各国ともメンバーが発表され驚きも多い中、
我が日本代表は惨憺たる結果の中、その結果を出したメンバーが
そのまま選ばれる格好になった。
いろんなコラムや記事なども見たが、いろいろな意見があった。
私はこのメンバーでやむなし。としか思えない。
このメンバーがいいのかというと、戦術は置いといても
ボロ負けを繰り返すのだからいい訳が無い。
しかしこんな後ひと月と言う所まで来て、
ざっくりと入れ替えることは出来るわけが無かろうが。
個人戦でなく団体戦なのだし、やることはそれぞれがやってきていることと
大差無いにしてもコンビネーションというか、
阿吽の呼吸のようなものが非常に大事になる中で、
あるクラブのまるまるを使うという入れ替えでも無い限りは
そんなの急造できるわけが無い。
無論最低なメンバーを選んでいる訳でもなく、
そのメンバーで修正、打開をしてもらうしかない。
多くの入れ替えをした急造メンバーのほうが結果は得られないだろう。
だがサプライズを望む声がマスコミから多く上がった。
サプライズを楽しむなんてサッカーの素人だ。
いや、スポーツの素人だ。
そこまで自分の新聞や雑誌や番組が面白くなればいいのか?
そもそもサプライズってどの辺を差すのだ?
落選当然の呼ばれた選手か?呼ばれたこと無い選手か?
その線引きも曖昧なままに何に期待しているのか?
マスコミの破廉恥なそんな姿勢にはウンザリとする。
そして実際意味は薄いサプライズがあった。能活だ。
能活は嫌いじゃない。代表の正GKも長かったし、
いつも年齢まで一緒の楢崎とその座を競い合ってきた。
でも怪我で現場を離れていた。使いどころは無いだろう。
それでも能活を入れたことは、俊輔はダメだという意味だ。
キャプテンは楢崎や中澤だったとしても、
中核となるのは今の代表では俊輔だ。
でもヒデのような圧倒的なリーダーシップは無い。
だから選択肢がいくつかあることで迷った瞬間に、
「これだ!!」と一つの道筋を示す者が居ないのだと思う。
自分も非難は受けるが相手も強く避難出来るような
そんなリーダーが居ないと、ミーティングでもピッチ上でも
全体が一つの意識になりにくいのだと思う。
闘莉王がそんなタイプだが、纏め上げるリーダーとしては
少し違う気がする。だから居ないのだ。
それを熱く鼓舞する存在でカード的に邪魔にならないのがGKだ。
そこで能活が浮かび上がった。そんな意味合いで西川は外れたのだ。
実際W杯には一度も行っていないキングカズはGK以外の
フィールドプレーヤーだからありえないのだ。
サプライズというなら、第3キーパーに「カズ…三浦カズです」と
岡ちゃんが言うことが最大のサプライズだったと思う。
能活の意味合いはそう言うことだと思うと無いことはないと思う。
もちろんそんなリーダーが居ても、周りが冷めてたら最悪。
それは前回のW杯で我々が目の当たりにした。
ヒデの考えはあまり受け入れられなかった。
簡単なことだと宮本と意見が合わなかったのは、最終ラインのこと。
宮本は裏のスペースを取られたら厄介なので、
出来るだけゴールに近い後ろで展開したいということだが、
ヒデはそれだと中盤がプレスが甘くなるので、
押し上げた高い位置で展開したほうが良く、
仮に抜かれてもゴールまでは多少距離があるので、
守備に動いてカットすることも可能性があるとして、
後ろに居れば、もし裏を取られたらすぐそこはゴールだということ。
これは最後まで一つに固まらなかった。
他にもヒデの蹴ったボールが無人のところを虚しく点々とすることも
何度か目にした。それは日本人の大多数が人にボールを出すことしか
出来ないために、そう言うことが起きた。
ヒデは人が居る場所は見ての通りだし、パスコースも読まれやすいし、
カットもされやすいので、開いたスペースがあれば
そこにキラーパスを流し込んで、同じことを察知した誰かが
そのスペースに同時に走りこんでいくというものだった。
それは複数の狙いがリンクしないと成り立たないもので、
繋がって上がってきたものを一気に終わらせてしまうリスキーなものだが
綺麗に綺麗に繋いで繋いで上げていっても、
横横横横に回しまくって、縦へ出しどころが無ければ下げる。
