大師の節分の様子【前編】

これ、うちで飾ったひいらぎと鬼の面。
ひいらぎやいわしの頭はいつも飾らないのだけど、
今年はこれをいただいたのだよね。

結論から言うと、昨年の予告通りにうちに鬼はもう来なかった。
そういうわけで娘も鬼が私だと解ってるし、
はっきりそうだと言わないものの、その状況で鬼だと言い張るのは
かなり辛いのでもう私がギブアップなのだ。
まだ鬼は自分自身の中にある慢心とか堕落なんかがそれなので、
鬼ではなく親だで留まらずに早く気が付いてほしい。
幼いうちはその恐ろしさがわからないので鬼として教えるだけなので。



この日は他に用事があって、いつも豆まきの時間だけ行くのだが、
それよりも早い時間に通ることになった。
豆まきはまだなのに結構な人で、午前中はだるま供養があったり
1日中何かしらやっていると言えばやっているのだ。
ただインターバルが長いだけで。
そんな13：00ごろの参道から見た山門の様子。
ちなみに日時の左側にいる女の子、スザンヌそっくり。



この名称は失念したが、いつもカタヌキが出る場所だ。
おっちゃんたちが前でうろうろしいるので気になった。



この時間の本堂の前は、当然ステージなど出来上がっているが
まだ2時間以上後のことで誰もスタンバっては居ない。
さすがにTDLのパレードとはわけが違う。
でもみんな豆が欲しくて躍起なんだけどね。



恵方巻きは3箇所出ていたが、やってるところは同じ。
でも境内にいる赤く顔をペイントした兄ちゃんは
外の大師駅に近いところに居た。なんでだろ？？
そして去年までと違ってあまり売れてなかった。
やはり関西の文化は物珍しさに真似ても浸透はしないのか？
それにしても例年より露店は少なかった。70％程度かな？



改めて本堂正面に回ってみた。
豆まきが始まったら決して撮れない絵面だからだ。



午前中に行われただるま供養は少し離れた場所の光明殿で行われる。
そっちに向かってみたら式次第のようなものがあった。
なるほど、護摩符～だるまなのか。
でもこの時はまだ気が付いていなかった。
山門集合とかの午後の流れの意味を。



光明殿の入口前に立つとこんな景色だった。
水浸しじゃん…。
そりゃそうなのはだるま供養は轟々と燃やすので最後は消火が必要。
でもやはり業火なのでやはり消防署にお願いするんだな。
こっちは見に来たことすらなかったので始めて知った。



燃え残っているだるまの山なんか見られるかと
燃やした現場の前に立つが、ここで燃やしたとはわかるものの
何があったんだろうというほどに灰しかない。
凄いな撤収の速度が。



その足で本堂のほうに行くと、ほら貝の音が聞こえたので慌てて向かうと
お遍路さんが持つシャンシャン言う杖を突く案内人に連れられて、
ほら貝を拭く山伏（多分）と・・・



位によって袈裟が違うようで、紺の僧侶が2名、緑の僧侶が4名いて、
確かに見た感じの若さは緑のほうが全然若い。小坊主さんなのか？
・・・が練り歩きだした。



僧侶らは本堂に行かずに山門に行ってしまった。
？？？？？？
本堂から出てきてみんな豆を投げるのに何するんだろう？
山門をくぐって本堂に入るしきたりなんだろうか？？
ともかく東門付近にチャリを止めたのでそこに戻って、
まだ昼メシ食ってないので家に帰る事に。
面倒だが豆まきにもう一度来る予定なのだ。



ちなみにこれは豆まき開始直前に振り返ったらいた取材陣だが
今年は大相撲は北の湖が異例の理事長復帰程度のニュースのみで
問題という問題もなく、白鵬が破れて把瑠都優勝ぐらいでは
報道陣が集るほどのことではないので全くテレビカメラは居なかった。
ここ数年思うと寂しい限りだが、実際問題も起きて欲しくないしね。
国技でもスポーツでもないけど、日本古来の武道に近い興行だし。



これ冒頭画像の裏側だけどなんか変。
ひいらぎは下のほうに僅かあるだけ？
全体の圧倒的部分って枯れた枝豆！！？！？？
どーなのよ！？？？？これで正しいのか？
いわしは生臭くて苦情が来ると困るので刺さなかったけど。
そしてこのヤマキって醤油のヤマキだよね？だしの素とかの。
こういうのもやってるんだ。
製品に適さなかった大豆を乾燥させてこっちに回しているのかね？


では、意外な展開ととんでもないものが写った後編に続く