【半休中】Beyond talk to oneself

子どもや日常、スポーツ回顧、時事の疑問に世の声の1人として触れていきます。競馬予想はあくまで履歴と仲間向けです。

【ロンドン五輪】8月11日~最終日:ボクシング、レスリングなど&未紹介競技

2012年08月14日 22時26分44秒 | その他スポーツ
疲れたので得意の後出しとなる大会終了後の今日に最後の五輪ネタを…。
といっても終わったのが一昨日でも時差があるので1日半程度だから
まだそんなにいまさらと言うほどでもないとは思う。

で、単独で紹介した女子バレーボールのあとに、
双子の兄の湯元健一が弟の55kg級に続けと男子フリー60kg級に登場し、
結果として金を取ったアゼルバイジャン選手に負け、
(このアスガロフって若者は凄いもの秘めてて絶対王者の臭い)
だから敗者復活に回れて最悪は回避されたので双子の兄弟で仲良く銅を
期待したのだが、肝心な3位決定戦で米国選手に、
第1ピリオドをボールピックアップで有利なほうを取り
最悪の浜口のようにぶん投げられなければ取れるツキを物にしての勝利。
でも考えようによっては、全く互角の相手と言えて油断ならない。
そう思ったら第2ピリオドはタックルを仕掛けるが返されて、
チャレンジを試みたが失敗でマイナス加算で3P奪われて取られた。
チャレンジの1Pはどうでもいいが、2P取られて負けたということは、
この2つのピリオドを加味したら相手のほうが6:4で上といえる。ピンチ!
肝心な第3ピリオドは、こう着状態でようやくバックを取って1Pを。
兄はここまでのこう着状態がこじ開けられないと思ったのか、
1分半近くポイントが無かったことから、このポイントの後も
1分半近く掛かるのではないかと思ったのかもしれない。
だとすると30秒程度で試合が終わるから自分が勝てるということを
変なパターン化して思ったのかもしれない。
そんな想像ができる消極的な1Pを守る体勢を取っていた。
しかし当然相手は勝ちに来るわけでこれまで以上に仕掛けてくる。
ということは、それを返してやるほうが確実に自分に有利に働く。
それも押さえ込もうとしていたのではないかと見ていて推測できた。
当然ほぼ互角でやや分がある相手は残り30秒も無いのに2Pを取った。
バックを取ってローリングしたという1つの仕掛けで2点取ったという判定なら、
最後にポイントを挙げたほうが有利と言うものも1P返して2-2にしても
1回のポイントが大きいほうが有利と言うそれ以上のルールに阻まれるので
残り10秒あるかないかで2P以上を上げないとならず、
可能性が無いわけではないけど常識的にはありえず、やはりそのまま敗退。
弱いくせに勘違いして強豪国がやるように1-0で逃げ切ってやろうと
守り一辺倒になって、そんな力も無いから同点にされて、
作戦失敗だと意気消沈して、一気に畳み掛けられ逆転され負ける。
こんな男子サッカーのちょっと前までの悪い癖を見ているようだった。残念。

そして名前から話題先行になったディーン元気だが、
国内でも上回ったように、団長を務めた村上よりは上になると思ったが
世界ではまだ通用しないと思っていたので、先に公開したメダル候補にも
入っていなかったのだが、その通りで当然届かず。
しかし初出場で10位と記録としては上3人と極端には変わらず。
でもメダルには4m以上更に必要で、もっと伸びると思えるが4m以上はきついか?

そして陸上男子400mリレーだが、北京での3位がサプライズだったように
フロックは何度も続かないと今回は失礼ながら軽視していた。
だけど予選では3位のカナダと0.02秒差の4位。
やっぱこの競技はバトンの受け渡しが重要なのでイケるのか!?
速いだけでは勝てないリレーだが、北京でそこを特化してきた日本を参考に
各国もバトンの受け渡しをそれなりに強化してきているはず。
それも少なからず見受けられた。開催国英国はそこで失格になったようだが。
そして決勝はジャマイカと米国が別世界のワールドレコード更新で、
肝心な3着争いはカナダが失格になり、日本だ!!!と思ったら
繰り上がったのはトリニダードトバゴ。
これ、上のカナダばっか気にしていたが、日本の下の5位でタイム差が0.03秒。
要は3位のカナダとは0.05秒差でこの3カ国は大激戦だったのだ。
日本は予選のタイムで走っていたら3位だったが、予選より遅れて5位。
この競技もメダル争いできるんだと確信したので次大会にリベンジを。



