まぁ普通に考えれば昨年よりも1つ順位がいいのだし、
負かしたことない米国を負かしたのだから褒めちぎってもいいのだけど、
やっぱり今まで以上に出来たことと、もっと出来ていないといけないところが
明確に浮き彫りになっていたので、決勝で勝っていたにしても
全体で考えて48点ぐらいしか上げられないかな?と。
そこは選手は監督の戦術やポジショニングで動くので
そこによって生きたり死んだりもするので
佐々木監督のユーティリティのテストの意味合いは間違いがあったと思う。
いくら澤が出られない体調だとしても、宮間のボランチは微妙。
確かに舵を取る意味では面白いと思った。
縦へのダイレクトパスやロングフィードが少なかった不満が大きかったし
その打開を出来そうだと思った。
でもボランチはすぐ後ろは最終ラインだし、でも中盤の底でもあるし、
普段サイドに張っている選手は、サイドにべったりいるわけでもなく
中に切れ込んでくることもしばしばあるから関係ないけども
その舵という意味のボランチは相手のFWやOHに寄せられ囲まれるし
サイドよりは相手に潰されやすい。
宮間の体格はそれに向かない。
だから小柄な自分が活きる道として、キックの精度を上げ、
左右どちらでも蹴られるようにしたのではないか?
いわゆるフィジカルが物を言う場面ではなく、キッカーとしての存在。
それだったらCKでもFKでも基本背丈は関係ない。
だからこそゴールマウス前に集まる1人としては不備があるので
そこから外れた場所であるキッカーという唯一のポジションを
勝ち得ることが宮間が女子サッカー界で生き残っていく唯一の道。
それだから今の宮間のスタイルが確立されているのだ。
それを監督がわかっていないのか、ボランチに入れたことは
試す意味では悪くはないが、腐っても世界3番目の大会の決勝戦で
それをやる必要はなかったと思う。
やるなら次の米国戦でいいんじゃないか?
ということで、前半の宮間は特に目立たず潰されてた印象。
米国戦でボランチの位置辺りに多くいたことは、
押し込まれていたからやむなく下がっていただけで、
もっと最終ラインが上がって、パスコースにみんなが動いて
パスを広く回しまくれていたらそこには居なかったはず。
ゆえに後半宮間を定位置に上げたとたんに動きが変わった。
やはり田中明日菜のほうがここ数戦そこに入っているだけあって
そのほうがシンプルで機能していた。
田中も1試合ずつ成長しているのが感じるように、
試合ごとにもたもたしている感じは減っていった。
特に決勝ではさほど米国戦のような横と後ろばかりという悪さは
目立たなかった。
ただDFではやはり離脱していた影響を引きずっていた感じで
岩清水がよくなかった。イワシがDFの核だから変わることはない。
それはW杯でも強く感じた印象で、若い分焦ってミスが多いのが
熊谷なので、その心配のほうがあるはずなのに、
熊谷の落ち着きが妙に目に付いて、決勝では熊谷がDFに入ってからのほうが
安定的でパスが出せなければ、ドリブルで上がったり、左右に行ったりして
自らパスコースを見つけて出していた。
もっとも前半からではないので活きがよかったからできたことだが、
足が止まるような時間だったとしても、動かずどこに出そうかと
きょろきょろしてて囲まれて取られてピンチになるより
全然ましだったし、そうして欲しいと思ってたんだよ!と感じた。
なんか澤の体調不良がウィルス性のものではないとはっきりしないのが
もしかして妊娠!??!?とか思ってしまうが、
どうもめまいとからしく、私同様にメニエールなのか?
女性のほうが多いし、ずっとプレッシャーの中に居続けると
そういう風になっちゃうのは当たり前といえば当たり前…。
なんにしても心配だが、澤にイワシと世代交代の風が吹いたのか?
