のカセットテープに費やしていました。
あ、もちろん本も!
この頃のライナーノートは、古いアルバムの焼き直し?が多いような気がします。このアルバムも歌詞カードは入っていますが、一曲ごとの解説はなくむしろセリジュ・ゲーンスブールとアラン・ゴラゲールについての解説の方が多い感じです。
ところでこの曲のルフランの部分、「進軍ラッパのファンファーレが・・・」はどのような意味があるのでしょうか?1968年は「5月革命」の年です。若者達が反戦、反ベトナム戦争、反米、反権力の嵐を巻き起こした年ですから、きっとそうした時代背景をも映し出しているのではないかと思います。
ただ、ビデオは・・・そんな世相とは全くかけ離れているように見えますね。
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