そしてボクシングミドル級の決勝戦。
村田は準決勝でも1P差だったが、ここでも1P差の辛勝で金を取った。
この相手は以前も勝ったことがあったようだが僅差に肝を冷やした。
でも明確な勝ちでグレーではない。
あまり知られてないメダル候補をしっかりと開始前に挙げられたのは
以前書いたとおりで誇らしげだが、金候補だとはわかっていたが、
五輪には魔物が居るとも言われるし、柔道の金候補がことごとく飲まれたように
そのまま期待も出来ないかと、メダルさえ取ってくれればいいと思ったが、
しっかり金を取ってくれて、こっちが弱気になったんが何か恥ずかしい…。



判定で勝った瞬間だが、なかなかのイケメンで人気急上昇だが既婚者で
赤ちゃんが居るのだよね。でもボクサーにしてはしっかりとしたコメントを
話す印象で、普通はもっとアドレナリンが出ている状態では興奮した感じだが
落ち着いてしっかりした内容を話すそれはある意味凄いかも?

それにしてもボクシングなんて連日出来ないのに準決勝翌日って・・・。
アマチュアだからその辺適当だと、死者が出たら五輪自体なくなるかも?
ダラダラいつまでもやられても確かに困るのだが、
20日程度に凝縮するとアスリート的には死ぬほどきつい。
レスリングや柔道が1試合そんなに長くやらないにしても、
メダルが掛かった試合だけでも翌日に出来ないのかね?
ボクシングもダメージが相当残るし、実際2~3日で癒えるものではないけど
それでも連日連戦よりは全然ましだし、サッカーなどは90分走るし
トーナメントで延長すれば120分なんて中2日はかなりきつい。

冒頭画像は表彰式で日の丸を見上げる村田だが、
この五輪に出るためにプロ入りを伸ばしていたと言う話も。
日本はすぐにプロになってしまうが、ここをステップにと言うのも
もう少しアマチュアスポーツをしても生活が出来る環境を整えないと
フィギュアもそうだが、プロになったら五輪に出られないので
アマチュアで居るが、それは反面財力が無いと出来ないこと。
学力があって将来が期待できる人材なのに貧乏で金がないから
高い金払っての学校には行けない。そうやって数多くの人材を埋もれさせてきて
付け焼刃の育英とか援助、補助などの特待的なものではなく、
教育が受けられる環境を与えないとならないとようやく言われだしてきたが、
スポーツの世界ももっと深刻で、金が稼げてないのだから遊びだと
理解されなかったり、逆にそればかりしていられないので職に付けば、
みんなと違って仕事を疎かにしているなどの理解されない同僚からの
イジメにも似た感情を抱かれて、肩身の狭い思いをしてやっているんだよな。
そういうことをもっと考えないといかんよ。
本当にうちのいとこは全国制覇を卓球でしたんだよ。
でも当時五輪種目でもなく、飯が食えないからそんな人材なのにやめたんだ。
愛ちゃんみたいに幼いころから泣きながらやっていて、
小学生の時代には天才卓球少女として故南伸介の番組に出たりと、
そういう存在だったのに、やめなければならないということが最大の不幸。
まぁうちの場合はそのしごきがあまりに凄くてやめたこともあるのだけど。
しごいていたのは他人ではなく父親なので余計にきつかったみたいで…。
政治家や官僚が天下りとか使途不明や無駄遣いに横領なんてことで
貴重な予算を使ってないで、こういうものを救って欲しいよな。
少なからず少しは動き出して、その援助のおかげでフェンシングや
アーチェリーはメダル常連になったので、まるでしてないことは無いのだけど、
少し遅かったと思っているし、でも無いままでなくよかったと思いつつ
もう少しまだくすぶっている競技にも回せないだろうかと思うんだよね。
スポーツ嫌いの人はそれこそ無駄金だと思うかも知れないけど、
スポーツや五輪とかは現代の健康的な代理戦争なので、
そんなガス抜きが無いとまた本物が起きてしまうのであったほうがいいんだよ。
少なからず紛争は世界でいろいろ起きているけど、
こんなもんではすまなくなってしまうことは必至なんだと気づいてもらいたい。
・・・随分話が横に・・・

