NHKの大河ドラマでも、「花燃ゆ」で明治維新を進めた革命児の群像が描かれています。日本人にとっては明治維新は最も燃える時代として多くの人の共感を得ていると思います。
ただ、僕はやや懐疑的です。明治という時代や様々な革命的事象は、江戸時代という土台があってこそのものだと思っています。
幕藩体制に対する革命・・・という意味では、政治革命としての明治維新は重要だと思いますが、文化という点から見た時、廃仏毀釈などを取り上げるまでもなく貴重な日本らしい文化を乱暴に破壊したのも又明治であり、維新の負の側面ではないかなと思いますし、結果的には「大東亜戦争」に直接つながる思想的背景を形作ったというような司馬遼太郎の考え方にも共感を覚えます。もっと勉強しなければ。
さて、いつものように穏やかな話題を。
先日、ポール・マッカートニーが来日して武道館でライブを行いました。ビートルズの来日の頃は中学生でしたが、コピーバンドが大流行でした。残念ながら私は加われなかったのですが、同級生達が質屋の息子を中心にバンドを作りましたね~
授業の英語はさっぱり熱意がない連中も、ビートルズの歌詞は必死で覚えていましたし。
高校受験の頃も、TBSラジオの電話リクエストにかじりついていてさっぱり勉強しなかったように思います。
その頃は、既にシャンソンやカンツオーネにも興味があり、むしろ優しいメロディラインや可愛い金髪の女の子の方がずっとずっと好きになっていました。
が、やはりアメリカのポップスにも興味を引かれ、ライチャス・ブラザースやフォー・シーズンズなどが好きでした。
その中で、いかにも朗々と歌っているバラードが気になりました。それがジェイとアメリカンズの「Cara Mia」(邦題もカラ・ミアかな?)です。
シングル盤のライナーノートを見ようと思ったのですが、家がまだ片付かないのでシングル盤の箱が行方不明です・・・残念。見つかったら再度アップしましょう。
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