以前より気になっていたレンズを先日手に入れました。
SIGMA 40mm F1.4 DG HSM Art という
12群16枚構成、約1.2Kgの重量級のレンズです。
[シグマサイトより]
「シネレンズとして要求される画角と性能を前提として開発をスタートさせた初めてのレンズ」
ここが気になって、程度の良い中古を探していました。
さて、どんな描写なのか、昨日少し撮ってみました。
事前情報通り、シグマのレンズらしくピント面はシャープで、背景のボケがとても綺麗な感じです。
では、手持ちの他のレンズとどれくらい違うのか? という興味の元、撮り比べしてみました。
思い付きで色々レンズを替えながら撮影した為、画角、ISO、撮影距離などまちまちですが、基本的に開放絞りでの撮影比較となります。
同じ様な写真が続きます(笑)
SIGMA 40mm F1.4 DG HSM Art
CONTAX Carl Zeiss Sonnar T* 135/2.8MMJ
Canon FL 50mm F1.4
EF70-200mm f/2.8L USM 70mm
EF70-200mm f/2.8L USM 135mm
RF24-105mm F4-7.1 IS STM 44mm
RF24-105mm F4-7.1 IS STM 70mm
こうして比べてみると
・Zeiss Sonnar 135mmは若干色味が違い、ボケは癖も無くあっさりといった感じでしょうか?
・Canon FL 50mm F1.4は流石に50年以上前のレンズで解像感はもう一つ、ボケにも輪郭があったりしますが、使えないレベルではないかも。
・EF70-200mm f/2.8L USM は現行機ですが、既に発売かた26年も経っています。
解像感はそこそこで、F1.4とは比べられませんが、ボケは癖もなく綺麗な部類ではないかと思います。
・続いて、RFのキットレンズ RF24-105mm F4-7.1 IS STM 、解像感は、今時のレンズという事もあってちゃんとしています。
暗いレンズなので、ボケは期待できませんが、癖は無い印象です。
これらに比べ、SIGMA 40mm F1.4 DG HSM Art の印象はとろける様なボケが好みで、レンズの重さを差し引いてもいい感じかと…
開放で撮るのが癖になりそうなレンズですね~。
当然ですが、ピント面で何を表現するかで印象が大きく変わってくるでしょうから、主題をしっかり捉えないと…
RFマウントに移行して暫く経ちますが、RFレンズはなかなか手が出ません。
暫くはEFマウントのまま行くしか無さそうです。
マウントアダプター分長くなるのが玉に瑕ですね。
実際は、これにフードが付くので、望遠レンズの様です…