或いは奪われる。そんなことやってんならスペースへのパスのリスクなど
無いも同然だし、そんなこともどんどんやったほうがいい。
なにせ現状のメンバーで今までのやり方では勝てないのだから。
別にヒデの信者でもなんでもないのだが、前回はそれが凄く浮いてた。
サッカーを知らんやつはミスキックだと思っただろうし、
どこに蹴ってんだ!?とも思っただろうが、あれは必要に思う。
事実それのコンパクトなものは今やってる。
ニアゾーンに入れること。
ニアゾーンにパスが通る人が居れば人に出すが、
ニアゾーンという特定の場所を決めているので、
出るならここだろうと想定できているので、
誰も居なくても近くにいるものは「ここに出るかも?」と予見できる。
なのでニアゾーンに流すだけでも走りこむ誰かが出て来やすいので
ニアゾーンというスペースに出すことも繋がりやすくなっているかも。
もっとも「日本はここに入れてくるから」と読まれてればダメだが。
そして俊輔のリスクはもう一つある。
今は右に張ることが多いが、実際いろいろ入れ替わる。
それは入れ替わればいいのだが、良くバランスが悪くなっている。
中央と左に集まって右が手薄に。
その際孤軍奮闘するのは・・・右のSBだ。
あるとき内田があまりにも後半ヘロヘロになってて
五輪のときはこんなに疲れてなかったのにと思うと、
そんなことで右の多くのスペースを持ちまわらなければならなかった
そんなことからそうなっていたようにも見えた。
もちろん俊輔は認めているし、中盤でボールが落ち着くのは
俊輔とヤットの所に入ったときぐらいなので、
オラオラ状態の時に落ち着くのは重要なことだ。
だがそう思うとSBは縦に長く動くために疲労度も高い。
一応今野もそこに含めると4名居るが、なんとなくMF登録で
阿部も居ることからSBは3名だが実質4名の格好。
そこに今野を入れると5名となる。
だったら今野をリザーブにして石川を入れてはどうだったのかと思う。
またある国ではFW登録が8人ぐらい居る。下手すれば10名近い。
その分MFが5名程度だ。
これが日本との大きな違いかもしれない。
日本は黄金の中盤とか黄金のカルテットというものを作った。
ヒデ・俊輔・稲本・小野だ。
この呪縛があるのではないだろうか?
実際中盤の支配を戦術の核として考えて居るので、
中盤にいい選手を・・・とそこに集まってしまう。
でもある国ではFW登録の選手が中盤に張っているのだ。
登録のポジションで言うと4TOPみたいな格好。
要はFWとして使える存在だが中盤での仕事も出来るというもの。
なのでMFで出ているけど、独りで突破も出来るMFなわけだ。
そう言う国は強い。
日本は中盤の選手だけどFWも出来るってタイプが居るだけ。
大久保とか。ヤナギもそのタイプ。だからラストパス出すんだよな。
その大久保や佐藤寿、玉田、田中達などちびっ子FWも多い。
今でこそもっともっとメッシを勉強したほうがいい。
あんなちっちゃい子であんなに凄いのだ。
同じようには出来なくても、やろうとすることを模範に出来る。
そういうことで幼いときから作り上げていくしかない。
小兵なのが日本人なのだから、Cロナウドやイブラヒモビッチは
お手本にならない。ましてやクラウチやコラーなんかも。
技術ではなく、ボールを見たままの視野を広げることとか、
そういう間接的だが重要なことってあると思う。
そんなことも取り入れつつ12年後に期待したい。
今回は1勝してくれれば満足。
そんな今回、多くの人がオランダに負けることは一致している。
でもカメルーンとドローで何とかデンマークに勝つという話だ。
・・・笑ってしまう。
確かにちょっと前のデンマークならポーランドやスロバキアぐらいの
印象で、オーストリアよりやや強いという印象だった。
しかし現在ベントナーが絶好調。トマソンと非常に脅威。
実際問題欧州予選をポルトガル、スウェーデンを下して
TOP通過してきたチームだ。そこに勝つなんてなんも知らんのか?
こここそ頑張ってドローに持ち込みたい国だ。
そうなるとどこに勝つのか?カメルーンしかない。
エトーが強烈なので引き分けと思っているのか?
それとも五輪で金メダルを取ったから?
