ロッシーニ初期のオペラ・ブッファだが、実はオペラには全く疎いのでWikipediaの記述の一部を引用する。
『・・・(前略)オペラ・ブッファはそういった滑稽な場面を主要な部分、時にはオペラそのものの前提として用いている。使用される音楽は民衆の方を向いたものとなってきており、一般の民衆が楽しむことの出来る主題や物語が何よりも適したものであった。オペラにおける滑稽な物語は、音楽に娯楽の要素を加える面があった。・・・(後略)』
オーボエ奏者にとっては、音楽的に重要な作品ではないと思うが、テクニックとかひたすらオーボエが目立つ、という点では少々珍しい作品であろうか?
それにしてもオペラとしてもあまり上演される作品でもないことから、多分知らない方が多いのではないだろうか。
ハ長調でもあり楽しくオーボエの音を聞く曲でもあろうか。あるいはホームミュージック的な扱いを受けているのかもしれない。
しかし、下手糞な初心者オーボエ吹きだった(過去形)身としては、こんな風に吹けたら良いな・・・というのが実感である。