糸へん暮らし

ハンドメイドや読書、週末ドライブなどいろいろ

物語のおわりかたー「メタモルフォーゼの縁側」と「鬼滅の刃」(ネタバレあり)

2021-04-15 10:38:56 | 日記
おばあちゃんがBL?! と、注目を浴びた「メタモルフォーゼの縁側」だが、BLのカリスマ武宮恵子氏だって70過ぎなんだから、そんなに驚くことでもなかろう…。

夫を亡くして独り暮らし、書道教室を開いて地域の人たちと交流しながら暮らす、市野井雪 75歳
両親が離婚し、母と公営住宅に暮らす、佐山うらら、17歳。

おばあちゃんと孫、くらいの年の差の二人。だがあくまでも、好きな作品を語り合う"お友達"なのだ。
「あなたのことを孫のように思っているのよ」というセリフは登場しない。

市野井さんの暮らす、風情ある日本家屋や、淡々、かつしっかりと家事をこなし、美味しいものを作る暮らしぶりに惹かれた。
こんな老後、いいなあ。
だが最大の魅力は、少女(女性)マンガならではの、繊細な心理描写ではなかろうか。いわゆる少女漫画雑誌に掲載されていないが、その点では少女漫画だと思う。
特に、市野井さんが、自分の人恋しさを自覚したときのエピソードが秀逸だった。

「最終回は、どうなるんだろう」
私の貧弱な想像力では、市野井さんのお年を考えると、不吉な終わり方しか出てこなかったが、いい意味で期待を裏切る、素敵な終わり方だった。
二人のお話は、どこかで続いていると思わせるような、すうっとした幕切れ。「この最終回は、ずいぶん悩んだだろうなあ」と思った。

二人が夢中になるマンガ「君のことだけ見ていたい」、かなりの名作だとおもう…私も読んでみたい。

その反面
「鬼滅の刃」の最終回は、がっかりした。
現代を舞台に子孫が駆け回るのは、同人誌に任せてほしいと思った。
原作の、ちょっとレトロな風情がなくなり、どこかあほらしささえ、感じた。
ああいうのはファンブックで、エピソードだけ、ちらっと入れてほしかった。
また、登場人物のイラストの羅列も、大層すぎる。作者がヒットしすぎた作品を持て余してしまっていることがうかがえるが、そんなこと伺い知りたくなかった(*_*)
義勇さんと実弥さんの結婚相手も気になるではないか。
他の気になる伏線も、回収できないままではないか。
「まあ、ご苦労さまです」としか言えない。
壮大な物語こそ、コンパクトに終わらせてほしかった。

銀杏のペンダント作りました

2020-12-08 12:51:31 | 日記


「クラフト トーカイ」で、小さい刺繍枠を見つけたので、銀杏を刺繍してみました。
布地は、奈良でみつけたもの。200円のはぎれでした。

紐を通してペンダントにしたものの、軽すぎてふわふわして、どうも落ち着きが悪いので、
中に一円玉を入れてみました。
最初は五円玉を入れようとしたけど、大きすぎて入らず、一円玉にしたけれど、
無いときよりも落ち着いて、良かったです。

その後、百円ショップ「セリア」で、そっくりの刺繍枠を見つけて驚きました。
でもやっぱり…ささくれがあったりして、いまいち。
割り切りで使うなら、百均も悪くないかもしれませんが…。

映画「鬼滅の刃」パンフレットはハズレ(ネタバレあり)

2020-11-04 13:42:33 | 日記
…世の中には2種類の映画がある。「鬼滅の刃」か、それ以外か。
と言いたいくらい、映画館の「鬼滅の刃」席巻ぶりは凄いものがあります。
上映スケジュールも過密でびっくり。平日にもかかわらず、15分置きの上映。バスかよ…。

ストーリーは原作に忠実でしたが、厭夢のいやらしさは倍増。「トンネルに頭ぶつけろよ」と思いながら見ていましが、
何と言っても猗窩座が良かった。
出現時のBGMのカッコよさ、雪の結晶出現のかっこいいCG。
ポスターにかけらも出現しなかった「隠し玉」、さすがです。製作陣の力の入れ方も、すごいものがありました。

パンフレットには、猗窩座の声優さんは出ておりません。

通常版が売り切れ、豪華版を奮発したのに、
声優さんの写真集買わされた。


かまぼこ隊と禰豆子、煉獄杏寿郎の声優さんが、何ページもやたらと美しい写真入りで出ていたが、こんなの別に見たくない。
厭夢の声優さんのコメントだって、読みたかった。
「名探偵コナン」のパンフに比べても、明らかな手の抜きよう。折角のCDを開ける気もしない。
所詮パンフレットは映画のおまけ。高いおまけだったなあ。このまま売ってしまおうかな。

出せば当たるもんだ

2020-11-04 13:37:08 | 日記
珍しく懸賞に当たりました (^O^).。
医療品の会社、白十字のキャンペーンを見つけ、絆創膏を買って応募してみました。
「鬼滅の刃」関連のキャンペーンの割に、地味だったせいか、残念賞の缶バッジが当たりました。
懸賞が当たらない私としては、残念賞でもうれしいです。


禰豆子ちゃんの看護師姿、可愛い(^O^)!

大塚国際美術館ふたたび

2020-08-27 10:33:57 | 日記
今からひと月以上前、梅雨真っただ中の淡路島を走って、大塚国際美術館へ行きました。
ほんの少しだけ前のことなのに、大昔のように感じます。
いつものように、ミケランジェロに迎えられました。

左側の、緑色の腰巻の人、とって付けたような胸ですが、もしかして男の人??


デルフォイの巫女。ムキムキで美しいですね。

今回は、だいぶ知恵がついていたので、まずお目当てから回りました。

やはりおさえておきたい「最後の晩餐」。


ブリューゲルの「雪中の狩人」。「びじゅチューン」では、猟犬たちに可愛い名前が付いていました。


ベラスケス。斜めから見られる幸せ♡
そして「ひまわり」。



食事は「ビーナスカレー」。ボンカレーの聖地ですが、違ったみたい。

木のスプーンは、舌触りがイマイチでした。

帰りにアマビエのクッキー購入。

カラフルで可愛いのですが、入っている種類には偏りがありました。仕方ないか…。