ところで、いつの頃か、「シンガーソングライター」と言う言葉が出始めました。自分で作詞作曲して歌うなんて凄い才能だ!と感じました。長年音楽を聴けば分かることなのでしょうが、やはり一人の創造力にはそれなりの限界もあり、メロディやリズムや曲想などが同じ様なライン上にあるように感じます。
ですから、どうしても似たような曲が多くなりヒットすれば良いのですが、飽きられた場合はなかなか難しいことになるのではないかな?
このアラン・バリエールも「シンガーソングライター」です。デビュー作の「Cathy」(カッティ)以来メロディアスで時にダイナミックな曲を作り続けていました。
今日紹介する曲は、作曲だけがアラン・バリエールです。詩は・・・20世紀の大詩人ルイ・アラゴン。1942年4月に発表されたアラゴンの愛人で妻のエルザ・トリオレを賛美した有名な詩です。
この詩に、ジャン・フェラとモーリス・ヴァンデールが曲を付け、ジャン・フェラやアンドレ・クラヴォーが歌った「エルザの瞳」が有名ですね。
アラン・バリエールも1969年に作曲していますが、この二曲を聞き比べてみても面白いですね。ジャン・フェラ盤は後日紹介したいと思います。
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