アルゼンチンが2連覇しているけどその前の2000年のシドニーは
カメルーンがサプライズな優勝をしたんだよな。
そのカメルーンは予選でボロボロでこれは今回は無いと思った。
そんな途中で監督が交代し、その後一気に勝ちまくって出場決定。
そう言う意味では立て直ったのだろうから簡単ではないが、
でも一番隙があるのはこの国だ。守備力を上げたらしいので、
やはり引いた体勢からのカウンターが怖いのでそこを注意すれば、
支配率も高いだろうし、後はどうこじ開けていくかだけ。
そしてオランダは日韓大会はまさかの予選敗退で出場を逃し、
ドイツでは当然出てきたが、今回も相手に恵まれたが
予選全勝で1位通過して出てきた。言わずもがな親善試合で
日本を2軍でこてんぱんにしたのだから以前のとおりに強い。
ロッベン、スナイデル、ファンペルシー、カイトら強烈。
他にフンテラールもファンボメルもファンデルファールトも居るし
ファンニステルローイが落選するのも当然の好調ぶり。
だがその舐めてかかってくるだろう所に隙が生まれるかも?
各国サプライズはいろいろあるが、
アルゼンチンはマラドーナとの確執でリケルメが外された。
まるでトルシエと俊輔のようだ。
そして先日バティとのコンビが印象的な36歳にもなるオルテガを
代表に呼んだらしいが。まさかリケルメの穴を!?と思ったが
さすがにそこまでのサプライズは無かった。
他にはサネッティなども落選したようだ。
ブラジルはやはり調子落ちしていたためかロナウジーニョが落選。
戦術が合わないという話もあるな。…アドリアーノも落ちたか。
他にはジエゴも落選だが、こんなSBがいいなぁと思っている
やや穴もあるけどインテル所属のマイコンは選ばれたな。
今回はそんなに強烈でもなさげだがそれでもブラジルだからね。
他にはイングランドは当然ベッカムは出られないし
そう思うと想定どおりのメンバーだが、
フランスがベンゼマ、イタリアがトッティ、トニ、カッサーノが落ち、
前回ジダンの頭突きで名を馳せたマテラッツィも落ちた。
最後に1次リーグの突破国予想は
【A】フランス ウルグアイ
【B】アルゼンチン ナイジェリア
【C】イングランド アメリカ
【D】ドイツ ガーナ(セルビア)
【E】オランダ デンマーク(日本)
【F】イタリア パラグアイ
【G】ブラジル ポルトガル(コートジボワール)
【H】スペイン スイス
( )は拮抗していそうで突破しそうな国だけど、
日本はありえないなりに希望的観測で一応入れといた。
未曾有の盛り上がらないW杯。
盛り上げてくれ・・・代表よ・・・。
我が日本代表は惨憺たる結果の中、その結果を出したメンバーが
そのまま選ばれる格好になった。
いろんなコラムや記事なども見たが、いろいろな意見があった。
私はこのメンバーでやむなし。としか思えない。
このメンバーがいいのかというと、戦術は置いといても
ボロ負けを繰り返すのだからいい訳が無い。
しかしこんな後ひと月と言う所まで来て、
ざっくりと入れ替えることは出来るわけが無かろうが。
個人戦でなく団体戦なのだし、やることはそれぞれがやってきていることと
大差無いにしてもコンビネーションというか、
阿吽の呼吸のようなものが非常に大事になる中で、
あるクラブのまるまるを使うという入れ替えでも無い限りは
そんなの急造できるわけが無い。
無論最低なメンバーを選んでいる訳でもなく、
そのメンバーで修正、打開をしてもらうしかない。
多くの入れ替えをした急造メンバーのほうが結果は得られないだろう。
だがサプライズを望む声がマスコミから多く上がった。
サプライズを楽しむなんてサッカーの素人だ。
いや、スポーツの素人だ。
そこまで自分の新聞や雑誌や番組が面白くなればいいのか?
そもそもサプライズってどの辺を差すのだ?
落選当然の呼ばれた選手か?呼ばれたこと無い選手か?
その線引きも曖昧なままに何に期待しているのか?