村田はワルだったのどうかまでは知らないのだが、
ボクシングで有名な京都の南京都高校に進学。
それまでには中学の先生よりボクシングを勧められていたらしく、
既にジム通いはしていたらしい。
高校生から名前が挙がる活躍で目立つ存在となり、大学~社会人となるが
北京は出場権を逃し、腐ったのか一旦引退。
その後復活し全日本3連覇で世界選手権に出場し五輪切符を得た。
南京都高校の監督を恩師として、その先生の存在がなければ
今の自分は居ないと語っているが、2年前に恩師は若くして急死し、
夢が五輪選手を育てたいといってたそうなので、
死してそれを実現したことになり、村田も恩返しが出来たと
金のインタビューでも墓前に早く報告に行きたいと言っていた。
それにしてもレスリングの小原にしても復帰組が大活躍で金って凄すぎ。
特に村田は東京五輪の桜井以来48年ぶりのボクシングの金なんだぜ!?



閉会式のある最終日。横田サイードらの新体操決勝は7位。
8位通過なので1つでも上げられたことは、次に繋がる。
そしてレスリング男子フリースタイル66kg級の米満が
初五輪ながら世界選手権などでメダルを取って力つけてきて、
それが大爆発する結果となった。

実は今回の金予想は、柔道の取らなさ加減は予想し、6個予想をしていた。
ある予想サイトでは5~8個と4箇所予想したのだが、
仮想コインのオッズ的に6個が上限のMAX返還で美味しいと思っていたら、
その半分程度に下がってしまった7個目を米満が決めてしまった格好だが、
そんなもん期待を裏切って1個でも多く取ってもらえれば、
そんな悲しい予想が外れることなど本望だぜよ!!
・・・まぁ外れるという9個とかまでいかず、7個で当たってしまったが、
でも銀と銅予想は思い切り外れた。
やはりいくつか賭けたのだが、銀は8個程度、銅が12個程度。
こんな予想だったのだから。

でもその米満2回戦は1Pを取って守りきってのストレートで
強いという印象よりはぎりぎりと言う感じで不安も。
3回戦は当たったかのように、膠着したまま第1ピリオドがボールピックアップで
米満有利なほうを引いたのに決められず相手が取った。
でも奪われたのは結局このピリオドだけ。
その後相手が米満の顔面を手で攻撃してきて口に手を突っ込んで
お互いが痛がったりして、何やってんだこれは!??と思ったが勝ったし、
準決勝は相手の流血もあったが、しっかりタックルからポイントを取り
そのまま相手には取らせずに逃げ切った。

そして決勝だが、後に聞くとこの試合直前なのか、
食い物に当たって下痢が酷かったらしい。それで力が出ないとか。
言い訳的にも思ったが、確かに決勝に出てくる人が、
これまで1~2Pを奪って逃げ切ってきたスタンスの米満が
相手を肩に担ぐような大技は無かったわけで、
それが起きたと言うことはそういうことなのか????
画像はその持ち上げたあとに投げ下ろして3P上げた第2ピリオド。
第1ピリオドは米満らしい1Pを奪って逃げ切っていて、
もはや金が確定した瞬間でもあった。



この画像ではわからないが左目の外側は内出血していて
涼しげな表情とは裏腹にその戦いの壮絶さを物語っていた。

これで開催期間中毎日何かしらメダルを取った事になったのか!?
北島や柔道陣など取って当たり前の期待をした人が逃した中、
こっちもメダル候補だぞと知ってくれといわんばかりの攻勢。
逆に北島らが取ったら、早々抜けない総個数だったかも?
・・・だが、なんか新記録の38個もタイ記録の37個になりそう…。
室伏がやらかしたっぽい。ドーピングじゃないけど。
昨日の五輪回顧番組でアスリートからもぽろっと出ていたが、
選手村の食堂で室伏が話しかけてきて、
アスリート同士の異文化コミュニケーションかと思ったら、
名入のハンドタオルだったかな?そんなのとかをくれて、
選挙でよろしくのようなことを言ったらしいのだ。
何のって政治家ではなくIOC委員のやつ。
これも政治活動とみなされて、銅を剥奪される協議が行われているのだ。
ハンマー投げはドーピングが多く、失格者が出て金を取ったりの室伏が
理由はともかく取ったものを取り上げられることになりそうだとは
皮肉も究極過ぎてなんも言えねぇ・・・。



