糸へん暮らし

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映画「ボヘミアン・ラプソディ」(ネタバレあり)

2018-11-09 14:46:34 | 日記
本日封切の映画を早々に観てきた。
年齢を重ねると映画が安く見られる。とはいえ年齢確認は必要かなと、免許証を持って有人窓口へ。
が、証明書は不要とのことで、券売機での購入を親切に説明してくださいました。
「日々是好日」と思われたかな? そっちも見たいけど今日はロックだぜ…

中学時代、学年で一番の秀才君が、クイーンのファンだった。
いいなと思ったけど、同時にどこか近づきがたいバンドでもあって、
特にあの有名な、闇の中に四人の顔がぼーっと浮かび上がるビジュアルが不気味で、
「通好み」の印象が根深かった。
だが、今聞いても新鮮なサウンドや圧倒的な歌唱力を改めて堪能して、「せっかく同時代に生きていたのだから、もっとハマっておけばよかった…」と後悔した。
好きなものは好き、と何で思えなかったのだろう?中高生にはちょっと無理だったのかもしれないけど。


映画の中のフレディは、当たり前だけど、実物とは違っていた。
太さが違う
顔が違う
キモさがちがう…本物はかなりキモかったからな…一番似ていたのはブライアン・メイかも。
本人が映画に関わっているから、似せやすかったのかもしれない。

最後の「ライブ エイド」のシーンが圧巻で、同時にあまりに切なかった。
エンディングのクレジットとともに、流れた「Don't Stop Me Now」がまた、切なさを倍増させていた。
改めてさようなら、Mr.Fahrenheit。

映画館に入ると、私語が全く聞こえなかった。
ついでに終わってからも、みんな一言もしゃべらずに出て行った…。

みんなまだ、映画の中にいたのだろう。そして同じような切なさを抱いていたに、違いない。