マスコミの破廉恥なそんな姿勢にはウンザリとする。
そして実際意味は薄いサプライズがあった。能活だ。
能活は嫌いじゃない。代表の正GKも長かったし、
いつも年齢まで一緒の楢崎とその座を競い合ってきた。
でも怪我で現場を離れていた。使いどころは無いだろう。
それでも能活を入れたことは、俊輔はダメだという意味だ。
キャプテンは楢崎や中澤だったとしても、
中核となるのは今の代表では俊輔だ。
でもヒデのような圧倒的なリーダーシップは無い。
だから選択肢がいくつかあることで迷った瞬間に、
「これだ!!」と一つの道筋を示す者が居ないのだと思う。
自分も非難は受けるが相手も強く避難出来るような
そんなリーダーが居ないと、ミーティングでもピッチ上でも
全体が一つの意識になりにくいのだと思う。
闘莉王がそんなタイプだが、纏め上げるリーダーとしては
少し違う気がする。だから居ないのだ。
それを熱く鼓舞する存在でカード的に邪魔にならないのがGKだ。
そこで能活が浮かび上がった。そんな意味合いで西川は外れたのだ。
実際W杯には一度も行っていないキングカズはGK以外の
フィールドプレーヤーだからありえないのだ。
サプライズというなら、第3キーパーに「カズ…三浦カズです」と
岡ちゃんが言うことが最大のサプライズだったと思う。
能活の意味合いはそう言うことだと思うと無いことはないと思う。
もちろんそんなリーダーが居ても、周りが冷めてたら最悪。
それは前回のW杯で我々が目の当たりにした。
ヒデの考えはあまり受け入れられなかった。
簡単なことだと宮本と意見が合わなかったのは、最終ラインのこと。
宮本は裏のスペースを取られたら厄介なので、
出来るだけゴールに近い後ろで展開したいということだが、
ヒデはそれだと中盤がプレスが甘くなるので、
押し上げた高い位置で展開したほうが良く、
仮に抜かれてもゴールまでは多少距離があるので、
守備に動いてカットすることも可能性があるとして、
後ろに居れば、もし裏を取られたらすぐそこはゴールだということ。
これは最後まで一つに固まらなかった。
他にもヒデの蹴ったボールが無人のところを虚しく点々とすることも
何度か目にした。それは日本人の大多数が人にボールを出すことしか
出来ないために、そう言うことが起きた。
ヒデは人が居る場所は見ての通りだし、パスコースも読まれやすいし、
カットもされやすいので、開いたスペースがあれば
そこにキラーパスを流し込んで、同じことを察知した誰かが
そのスペースに同時に走りこんでいくというものだった。
それは複数の狙いがリンクしないと成り立たないもので、
繋がって上がってきたものを一気に終わらせてしまうリスキーなものだが
綺麗に綺麗に繋いで繋いで上げていっても、
横横横横に回しまくって、縦へ出しどころが無ければ下げる。
或いは奪われる。そんなことやってんならスペースへのパスのリスクなど
無いも同然だし、そんなこともどんどんやったほうがいい。
なにせ現状のメンバーで今までのやり方では勝てないのだから。
別にヒデの信者でもなんでもないのだが、前回はそれが凄く浮いてた。
サッカーを知らんやつはミスキックだと思っただろうし、
どこに蹴ってんだ!?とも思っただろうが、あれは必要に思う。
事実それのコンパクトなものは今やってる。
ニアゾーンに入れること。
ニアゾーンにパスが通る人が居れば人に出すが、
ニアゾーンという特定の場所を決めているので、
出るならここだろうと想定できているので、
誰も居なくても近くにいるものは「ここに出るかも?」と予見できる。
なのでニアゾーンに流すだけでも走りこむ誰かが出て来やすいので
ニアゾーンというスペースに出すことも繋がりやすくなっているかも。
もっとも「日本はここに入れてくるから」と読まれてればダメだが。
そして俊輔のリスクはもう一つある。
今は右に張ることが多いが、実際いろいろ入れ替わる。
それは入れ替わればいいのだが、良くバランスが悪くなっている。
中央と左に集まって右が手薄に。
その際孤軍奮闘するのは・・・右のSBだ。
あるとき内田があまりにも後半ヘロヘロになってて
五輪のときはこんなに疲れてなかったのにと思うと、
そんなことで右の多くのスペースを持ちまわらなければならなかった
そんなことからそうなっていたようにも見えた。
もちろん俊輔は認めているし、中盤でボールが落ち着くのは
俊輔とヤットの所に入ったときぐらいなので、
オラオラ状態の時に落ち着くのは重要なことだ。
だがそう思うとSBは縦に長く動くために疲労度も高い。
一応今野もそこに含めると4名居るが、なんとなくMF登録で
阿部も居ることからSBは3名だが実質4名の格好。
そこに今野を入れると5名となる。
だったら今野をリザーブにして石川を入れてはどうだったのかと思う。
またある国ではFW登録が8人ぐらい居る。下手すれば10名近い。
その分MFが5名程度だ。
これが日本との大きな違いかもしれない。
日本は黄金の中盤とか黄金のカルテットというものを作った。
ヒデ・俊輔・稲本・小野だ。
この呪縛があるのではないだろうか?
