競馬の関係で出遅れたが、なでしこのベスト8豪州戦。
スタメンが怪我の影響だそうだが、山根と菅澤ではなく、
私の望み通りの海堀と川澄でまずは満足の起用。
判断力や動きのキレ等断然海堀だし、
菅澤というよりも大野と川澄を同じサイドで使いたいので
(もちろん4-4-2の場合)その形だったのでね。
顔ぶれが変わってない云々ということとは相反するが、
全てが新しい顔になれと言うことではなく、
現段階での最高の形がこれだから当然。
新しい顔という意味では、点を取ったことではなく、
近賀の劣化も多少感じることから有吉の台頭は嬉しいところ。
逆に田中明日菜を飛び越えて川村が出てきたが、
その分宇津木の瑠美ちゃんがないがしろになってて
SBで起用されるなど、勿体無い感やユーティリティ感が
佐々木の中にはあって、本当のないがしろではないけど、
澤が36歳にもなって、毎試合90分間とは行かない中、
たまに妙にテンパってがっかりするが攻守に光る
阪口をボランチのベースにしたとしても、
もう一人は絶対に瑠美ちゃんだと思っている。
結果としてその瑠美ちゃんがゲームのMVPになったことは
すぐに点を取った選手に行きがちだが、
しっかりと見ているじゃないかと嬉しくなったね。
その辺の中身は↓で。
昨年のアジア杯で2-2と1-0とグループリーグで引き分け、
決勝で辛勝した、対戦成績よりはほぼ5分の相手。
そこが日本より実際若干劣るがこれもほぼ5分の
ブラジルを破って上がってきたので世間も警戒を口にしたが、
女子サッカー知らん人は男子の印象で優勝候補と言うんだよ。
男子は王国で現在はネイマールやオスカルらが活躍。
(コパアメリカ因縁のコロンビア戦でまさかの大暴れ)
その印象から女子も強いと思い込んでる。
一時期よりは大分上がったけど、でもそこから少し落ちてる。
それが現在のブラジル女子。
だから豪州に負けても番狂わせとも意外とも思わない。
せいぜいランクが下のほうが勝ったかということぐらい。
そんな相手だったが、結果としてやはりの1-0で
昨年のアジア杯決勝と同じ。
でもさすがにグループリーグとは違い、
前半早々にゴールとは行かずに延長も見え始めた
後半41分までともにノーゴールだった。
しかし相手に持たれて押せ押せの様子も目立ったが、
それは印象だけで実際の保持率は日本が60%以上と圧倒。
さらにシュートも15本程度かと思ったがそこそこあり
その押せ押せの印象も優位の印象にあったが
でも枠に飛ばないんだよな。
大野や宮間のは難しい感じではあったけど、
ふかしたり、ヒールでの反らしが枠外だったりとした。
相手の攻撃はカウンターなので、サイモンやミランダカー
・・・サマンサカーのドリブルでの駆け上がりを
どれだけ振り払われずにくっついて潰せるかが鍵だった。
十分だったとは言えないが、ボランチも含めたDF陣が
なんとか好機を凌ぎきったと言う感じだった。
印象的には前半序盤の岩清水のスライディングがある。
ただセットプレーが身上の日本としては、
深く切り込んでのCKはバイタルでのFKなどが効果的。
でもあの縦一列は何なのか!?
確かに散った瞬間はフリーになるが、
その散った位置と、キッカー宮間の蹴りこむ場所が
そうそうアジャストしないんじゃないか?
だとしたらただの奇策でまるで意味が無い。
策士策に溺れるの典型的なヤツかも?
