車検に出す前にDIY点検を実施した。
ジャッキアップし4箇所ウマをかませて車体の下に潜り込んだ。
何かあった時のためにスマホはツナギの胸ポケットに入れた。
車輪周りは冬タイヤへの交換時に点検したしオイル漏れもやシャーシーのサビも無く年式の割に前に乗っていた207より綺麗だしブーツなどゴム製パーツやカバー・パッキンの樹脂製パーツの劣化もない。
これはエンジンルームも同様だ。
それだけにボディの塗装劣化が残念だ。
忘備録として記すが購入時(中古)に直ぐ暖房が効かなくなりエンジン音がうるさかったのでエンジンのオイル洗浄を実施し以下の部品を1年前に自分で交換(×)した。
・サーモスタット(対策品)※1
・チェーンテンショナー(対策品)※2
・フリクションホイール(対策品)※3
・リアO2センサー
・エアコンガス充填
他はエンジンオイル・フィルターやクーラントなど消耗品の交換
国産車ではタイミングチェーンはノーメンテのイメージが強いがプジョーは左にあらず。チェーンガイドもチェーンヘッドも樹脂製パーツなので経年劣化や無理な負荷は心配だ。エンジンを降ろすまでもないが307みたいにタイミングベルトの方が交換作業は楽だ。
サービスガイドは必須でコンピュータ診断でセンサーやタイミングなどは判明できるが異音は自分でアナログ的に追っていくしかない。
オイル洗浄してかなり静かになったがまだ少し音がするので調べたらフリクションホイールのベアリングのガタだとわかり交換した。原因が判明するまで気分がてらにああでもないこうでもないと半年を要した。
これも軸受部分は合体物でパーツ交換となるがロシアのYouTube ではバラして直したのを見てびっくりした。
このプーリーでウォーターポンプを駆動するのでこれがガタつくと音もうるさいしウォーターポンプにも悪影響を与える。
いずれウォーターポンプも対策品が出ているので交換する。
サーモスタットはハウジングと一体物でAssy交換となるがここに辿りく着くまでバッテリーにECUも外さなければならずクーラント液を浴びながら5時間ほどかかった。
ECUを一旦外すと初期化も必要となる。
今回はユーザー車検でなく民間整備工場に出すがブレーキフルード液の交換ぐらいだろう。
1年前にオイル交換してからまだ2000km走行でオイルも汚れていない。
コロナ禍で遠出は無くなり外出は買い物ぐらいだからこんな結果となり寂しい限りだ。
※1 温度センサーは2箇所だが年式や車体番号で配線数とパーツ形状が異なるので要注意。
※2 対策品も2種類あり後発品を選ぶ。
指でシリンダーが押せるようなら未対策品。
エンジン外部から交換可能。
※3 サーモスタットと連動しエンジン始動時にウォーターポンプを回さないための装置。
冷却水が一定温度になるとプーリーが動いてウォーターポンプを回す。
個人的に必要性を感じない。