【半休中】Beyond talk to oneself

子どもや日常、スポーツ回顧、時事の疑問に世の声の1人として触れていきます。競馬予想はあくまで履歴と仲間向けです。

飛び火連鎖大地震から一夜明けた

2011年03月12日 13時24分54秒 | ニュース
昨日も書いたことと被るけどおさらい的に…。

多くの都民が誤解した5~6年前の23区の震度5強。
それは私の住んでいるごく一部のみで、
それ以外の一部で5弱、大半が4以下だったのに5強経験したと誤認した人は
始めての5強の経験となった。
しかし5箇所程度、日が変わって2箇所増えた震源付近の人は
震度6~7も経験し、関東大震災と阪神淡路では火災によって
被害の拡大が起きたが、津波と言う日本語が世界共通語のように、
いつも数十センチと馬鹿にしていたそれを、
本当の水の力の怖さを地震国日本で全世界に知らしめることとなり、
その大災害のスポットとなってしまい、
自分も5強を受けた一応の被災者でもあるのだが、
6以上の地域での未曾有の大惨事を見ると自分のことは小さく、
それはあまりに惨くて胸が凄まじく痛くてただただ気の毒に感じる。
津波の恐ろしさは防風林なんて根こそぎほじくってしまうし、
凄いスピードで全て飲み込む。
さらにはその後流れ出た油が切れた電線などで発火し火災も発生させる。
そんな水が一番力があり一番恐ろしい災害だ。
そして震源が飛び火してあちこち誘発されてきていて、
富士山の爆発や平成の関東大震災も懸念されてまだ予断許せず非常に怖い。

昨日は余震がかなり多かったが、やはり宮城や岩手の震源のものは
殆ど届かず。誘発された茨城沖の震源のものの余震があると、
グラグラグラグラと揺れていて、娘がこのリアルに起きた映画のような
未曾有の大災害に精神的に大きなショックを受けていて、
怯え捲っているので、夕飯も殆ど口に出来なかったし、
寝ることも意識が無いときに怖いことが起きることへの恐怖で
怖がっていたので、いつもよりも密着した感じに寝て、
実際余震のほうが本震より大きいものがくることもあるし、
まして震源が茨城沖と東京に近づいたものがあるわけで、
そこで本震以上のものが起きれば6以上もありえると思って、
とにかくいつも以上に揺れたら起きると言うか、
寝付いたと思ったら揺れておきてしまい、
私は寝た気がしなかった。
肝心な娘はと言うと、心が疲れていたからかすぐに熟睡で、
3:00ごろまでに幾度と無く来たそれなりに揺れを感じた地震では
目を覚ますことは無かった。私は都度起こされていたけれど。
でも多分一番大きかったと思っても3ぐらいだったような感じで、
寝ている間に大震災が発生と言うことはなくてひとまず安心。

でも娘は相変わらず食欲が無い。もちろん元気も無い。
へらへらしているような状況ではないけど、
もう少し元気でないと、先が思いやられる。
そういっている私だが、やはり持病もあるせいか
昔よりは強気な気持ちには到底なれず、やや元気ない。
ゆえに父としてはちょっと頼りなく映っているのかもしれない。
それだけに娘も不安が大きいのだろうなと思うと、
それは申し訳なくも思うし、情けなく自己嫌悪にもなってしまう。
でもそう思うとめまいが起きるので、えなりかずきのトーンで
「しょうがないじゃないか」といって気にしないことが得策に思う。

そんなこんなで灯油販売がいつもどおりに回ってきた。
なので灯油を買うことにしたのだが、
なんと聞いてびっくり、あの千葉県市原のコスモのコンビナート火災だが
うちはそこの関連なんだと言われて、確実に大打撃を食らってるところを
早々と直面することとなった。
しかも今日はまだ被害状況の詳細もわかってないので
価格は先週と同じ程度だったが、来週になるとわからないし、
どう考えても大幅に高騰せざるを得ないと言うことで、
今週買っておいて良かったですねと言われた。
そしてその販売員がどうも節々に東北訛りなので聞いてみると、
なんと岩手出身だとのことで、どこなのか詳細を聞くと、
驚いたことに陸前高田だということで、津波で壊滅状態じゃない!?
こう言ったが、そんなに慌ててもいないので、
出身では有るけれど、もう親なども誰も身内は居ないような印象で、
それ以上細かく聞いてもただの興味にしかならないので聞かなかった。

こんなことを書いていたら、秋田の友人から今TELが来た。
秋田は南部のほうの人なのだが、昨日はあれ以降ずっと停電で、
今朝の9時過ぎに復旧したらしい。
どれだけ揺れたのかというと、震度5弱だったらしく、
意外にも北上山地が壁にでもなっているのか、
東京よりも小さかったらしい。

そして夜勤に行っていたかみさんももう帰ってきているのだが、
職場に行く前にスーパーで買い物をしていて、
出口に向かっているときに揺れが来て、なんだか解らずにいたら、
入り口から凄まじい風が吹き込んできて、女性の悲鳴が上がり、
突風で飛ばされそうなのかしらと思ったら、大きな揺れが来たとのこと。
その直後に私の携帯を鳴らしたが出ないので、
もう1回掛けたら通じなくなって、家電にかけて会話したという流れ。
TELを少し躊躇していたら会話は出来なかったのだが、
病院は緊急網を持っているので、その後でも安否の確認は
そこからかけてくれば出来たのだったが、
それに気づいたのはその後だった。

驚いたのは震源の飛び火が日本海側に移ったこと。
いつもあちこちで大きいものがおきてもこういうことは無かったのに、
今回の地震はそれが怖い。
あの記憶にも新しく、完全復旧したのかまだなのか柏崎刈羽原発の
中越で震度6弱の地震が発生し、M6.5ぐらいかと思ったが、
こっちは直下型だし、長野でも発生し、
積雪が不運だったかもしれないが、家屋倒壊の被害が出て、
新潟なども含んでまたしても被害の箇所が増えてしまった。
ただ驚いたのは、これまで中越地震の場合は東京も大きく揺れるが
この地震が4:00ごろ以降数回あったのだが、揺れを感じないか、
感じていても1とかの弱いものだったのがビックリだ。
もちろんあちこちの揺れを感じたくないので助かったが、
いつもと違うことで違和感もあったり、単純に新たな震源での
大地震発生に、日本全土が大地震揺れ捲りになって、
本当に富士山が噴火とか、関東に震度7とかも想像してしまう。
半年ほど前に、1年前ほどにフジで深夜やっていた
「東京マグニチュード8.0」というリアルなフィクションのアニメを
家族で全部見たのだが(一部ネタバレで東京タワー倒壊)
それ以上のマグニチュード8.8だし、
もし東京でこれが来たら、東京ではなく日本が麻痺するのだと
非常に痛感したと同時に、凄まじく怖くなった。
そしてそのアニメを見て、覚悟というか心構えを持っておこうと
そういう意味でDVD見たが、何の役にも立ってなかったことが
避難リュックは有るけど、ラジオが入ってなかったり、
水などの期限が切れていたりと、反省というかダメさを痛感した。

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