澤はともかくイワシはまだここからだけど。
決勝の一番まずいことは負けたことじゃない。
何が一番悪いかって4点も取られたことだ。
終了後に有吉が泣いていたが、それは解るし仕方が無い。
自分のミスのせいでPK献上したんだから。
そこは若さが出てしまったと思ったが、これも経験で解消できる。
ワンバックなどはガタイがいいのに体を預けて攻めに行くと
意外と転んでファールを貰いに来るとして、
岩清水らDF陣は少し開けて対処しているのだが、
その辺も代表でのゲーム感や数という経験が足りないから
焦ったりアドレナリンが出てつっぱしてしまうのだ。
だからこれは時間しか解決できない。だからやむなしなのだ。
もっともあのPKがなければ日本の3点目もなかったと思う。
リードされたのでしゃにむに点を取りに行ったから起きたことで、
同点の流れだったらあのシーンはなかったと思う。
もっとも後半は完全に押せ押せだったので、
別のシーンとしての得点は見られるだろうと思っていたけど…。
しいていうならあのPK献上は完全に日本に吹いていた風を
ピタッと止めてしまったことには間違いない。
でもそこが最大に悪いのではなく、前半に簡単に2点失ったことが
最大の問題なのだ。だから焦りが生まれたんだから。
その焦りからPKも含めて全ての失点に繋がっている。
いわば1点は1点でもその失い方や時間帯によってまるで別物。
そこまで深く考えなくても先取点を奪われることは、
確実によくない展開。もっとも日本人は逆境に強いので
失点してからのほうが力が出るという皮肉さも持ってるけど。
なんにしても4失点は恥だ。相手が強くても米国戦のような
1点を争う緊迫したゲームをしないといけない。
勝つには得点しないと勝てないが、まずは守って失点しないことから。
負けなければドローという負けよりはましな結果があるからだ。
これが得点が欲しくて時間がなくて、前がかりにならざるを得なくて
それで短時間に2点失点したならまだ仕方がないと思えるが、
前半の20分ごろに連続して2失点とは大問題だ!!
何故そういうことになったのか、デカイ相手など毎度の対戦だから
理由にもならないし、宮間のボランチという部分も含まれると思うが
誰が、何が、どうだったのでこうなったから、こうしていなければ
ならなかった。そうしていれば起きないことだったということを
間違いなく見つけて把握して共通理解していないといけない。
簡単にわかるのは3点目だけなので、4点目もわかりやすいけど、
とにかく1・2点目の反省を今後に活かさないと五輪はすぐに帰国するかと。
そして良かったことは川澄は完全に自信を持った。
デルピエロポジションは川澄ポジションでもあった。
あの落ち着いた1点目のシュートは非常に良かった。
そしていつも酷評の永里だが、不満は相変わらずあるにはあるが、
強くなったという頼もしさを感じた。
点を取って欲しいのが絶対条件ではあるが、
その点とは直接関係ないものの、くさびとして受けられるし、
キープ力も上がったし、特に決勝の終盤での右サイドで2人に囲まれて
1人でボールを奪われずに振り回していたそれは見事だった。
ただその後のパスがへなちょこでパスが通らずに相手に奪われたので
玉に瑕となってしまったのが残念極まりなかったが、
くさびになるFWは1人でロングパスを受けられて、キープできて
仲間の上がりを待てて、的確なパスを出して、自分もその次の展開に
顔を突っ込むというのが理想なのだから。
ともかく安藤は常に地味なのである意味いつもどおりかもしれないが
W杯ほどの隠れた仕事ぶりは感じられず、
その分川澄と永里に期待できると思うことが出来たのは収穫。
そして田中明日菜と高瀬愛実も実戦を積めばもっとよくなるし、
必要性も感じることが出来た。不足の部分は若いから目を潰れる。
そういう意味では有吉も90分出ていたのが気の毒なぐらいで、
近賀が入るなら有吉と変わるかと思ったので、
あまり使われない中で、決勝でいきなりスタメンで90分は荷が重かったかと
そう思うとその起用には気の毒にさえ感じる。
そんななかそれなりによくやっていたと思える。
そして暫く代表のピッチから離れていて、使われても短かった
宇津木だが、澤の関係もあって出場が増えたら
やはり試合ごとにぎこちなさは減っていって、
一定のラインまで押しあがってきた。
その辺を思うと、やはり試合に出ないとダメだということ。
男子でもあまり試合に出ていない海外組とかが
代表でいきなり入っても機能しない事は当然だと思う。
槙野が帰ってきたことは正解で、うっちーもそろそろ危ないんでは?
