磐梯熱海駅から再びジオ線に乗り猪苗代駅を目ざす。
今度は裏磐梯へ向かう。
どちらかというと猪苗代湖より裏磐梯の方が観光のメインなのかもしれない。
ちょうど郡山駅行きと会津若松駅行きが猪苗代駅に到着。
裏磐梯高原駅までバスに乗る。
左に磐梯山を眺めながらの乗車となるが、坂は緩やかな感じである。
一時間もしないうちに裏磐梯高原駅に到着。
バス停の山側は、五色沼散策路の最後、柳沼。
桧原湖側は遊覧船乗り場やレストラン、土産物屋がある。
船に乗るまで時間があるので、湖を見ながら名物ソースかつ丼を食べる。
裏磐梯は前から気になるところだった。
どことなく函館近郊の大沼公園に似ているんじゃないかと思っていたからだ。
駒ヶ岳が磐梯山。そして多くの湖沼群。
東京からわずか2時間足らずで、北海道まできた気分を味わえる場所だと思う。
そしてそれが今、検証される。
おお!大沼公園のようだ。かってボートで遊んだことを思い出す。
どちらかというと裏磐梯はまだ開発されていない感じかもしれない。
船は北上し、岸に近づき、Uターンする。
クルージングは終わりに近づき、再び裏磐梯の迫力ある山塊が目に迫ってくる。
考えてみれば不思議なところだ。
磐梯山を挟んで南には海のような猪苗代湖があり、北には桧原湖を中心にした湖沼群が散らばっている。
ここはまだ落ち着いた雰囲気であるが、磐梯山山頂こそジオ線磐越東、西線のクライマックスともいえる場所かもしれない。
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