他国だがちょっと触れておきたいのが、
優勝候補に上げたブラジルがまたしても五輪の魔物に蹴散らされた。
メキシコも日本戦でも疑惑のジャッジやとんでもない見過ごされたファールも
ありつつもその強さは感じていたし、トゥーロン国際の優勝国だし、
それが本物だと知らしめた格好になったが、その通りに強かった。
でもネイマールに次世代の期待が掛かるがさほど目立たず。
前にボールが来ないので下がってもらいにいく場面も多々見えた。
これがブラジルはダメだなと思ったのが、
開始早々にラファエルが奪われて失点に繋がったのだが、
その後もラファエルがピリッとせず他のメンバーにピッチ上で
鼻面つき合わせて怒鳴られる場面が。その後交代させられたが
ブラジル国内でも相当な戦犯扱いらしい。
逆にメンバーがフォローしているそうな。
でもそんな状況じゃ勝てるわけねぇよな。



メキシコが勝利した瞬間だが、そう思うとメキシコを倒して上がっていたら
男子は金もあったなと。スペイン倒すよりは簡単そうだった。
実際スコアは2-1だが、フッキがロスタイムに個人技でねじ込んだだけで、
実質5-1ぐらいの印象だった。
ガレッジセールのゴリ似のOAのペラルタは頼もしい限りの大活躍で
この日も2得点。ファビアンもポスト直撃もあったけど。
ブラジルの復権は遠そうな印象だし、A代表もメキシコが席巻しそうな勢い。
中米のレベルアップが昨今凄いので、日本も積極的に
キリンチャレンジなどでマッチアップを組みたいところ。


それでは以下はその他の日本五輪選手を・・・



叔父が金、父が銅、自身は銀で3色そろえた重量挙げ女子48kg級三宅宏美



可愛い顔と持ち上げたときも笑顔だと話題の八木かなえは
重量挙げ女子53kg級で12位と三宅にはまだまだ。



シングルスで健闘の錦織はシングルス初戦を戦った翌日
添田とのダブルスでフェデラーのスイス組みと激突も敗退。
画像は錦織の股抜きショット。
そんな両方も戦ってたら疲労も抜けなく、翌日シングルスを勝利し、
あのアルゼンチンのデルポトロにその後敗れるのもやむなしか?



全くノーマークだったアーチェリーの女子団体。
左から早川、蟹江、川中。蟹江は天野君に似てる。
3位決定戦先行が功を奏してロシアにプレッシャーを賭け、
ミスショットを誘い辛くも209-207で銅メダル獲得。



鬼神の表情・・・というか人間離れした対戦前と対戦中の松本だが、
日本初の金メダルをもたらしてくれただけでなく、唯一の金。
48kg級福見が、52kg級中村が、まさかの連続メダル無しで、
さすがに金を3~4は取るかと序盤はいいやと紹介しなかったのだが、
今となってはこの子に触れずに誰に触れるんだと言う唯一だった。



恐ろしい表情と雄たけびの松本だが、終わった笑顔は結構可愛いじゃん!
そのギャップが凄すぎて改めてびっくり!!
ご褒美にパフェが食いたいとか言動が不思議ちゃんキャラっぽく、
昨日の祝勝番組では超巨大パフェを出してもらって食ってた。



そして個人的にも丸い鼻が可愛くて超お気に入りの潮田玲子は
うーーーーーーんなJリーガーと結婚秒読み。
まぁ私とはそうならないので祝福したい。
でも引退宣言もしていたのでこれで最後。
メダルどころか1勝2敗でグループリーグ敗退。
1勝がいい思い出となってしまうことに。
そして前回4位のスエマエの女子ダブルスペアも
2勝1敗だったものの得失点差で敗退。
無気力試合の頓挫があったものの、フジガキペアが銀を奪取したのだった。

スポーツ好きには結構たまらないイベントだが、夜中で見るの辛い。
逆に日本などのアジア開催だと欧米がそういう思いをするので
させたくないのだよな。きっと。

まぁとにかく選手、監督コーチ、関係者の皆さんお疲れ様。
また競技でわくわくとか大興奮をさせてくださいね。
素晴らしいライバル国に感謝をしつつ・・・。





画像(Special Thanks):gorin.jp

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