実際中盤の支配を戦術の核として考えて居るので、
中盤にいい選手を・・・とそこに集まってしまう。
でもある国ではFW登録の選手が中盤に張っているのだ。
登録のポジションで言うと4TOPみたいな格好。
要はFWとして使える存在だが中盤での仕事も出来るというもの。
なのでMFで出ているけど、独りで突破も出来るMFなわけだ。
そう言う国は強い。
日本は中盤の選手だけどFWも出来るってタイプが居るだけ。
大久保とか。ヤナギもそのタイプ。だからラストパス出すんだよな。
その大久保や佐藤寿、玉田、田中達などちびっ子FWも多い。
今でこそもっともっとメッシを勉強したほうがいい。
あんなちっちゃい子であんなに凄いのだ。
同じようには出来なくても、やろうとすることを模範に出来る。
そういうことで幼いときから作り上げていくしかない。
小兵なのが日本人なのだから、Cロナウドやイブラヒモビッチは
お手本にならない。ましてやクラウチやコラーなんかも。
技術ではなく、ボールを見たままの視野を広げることとか、
そういう間接的だが重要なことってあると思う。
そんなことも取り入れつつ12年後に期待したい。
今回は1勝してくれれば満足。
そんな今回、多くの人がオランダに負けることは一致している。
でもカメルーンとドローで何とかデンマークに勝つという話だ。
・・・笑ってしまう。
確かにちょっと前のデンマークならポーランドやスロバキアぐらいの
印象で、オーストリアよりやや強いという印象だった。
しかし現在ベントナーが絶好調。トマソンと非常に脅威。
実際問題欧州予選をポルトガル、スウェーデンを下して
TOP通過してきたチームだ。そこに勝つなんてなんも知らんのか?
こここそ頑張ってドローに持ち込みたい国だ。
そうなるとどこに勝つのか?カメルーンしかない。
エトーが強烈なので引き分けと思っているのか?
それとも五輪で金メダルを取ったから?
アルゼンチンが2連覇しているけどその前の2000年のシドニーは
カメルーンがサプライズな優勝をしたんだよな。
そのカメルーンは予選でボロボロでこれは今回は無いと思った。
そんな途中で監督が交代し、その後一気に勝ちまくって出場決定。
そう言う意味では立て直ったのだろうから簡単ではないが、
でも一番隙があるのはこの国だ。守備力を上げたらしいので、
やはり引いた体勢からのカウンターが怖いのでそこを注意すれば、
支配率も高いだろうし、後はどうこじ開けていくかだけ。
そしてオランダは日韓大会はまさかの予選敗退で出場を逃し、
ドイツでは当然出てきたが、今回も相手に恵まれたが
予選全勝で1位通過して出てきた。言わずもがな親善試合で
日本を2軍でこてんぱんにしたのだから以前のとおりに強い。
ロッベン、スナイデル、ファンペルシー、カイトら強烈。
他にフンテラールもファンボメルもファンデルファールトも居るし
ファンニステルローイが落選するのも当然の好調ぶり。
だがその舐めてかかってくるだろう所に隙が生まれるかも?
各国サプライズはいろいろあるが、
アルゼンチンはマラドーナとの確執でリケルメが外された。
まるでトルシエと俊輔のようだ。
そして先日バティとのコンビが印象的な36歳にもなるオルテガを
代表に呼んだらしいが。まさかリケルメの穴を!?と思ったが
さすがにそこまでのサプライズは無かった。
他にはサネッティなども落選したようだ。
ブラジルはやはり調子落ちしていたためかロナウジーニョが落選。
戦術が合わないという話もあるな。…アドリアーノも落ちたか。
他にはジエゴも落選だが、こんなSBがいいなぁと思っている
やや穴もあるけどインテル所属のマイコンは選ばれたな。
今回はそんなに強烈でもなさげだがそれでもブラジルだからね。
他にはイングランドは当然ベッカムは出られないし
そう思うと想定どおりのメンバーだが、
フランスがベンゼマ、イタリアがトッティ、トニ、カッサーノが落ち、
前回ジダンの頭突きで名を馳せたマテラッツィも落ちた。
最後に1次リーグの突破国予想は
【A】フランス ウルグアイ
【B】アルゼンチン ナイジェリア
【C】イングランド アメリカ
【D】ドイツ ガーナ(セルビア)
【E】オランダ デンマーク(日本)
【F】イタリア パラグアイ
【G】ブラジル ポルトガル(コートジボワール)
【H】スペイン スイス
( )は拮抗していそうで突破しそうな国だけど、
日本はありえないなりに希望的観測で一応入れといた。
未曾有の盛り上がらないW杯。
盛り上げてくれ・・・代表よ・・・。