先週の月曜日、つまり丁度一週間前の19日、蕎麦打ちに出かけた。
産地が異なる蕎麦を、サークルの会長が調達してくれるので、毎回蕎麦粉の感触や香りなどのちょっとした違いを楽しみながら打っている。そして有るか無しかの味の変化も楽しんでいる・・・まあ、これを幸福と言わずに何というのだろうか?今回は「常陸秋そば」・・・月2回しか蕎麦打ちをしないのだから、何年たっても素人の域を出られない我々だが、この「常陸秋そば」は失敗することが無いと言っていいくらい優秀な蕎麦粉である。
というか、いつも会長が注文しているのは桜川市の会社であるが、蕎麦の実を石臼で挽く時ゆっくりと丁寧に挽いてくれている・・・とは会長の弁。
会長によると、石臼の回転数が多い(早い)と蕎麦の実が熱を持ってしまって香りが飛ぶのではないか?かつ、わずかに粗めに仕上がるのだろう、その点この会社は丁寧な挽き方に感ずる・・・・・と。挽き方が違うから打つ時の感触も出来上がりも異なってくるのは間違いないだろう。だから、超有名産地の大変高価な蕎麦粉だからと言って、よい出来上がりにはならないことも多いのは当然だろうか。
これまでの経験では、この会社から手に入れた「常陸秋そば」の香、手触り、出来上がりは期待にたがわないし、我々蕎麦打ちと蕎麦を食べることを楽しみにしている素人の輩には、初めに書いた通り「私も失敗しないので」特上の蕎麦粉である。