実際虎の子の1点はセットプレーで得たものだが、
あの縦一列を諦めてか、しなかったものだったし。
それと大儀見のミドルはあまり打って欲しくない。
多少は持ち込んで打って欲しい。
やっぱミドルは1.5とか2列目以降の選手のもの。
そのこぼれ玉にTOPが反応するのだから、
TOPがそれやったらこぼれ球を押し込む人が居ない。
もちろん狙えれば狙うがいいし、絶対するなって話じゃないけど。
だけど1本も決まらないどころか枠にひとつも行ってないからな。
それと大野川澄のコンビは凄くいいんだけど、
あれももっと決めてくれんかね?もやもやしてるよ。
得点シーンは、宮間が左からのCKで、ニアには岩渕と大儀見。
その1列後ろに阪口と熊谷。普通に散って位置していた。
ボールは熊谷のところに弧を描いて飛び込みカーと競るが、
カーがヘッドで弾き飛ばして、5mほど先のエリア内に居た
サイモンの足元に落下するが、それをサイモンがとりあえず
センターサークル方向にクリアを・・・と思って居ただろうところに
それまで中央での相手の好機を何度と無く潰し、奪ってきた
我らの瑠美ちゃんがジャンボ鶴田のジャンピングニーのように
相手のクリアボールは確実にグラウンダーじゃないと想定して
飛びこんだわけだが、その足がサイモンより先に当たって
またゴールにボールを推し戻した。(これがMVPの決定打かと)
そのこぼれたところには丁度イワシがフリーで居て
(相手はボールに釣られてマークから外れたもよう)
シュートを打つがボールに詰めた相手がそこに居て
GKと重なるように体を張って阻止。
でもそのボールが更にイワシの足元に来て今一度打つが、
相手DFとGKの僅かな隙間をぬって今度は弾かれなかったが
枠を大きく外れた左に。
でもそこには交代で入った岩渕がフリーで居て、
滑り込みながら押し込んだ。
これも岩渕マークの相手がイワシのシュートを防ごうと
マークを外れてゴールマウス前に移動したのでフリーになった。
そんなゴールシーンだった。
しいて指摘があるなら、イワシの居たのが右よりだったが、
その更に右には誰も居なかった。
相手のクリアがもしその右に行ったらこの得点も無かった。
そういう意味では左の岩渕や大儀見が居るほうに飛んで良かった。
何にしても小柄なんだからと大柄な選手を倒すためのパスサッカー。
これも優勝すれば研究され尽くす。
でも小柄を活かすことはあれがダメならこれというほど多彩ではない。
今回は縦への意識が強すぎて弱小チームがやるロングボールを多用し
非常に大味で繋がりが無く断片的なつまらないサッカーをしてきた。
それも格下相手には通用というよりはどうにか結果を出せても
上になればまるで意味が無くなる。
それを思い起こしたかのように、縦の長いのもあったけど、
基本はパスサッカーで押しあげていくそれに戻した。
それが奏功したと言っていいかも。
まぁミスはまだあったけど。小さいもので数も少なかった。
次はやはりのイングランド。
前回W杯のグループリーグ・・・全体通しても唯一負けた相手。
ここまで4戦0勝2敗2分。
開幕前にこれまで7戦全敗のイタリアについに勝利し、
(相手は大きな舞台に出てこないし長年対戦が無かったが)
その狼煙は苦手な欧州への反撃と思いたい。
ここはしっかりと1-0でもいいのでしっかり90分で勝って、
決勝で米独の勝者と連覇を賭けて全て燃え尽きてもらいたい。
錦織の話も書こうと思ったが、明日U-22と一緒にする。
スタメンが怪我の影響だそうだが、山根と菅澤ではなく、
私の望み通りの海堀と川澄でまずは満足の起用。
判断力や動きのキレ等断然海堀だし、
菅澤というよりも大野と川澄を同じサイドで使いたいので
(もちろん4-4-2の場合)その形だったのでね。
顔ぶれが変わってない云々ということとは相反するが、
全てが新しい顔になれと言うことではなく、
現段階での最高の形がこれだから当然。
新しい顔という意味では、点を取ったことではなく、
近賀の劣化も多少感じることから有吉の台頭は嬉しいところ。
逆に田中明日菜を飛び越えて川村が出てきたが、
その分宇津木の瑠美ちゃんがないがしろになってて
SBで起用されるなど、勿体無い感やユーティリティ感が
佐々木の中にはあって、本当のないがしろではないけど、
澤が36歳にもなって、毎試合90分間とは行かない中、
たまに妙にテンパってがっかりするが攻守に光る
阪口をボランチのベースにしたとしても、
もう一人は絶対に瑠美ちゃんだと思っている。
結果としてその瑠美ちゃんがゲームのMVPになったことは
すぐに点を取った選手に行きがちだが、
しっかりと見ているじゃないかと嬉しくなったね。
その辺の中身は↓で。
昨年のアジア杯で2-2と1-0とグループリーグで引き分け、
決勝で辛勝した、対戦成績よりはほぼ5分の相手。
そこが日本より実際若干劣るがこれもほぼ5分の
ブラジルを破って上がってきたので世間も警戒を口にしたが、
女子サッカー知らん人は男子の印象で優勝候補と言うんだよ。
男子は王国で現在はネイマールやオスカルらが活躍。
(コパアメリカ因縁のコロンビア戦でまさかの大暴れ)
その印象から女子も強いと思い込んでる。
一時期よりは大分上がったけど、でもそこから少し落ちてる。
それが現在のブラジル女子。
だから豪州に負けても番狂わせとも意外とも思わない。
せいぜいランクが下のほうが勝ったかということぐらい。
そんな相手だったが、結果としてやはりの1-0で
昨年のアジア杯決勝と同じ。
でもさすがにグループリーグとは違い、
前半早々にゴールとは行かずに延長も見え始めた
後半41分までともにノーゴールだった。
しかし相手に持たれて押せ押せの様子も目立ったが、
それは印象だけで実際の保持率は日本が60%以上と圧倒。
さらにシュートも15本程度かと思ったがそこそこあり
その押せ押せの印象も優位の印象にあったが
でも枠に飛ばないんだよな。
大野や宮間のは難しい感じではあったけど、
ふかしたり、ヒールでの反らしが枠外だったりとした。
相手の攻撃はカウンターなので、サイモンやミランダカー
・・・サマンサカーのドリブルでの駆け上がりを
どれだけ振り払われずにくっついて潰せるかが鍵だった。
十分だったとは言えないが、ボランチも含めたDF陣が
なんとか好機を凌ぎきったと言う感じだった。
印象的には前半序盤の岩清水のスライディングがある。
ただセットプレーが身上の日本としては、
深く切り込んでのCKはバイタルでのFKなどが効果的。
でもあの縦一列は何なのか!?
