1968年のサンレモ音楽祭入賞曲の続きです。6位に入賞したアンナ・イデンティチの「Quando m'innamoro」(邦題:愛の花咲くとき)は既にご紹介済みですので、7位に入賞したマッシモ・ラニエリの「Da bambino」(邦題:青空の想い出 )を。
美しい曲だとは思いますが、個人的には50年代までのカンツォーネのようで、余りポップな感じがしない・・・当時の若者受け要素が少ない曲のように感じました。とはいえ!今とは大違い・・・この当時は本当にカンツォーネのレコードが沢山出ていました!お金があったら必ず買っていたのに・・・貧乏な18歳では到底買えませんね。
ラニエリはこのブログでも何度か取り上げています。大好きな歌手の一人ですが、やはりイタリアは歌の国ですね!こうした歌唱力の優れた歌手が沢山!当時の日本ではグループサウンズが全盛期。まるで歌唱力が違います。勿論歌謡曲の歌手には色々いらっしゃいましたが、なんといっても垢抜けた美しい歌に憧れたものです。
マッシモ・ラニエリは1951年ナポリ生まれ!やはりナポリの人って歌が上手いのかな?1964年に歌手デビュー、1975年以降は歌手としてよりも映画などで活躍していたようです。
Da bambino