ともかくなでしこは最終ラインの下げすぎと、
パスコースをボールを持ってる人も、受ける人も動いて作ることと、
単調にならずに、毎度では逆効果だがたまには大胆なサイドチェンジとか
縦一本のパスを放りこむような、アクセントを入れられるように
なってもらいたいし、マークの付き方や、守備の仕方やどこまで追って
どこから見送るか、自分のポジションにおいてそれぞれが理解して欲しいし
特にペナルティエリアで変に相手を倒さないことは徹底してもらいたい。
つい去年の春頃まで、男子と比べてランクは上でも力があまりにも
低すぎたなでしこに期待は小さかったが、
いまやウズベクにホームで負けるようなアジア3位に格落ちした
男子よりも確実に期待値が上がっているなでしこなので、
この流れは是非切らさないようにもっと上に上り詰めて欲しい。
・・・こう書くと澤がめまい起こしちゃうんだと思うけど、
そんなに気負わずに、自分たちのできるベストパフォーマンスを
常々にしていればいいんだよ。いつもどおりでいいの。
特別に必要以上に何かとかは誰も思わないから。
負かしたことない米国を負かしたのだから褒めちぎってもいいのだけど、
やっぱり今まで以上に出来たことと、もっと出来ていないといけないところが
明確に浮き彫りになっていたので、決勝で勝っていたにしても
全体で考えて48点ぐらいしか上げられないかな?と。
そこは選手は監督の戦術やポジショニングで動くので
そこによって生きたり死んだりもするので
佐々木監督のユーティリティのテストの意味合いは間違いがあったと思う。
いくら澤が出られない体調だとしても、宮間のボランチは微妙。
確かに舵を取る意味では面白いと思った。
縦へのダイレクトパスやロングフィードが少なかった不満が大きかったし
その打開を出来そうだと思った。
でもボランチはすぐ後ろは最終ラインだし、でも中盤の底でもあるし、
普段サイドに張っている選手は、サイドにべったりいるわけでもなく
中に切れ込んでくることもしばしばあるから関係ないけども
その舵という意味のボランチは相手のFWやOHに寄せられ囲まれるし
サイドよりは相手に潰されやすい。
宮間の体格はそれに向かない。
だから小柄な自分が活きる道として、キックの精度を上げ、
左右どちらでも蹴られるようにしたのではないか?
いわゆるフィジカルが物を言う場面ではなく、キッカーとしての存在。
それだったらCKでもFKでも基本背丈は関係ない。
だからこそゴールマウス前に集まる1人としては不備があるので
そこから外れた場所であるキッカーという唯一のポジションを
勝ち得ることが宮間が女子サッカー界で生き残っていく唯一の道。
それだから今の宮間のスタイルが確立されているのだ。
それを監督がわかっていないのか、ボランチに入れたことは
試す意味では悪くはないが、腐っても世界3番目の大会の決勝戦で
それをやる必要はなかったと思う。
やるなら次の米国戦でいいんじゃないか?
ということで、前半の宮間は特に目立たず潰されてた印象。
米国戦でボランチの位置辺りに多くいたことは、
押し込まれていたからやむなく下がっていただけで、
もっと最終ラインが上がって、パスコースにみんなが動いて
パスを広く回しまくれていたらそこには居なかったはず。
ゆえに後半宮間を定位置に上げたとたんに動きが変わった。
やはり田中明日菜のほうがここ数戦そこに入っているだけあって
そのほうがシンプルで機能していた。
田中も1試合ずつ成長しているのが感じるように、
試合ごとにもたもたしている感じは減っていった。
特に決勝ではさほど米国戦のような横と後ろばかりという悪さは
目立たなかった。
ただDFではやはり離脱していた影響を引きずっていた感じで
岩清水がよくなかった。イワシがDFの核だから変わることはない。
それはW杯でも強く感じた印象で、若い分焦ってミスが多いのが
熊谷なので、その心配のほうがあるはずなのに、
熊谷の落ち着きが妙に目に付いて、決勝では熊谷がDFに入ってからのほうが
安定的でパスが出せなければ、ドリブルで上がったり、左右に行ったりして
自らパスコースを見つけて出していた。
もっとも前半からではないので活きがよかったからできたことだが、
足が止まるような時間だったとしても、動かずどこに出そうかと
きょろきょろしてて囲まれて取られてピンチになるより
全然ましだったし、そうして欲しいと思ってたんだよ!と感じた。
なんか澤の体調不良がウィルス性のものではないとはっきりしないのが
もしかして妊娠!??!?とか思ってしまうが、
どうもめまいとからしく、私同様にメニエールなのか?
女性のほうが多いし、ずっとプレッシャーの中に居続けると
そういう風になっちゃうのは当たり前といえば当たり前…。
なんにしても心配だが、澤にイワシと世代交代の風が吹いたのか?