確かに散った瞬間はフリーになるが、
その散った位置と、キッカー宮間の蹴りこむ場所が
そうそうアジャストしないんじゃないか?
だとしたらただの奇策でまるで意味が無い。
策士策に溺れるの典型的なヤツかも?
実際虎の子の1点はセットプレーで得たものだが、
あの縦一列を諦めてか、しなかったものだったし。
それと大儀見のミドルはあまり打って欲しくない。
多少は持ち込んで打って欲しい。
やっぱミドルは1.5とか2列目以降の選手のもの。
そのこぼれ玉にTOPが反応するのだから、
TOPがそれやったらこぼれ球を押し込む人が居ない。
もちろん狙えれば狙うがいいし、絶対するなって話じゃないけど。
だけど1本も決まらないどころか枠にひとつも行ってないからな。
それと大野川澄のコンビは凄くいいんだけど、
あれももっと決めてくれんかね?もやもやしてるよ。
得点シーンは、宮間が左からのCKで、ニアには岩渕と大儀見。
その1列後ろに阪口と熊谷。普通に散って位置していた。
ボールは熊谷のところに弧を描いて飛び込みカーと競るが、
カーがヘッドで弾き飛ばして、5mほど先のエリア内に居た
サイモンの足元に落下するが、それをサイモンがとりあえず
センターサークル方向にクリアを・・・と思って居ただろうところに
それまで中央での相手の好機を何度と無く潰し、奪ってきた
我らの瑠美ちゃんがジャンボ鶴田のジャンピングニーのように
相手のクリアボールは確実にグラウンダーじゃないと想定して
飛びこんだわけだが、その足がサイモンより先に当たって
またゴールにボールを推し戻した。(これがMVPの決定打かと)
そのこぼれたところには丁度イワシがフリーで居て
(相手はボールに釣られてマークから外れたもよう)
シュートを打つがボールに詰めた相手がそこに居て
GKと重なるように体を張って阻止。
でもそのボールが更にイワシの足元に来て今一度打つが、
相手DFとGKの僅かな隙間をぬって今度は弾かれなかったが
枠を大きく外れた左に。
でもそこには交代で入った岩渕がフリーで居て、
滑り込みながら押し込んだ。
これも岩渕マークの相手がイワシのシュートを防ごうと
マークを外れてゴールマウス前に移動したのでフリーになった。
そんなゴールシーンだった。
しいて指摘があるなら、イワシの居たのが右よりだったが、
その更に右には誰も居なかった。
相手のクリアがもしその右に行ったらこの得点も無かった。
そういう意味では左の岩渕や大儀見が居るほうに飛んで良かった。
何にしても小柄なんだからと大柄な選手を倒すためのパスサッカー。
これも優勝すれば研究され尽くす。
でも小柄を活かすことはあれがダメならこれというほど多彩ではない。
今回は縦への意識が強すぎて弱小チームがやるロングボールを多用し
非常に大味で繋がりが無く断片的なつまらないサッカーをしてきた。
それも格下相手には通用というよりはどうにか結果を出せても
上になればまるで意味が無くなる。
それを思い起こしたかのように、縦の長いのもあったけど、
基本はパスサッカーで押しあげていくそれに戻した。
それが奏功したと言っていいかも。
まぁミスはまだあったけど。小さいもので数も少なかった。
次はやはりのイングランド。
前回W杯のグループリーグ・・・全体通しても唯一負けた相手。
ここまで4戦0勝2敗2分。
開幕前にこれまで7戦全敗のイタリアについに勝利し、
(相手は大きな舞台に出てこないし長年対戦が無かったが)
その狼煙は苦手な欧州への反撃と思いたい。
ここはしっかりと1-0でもいいのでしっかり90分で勝って、
決勝で米独の勝者と連覇を賭けて全て燃え尽きてもらいたい。
錦織の話も書こうと思ったが、明日U-22と一緒にする。