澤はともかくイワシはまだここからだけど。
決勝の一番まずいことは負けたことじゃない。
何が一番悪いかって4点も取られたことだ。
終了後に有吉が泣いていたが、それは解るし仕方が無い。
自分のミスのせいでPK献上したんだから。
そこは若さが出てしまったと思ったが、これも経験で解消できる。
ワンバックなどはガタイがいいのに体を預けて攻めに行くと
意外と転んでファールを貰いに来るとして、
岩清水らDF陣は少し開けて対処しているのだが、
その辺も代表でのゲーム感や数という経験が足りないから
焦ったりアドレナリンが出てつっぱしてしまうのだ。
だからこれは時間しか解決できない。だからやむなしなのだ。
もっともあのPKがなければ日本の3点目もなかったと思う。
リードされたのでしゃにむに点を取りに行ったから起きたことで、
同点の流れだったらあのシーンはなかったと思う。
もっとも後半は完全に押せ押せだったので、
別のシーンとしての得点は見られるだろうと思っていたけど…。
しいていうならあのPK献上は完全に日本に吹いていた風を
ピタッと止めてしまったことには間違いない。
でもそこが最大に悪いのではなく、前半に簡単に2点失ったことが
最大の問題なのだ。だから焦りが生まれたんだから。
その焦りからPKも含めて全ての失点に繋がっている。
いわば1点は1点でもその失い方や時間帯によってまるで別物。
そこまで深く考えなくても先取点を奪われることは、
確実によくない展開。もっとも日本人は逆境に強いので
失点してからのほうが力が出るという皮肉さも持ってるけど。
なんにしても4失点は恥だ。相手が強くても米国戦のような
1点を争う緊迫したゲームをしないといけない。
勝つには得点しないと勝てないが、まずは守って失点しないことから。
負けなければドローという負けよりはましな結果があるからだ。
これが得点が欲しくて時間がなくて、前がかりにならざるを得なくて
それで短時間に2点失点したならまだ仕方がないと思えるが、
前半の20分ごろに連続して2失点とは大問題だ!!
何故そういうことになったのか、デカイ相手など毎度の対戦だから
理由にもならないし、宮間のボランチという部分も含まれると思うが
誰が、何が、どうだったのでこうなったから、こうしていなければ
ならなかった。そうしていれば起きないことだったということを
間違いなく見つけて把握して共通理解していないといけない。
簡単にわかるのは3点目だけなので、4点目もわかりやすいけど、
とにかく1・2点目の反省を今後に活かさないと五輪はすぐに帰国するかと。
そして良かったことは川澄は完全に自信を持った。
デルピエロポジションは川澄ポジションでもあった。
あの落ち着いた1点目のシュートは非常に良かった。
そしていつも酷評の永里だが、不満は相変わらずあるにはあるが、
強くなったという頼もしさを感じた。
点を取って欲しいのが絶対条件ではあるが、
その点とは直接関係ないものの、くさびとして受けられるし、
キープ力も上がったし、特に決勝の終盤での右サイドで2人に囲まれて
1人でボールを奪われずに振り回していたそれは見事だった。
ただその後のパスがへなちょこでパスが通らずに相手に奪われたので
玉に瑕となってしまったのが残念極まりなかったが、
くさびになるFWは1人でロングパスを受けられて、キープできて
仲間の上がりを待てて、的確なパスを出して、自分もその次の展開に
顔を突っ込むというのが理想なのだから。
ともかく安藤は常に地味なのである意味いつもどおりかもしれないが
W杯ほどの隠れた仕事ぶりは感じられず、
その分川澄と永里に期待できると思うことが出来たのは収穫。
そして田中明日菜と高瀬愛実も実戦を積めばもっとよくなるし、
必要性も感じることが出来た。不足の部分は若いから目を潰れる。
そういう意味では有吉も90分出ていたのが気の毒なぐらいで、
近賀が入るなら有吉と変わるかと思ったので、
あまり使われない中で、決勝でいきなりスタメンで90分は荷が重かったかと
そう思うとその起用には気の毒にさえ感じる。
そんななかそれなりによくやっていたと思える。
そして暫く代表のピッチから離れていて、使われても短かった
宇津木だが、澤の関係もあって出場が増えたら
やはり試合ごとにぎこちなさは減っていって、
一定のラインまで押しあがってきた。
その辺を思うと、やはり試合に出ないとダメだということ。
男子でもあまり試合に出ていない海外組とかが
代表でいきなり入っても機能しない事は当然だと思う。
槙野が帰ってきたことは正解で、うっちーもそろそろ危ないんでは?
ともかくなでしこは最終ラインの下げすぎと、
パスコースをボールを持ってる人も、受ける人も動いて作ることと、
単調にならずに、毎度では逆効果だがたまには大胆なサイドチェンジとか
縦一本のパスを放りこむような、アクセントを入れられるように
なってもらいたいし、マークの付き方や、守備の仕方やどこまで追って
どこから見送るか、自分のポジションにおいてそれぞれが理解して欲しいし
特にペナルティエリアで変に相手を倒さないことは徹底してもらいたい。
つい去年の春頃まで、男子と比べてランクは上でも力があまりにも
低すぎたなでしこに期待は小さかったが、
いまやウズベクにホームで負けるようなアジア3位に格落ちした
男子よりも確実に期待値が上がっているなでしこなので、
この流れは是非切らさないようにもっと上に上り詰めて欲しい。
・・・こう書くと澤がめまい起こしちゃうんだと思うけど、
そんなに気負わずに、自分たちのできるベストパフォーマンスを
常々にしていればいいんだよ。いつもどおりでいいの。
特別に必要以上に何かとかは誰も思わないから。